樹生かなめのレビュー一覧
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日本画の大家を父に持ち、美貌と才能に溢れる若き洋画家・佐伯渓舟は、助手であり恋人でもある相良司とともに暮らしている。
小さなトラブルが起こることもあるが、強い絆で結ばれているふたりは幸せな毎日を過ごしていた。
そんなある日、司の過去を知る男、そして渓舟の過去を探る男が現れたことにより、平穏な生活は少しずつ狂い始めていき…。
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最初は攻めがメッサ受けの事が好きで、純愛で、お互い思い合ってるんだな…
と思ってたのに…。
トラブルをきっかけに…いろんな過去の事が出て来て話が180°回転しましたよ!!
チョットダーク?でしたが私は好きなお話でした♪
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母親は元モデル。父親は弁護士で二枚目。でも何故か息子は超肥満児体系な上に巨体で顔がゴリラ顔。あだ名は「ブタゴリラ」。しかし体系とは裏腹で心は純粋で繊細すぎてどうしても人と上手く接することが出来ない四天王寺寿杏と、高校時代の同級生で成績優秀容姿端麗、現在寿杏の父親の事務所に勤める若手弁護士、英駿二の話。(駿二×寿杏)。元になるストーリー的にはBLではありがちなお話(格好よくて出来る男×地味でいじめられっ子)ですが、そこにくっつけたキャラが奇抜!大体受けで地味でいじめられっ子て言うのは、小さめで華奢。でもよく見ると可愛い小動物系が多いと思うのですが、その間逆と云う所がこの本の一番の売りでしょう。そ
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エリート銀行マン(25才)×リストラ子会社出向バツイチリーマン(45才)
20才差カップル,年下攻めです。
45才だけど35才ぐらいに見える美中年の受けのかもしだす枯れた雰囲気がなんとも言えず私好みの設定です・・・そう,私はオヤジスキー(^^;)。不景気の中リストラされ勤めていた銀行の子会社に勤務する中年の物悲しさがよく描かれていてとても身につまされるお話です。けれど,お話が進むにしたがって(特に2作目『黄昏に花が舞う』では),自分の状況を悲観したりせず淡々と自分の仕事をこなしている主人公(受け)の姿勢に共感を覚えます・・・樹生さんのお話にしてはエッチは最初のみで淡々とした作品です。 -
Posted by ブクログ
日本画の大家を父に持ち、美貌と才能に溢れる若き洋画家の佐伯渓舟の助手であり恋人である相良司と共に暮らしている。
トラブルもあるけれどお互いを信じている2人にはさして問題もない毎日。
しかしある日、ある人物が現れてから変化が起き…。
読み始めは良くあるお互い好きでしっかりと結ばれた2人に誰かがちょっかいをかけてきてバタバタして、でも大丈夫となる話だと思っていたんですが途中からかなりダークな展開になり驚きました。
若い時の司への渓舟のワガママな執着が余りに凄くて。
ところ構わずとか何処までと。
それが原因となり司は、と。
辛い記憶を忘れて違う記憶で過ごすこと、良いと思う。
でもあえて辛い記憶を -
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本編でリキ、正道カップルの結果はわかってたのですが、もっと進歩して欲しかった、真鍋姐のように白無垢を来てる正道さんも良き。リキのお兄ちゃんに世継ぎができますように。
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龍&Dr.サイドストーリー
電子オンリー短編。正道視点。眞鍋、リキこと義信、晴信等々お悩み相談から繋ぎまで人知れず苦労している模様。超冷静沈着に対処しながら、リキへの思いは人一倍熱く一途です。
そして意外や意外、リキの方も!再び「参る」!今時とっても痛そうですが、それすらも幸せな正道。リキも幸せ? -
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自己評価低すぎる豚ゴリラの受けちゃんをちょっと想像してみたけど、体重200kって気が遠くなりました。
「割れ鍋に綴じ蓋」はこういう言葉でしょうね。
幸せになれてよかったものの、周りのどうこう言ってる失礼な人たちにはちょっとむかつきました。
それにいろいろ伏線(英君が高校も大学も受けちゃんについてきたような...、友達に貸したおカネとか)があったけど、ちゃんと回収されずに終わってしまってあららって!!!ちょっとがっかりしました。