伊吹有喜のレビュー一覧

  • 風待ちのひと

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    ネタバレ

    読み残してたデビュー作
    「心の風邪」この発想ができるからこその作品たちなのだなあと
    ガソリンスタンドのくだり、そうやってくしか生きていけない感じはあるけど、キンコなら前を向いて生きててほしかったような

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    2021年04月12日
  • カンパニー(新潮文庫)

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    「雲を紡ぐ」が良かったので伊吹さんをもう一度。
    一番大事な場面を書かずに想像させるのね。世界で戦うソリストとバレリーナとダンサーがつくる世界。サラリーマンは会社から言われたらなんでもできる。強く心惹かれる場所で生きる。

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    2020年12月14日
  • カンパニー(新潮文庫)

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    11月-10。3.5点。
    会社が合併し、リストラの対象になった主人公。
    スポンサーになっているバレエ団の公演を手伝うことに。
    一方、マラソン選手のトレーナーの女性、選手が妊娠、引退しバレエ団の手伝いへ。

    ただの再生物語かなと思ったが、そこはさすが。
    ヒネりながら、上手くまとめて盛り上がる。

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    2020年11月11日
  • 天の花 なでし子物語

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    8月-28。3.5点。
    なでし子物語完結編。
    高校卒業と同時に、峰生を出ようとする耀子。その理由と、立海との関係を描く。

    第二弾、地の星の前日譚。地の星での疑問点が腑に落ちた。
    複雑な事情だが、よくぞ強くなったな、という感じだった。

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    2020年08月31日
  • カンパニー(新潮文庫)

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    面白かったです。誰かの為や夢に向かって頑張ることを思い出させてくれました。もう少しロマンス的な場面もあれば、と思いました。

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    2020年08月01日
  • 天の花 なでし子物語

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    ネタバレ

    2020/6/11
    伊吹さん好きやけどこのシリーズだけはストレスがたまる。
    子供時代のはすごくよかったんよ。
    でも2作目で大人になってて龍治と結婚したって?え?年の差!?え?リュウカ君は?ってなったやん。
    そしてその間に何があったのかが本作。
    ヨウヨが花開く前に摘み取ってしまったようで、龍治の印象はすごく悪かった。
    大人が子供をだましたように思ってたけど龍治は龍治で好きになってしまったんだね。
    わかるけどでもハッピーではない。
    落ちたところで咲きましょうみたいなことなのか。
    ヨウヨは咲いているのか、これは。
    リュウカ君も龍治もこれでいいのか。
    この後どうなるんやったけな?
    自分の記憶のなさが嫌になる。おあんさんになっててちょっと吹っ切れてた感じやったっけかな。
    誰もやりたいようにやれてなくてすごいモヤモヤするわ。
    現実的やけど現実いらんねん。
    追記:第4巻完結編があるそう。まだ結論じゃなかったんだ。期待。

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    2020年06月11日
  • 風待ちのひと

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    今の世の中の空気感で、自分の心も疲れている実感があり、少しほっこり楽な気持ちになれそうな本を読みたくなり、手に取った。

    心に傷を持った、39歳の哲司とキンコ(喜美子)が、夏のひとときに出会い惹かれていく。
    正直、第一印象は、哲司は少し偉そうで、キンコは元気と下品を取り違えてるオバチャンみたいで、微妙に感じたのだけど、
    一見、全く交わることがなさそうな二人が、いつの間にか、距離が近づいていくと、交わす言葉に、優しさや、哀しみを隠した明るさや、温度みたいなものが感じられるようになる。すると、不思議。二人ともが魅力的に思えてきて。こう言う二人が、これからの人生を支えあっていけたらいいな、と思う気持ちが出てきた。

    ものすごく心を揺さぶられるとかではないけど、読む前に思った、ほっこり優しい感じ。そんな時間をもらえたと思う。

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    2020年04月20日
  • 天の花 なでし子物語

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    『なでし子物語』『地の星』に続く三作目。どうやらこの続きも『常夏の光』として連載中のようです。

    天竜川の上流、かつて林業で財を成した財閥・遠藤家の大邸宅・常夏荘を舞台にした物語。
    どこかバーネットの作品『小公子』『小公女』『秘密の花園』等を思い出させるなかなか良い雰囲気で始まった『なでし子物語』。その20年後、没落した遠藤家を支える若い女主人の奮闘を描く『地の星』。でもねぇ、その方法が余りに小ぢんまりとした手作りお菓子製造であり、その過程もご都合主義満載のお仕事小説で少々がっくり。三作目にはなかなか手が出なかったのです。
    で、この三作目『天の花』。
    時系列的には『なでし子物語』に続く10年間ほど。『地の星』までにはまだ数年の空隙が有ります。雰囲気的にも『なでし子物語』寄りでバーネット調。しかし、どうも・・・・・。なんかすりガラス越しに見ているドラマという感じがします。
    大人のフェロモンたっぷりで格好良過ぎる龍治、11歳にしては天真爛漫すぎる(セドリックの様な)立海、「おしん」過ぎる耀子。キャラが立っていると言えばそうですけど、ちょっと不自然。脇役たちも基本良い人ばかりで相当なステレオタイプ。その上舞台が庶民の想像をはるかに超える常夏荘ですからね、どうも現実感に乏しくて。その中で進められる恋愛物語も、う~~ん、こうなるのか。。。
    作品単位で時系列を入れ替えた上に、この1冊の中でも時系列を入れ替えながら進める書き方も、ちょっとやり過ぎかな。

    でもこの作品、映像化したらとても面白いでしょうね。

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    2019年08月05日
  • BAR追分

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    ネタバレ

    *かつて新宿追分と呼ばれた街の「ねこみち横丁」の奥に、その店はある。BAR追分。昼は「バール追分」でコーヒーやカレーなどの定食を、夜は「バー追分」で本格的なカクテルや、ハンバーグサンドなど魅惑的なおつまみを供する。人生の分岐点で、人々が立ち止まる場所。昼は笑顔かかわいらしい女店主が、夜は白髪のバーテンダーがもてなす新店、二つの名前と顔でいよいよオープン! *

    優しい空気感が漂う作品です。
    それぞれ少し訳アリな人々が、触れ合いながらゆるゆると前に進んでいく、と言った感じでしょうか。
    「ボンボンショコラの唄」は少しだけひねってあるのが楽しい。
    タッチも軽く、さらっと読める短編集です。

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    2025年06月28日