駒形のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
▼レギュラー・イケメン秀才が若武、黒木、上杉、小塚の4名で、なぜか紅一点で主役アーヤ。この5名の中学一年生が「カッズ探偵事務所」を名乗り勉強の合間に難事件を解決していくシリーズ。
▼今回は若武が一目惚れした女子が、アーヤの学校のクラスの同級生で、しかもアーヤをちくちくイジメる「クラスの権力者イヤなやつ女子」だった。武田さんだったか。
▼どーしたもんかとしているうちに、武田さん(とその家族が)が
・万引常習の心病む不良女子であり(本人)
・両親は離婚準備中で罵り合い
・さらにどうやら知人に家を貸して大麻と覚せい剤の製造所に使わせている(親が)
という疑惑が浮上してそれを証明し、警察沙汰にな -
Posted by ブクログ
▼8歳の娘の愛読シリーズ。読書を語りあいたいようですが、学校では上手くその仲間がいないようで、親バカ付き合い読書。
▼本シリーズ初、この「シンデレラの城」は、前作「シンデレラ特急は知っている」と地続きの物語、つまり前後編の「後編」なんです。ただ、なぜか娘は「シンデレラ特急の方はパラパラとはみたけれど、イマイチだったので飛ばした」と言っていたんです。娘のまんま読んでいこうと思い、「特急」を飛ばして「城」を読み始めてから、「この2作が前後編である」ことに初めて気づきました。
▼最初から、という訳でピンチとクライマックスの手に汗握る展開で、それはいいんですが、
「え?フランスにみんないるの?」
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Posted by ブクログ
ネタバレ今の子達が読むのはどんなお話し??と思いつつ読んだ。
一言で感想を言うと
『現代の中学生、万能すぎる…』でした。
いや。単に万能な中学生という設定なだけかもしれないけど……。
おばちゃん、ついて行けないわ……すごく自分が年を取ったような感じがした。
けど、一部シーンは『昭和か??』と思うようなものもあり、いろんな点でちぐはぐな感じもする。
お話しは、万能中学生(万能すぎる)4人の男の子と平凡な女の子の探偵チームの話。
シリーズもので、一応『何処からでも読める』となっているけど、やはり途中からだとキャラクターや人間関係が分からない点が多い。
そもそも、なぜ、凡人主人公の女の子 -
Posted by ブクログ
▼第4作。みんな受験を経て中学生になって、主人公のアーヤは第一志望ではなく複雑。そのあたりの心情描写が、実はいちばんの主題かと。
▼そんなモヤモヤが、「かっこいい男子たちに紅一点で囲まれて非日常なスリルとサスペンスの探偵活動を行い、過程で少し背伸びした世間や大人たちの人間模様も見て、最後はスッキリ解決して終わる」ということで癒されたり気が紛れたり少し強くなったりしていきます。
(ネタバレ)
▼今回は、チームの一員がアレルギーになったことから、食品会社の偽装案件。最終的に主人公の同級生の父親の会社と判明、人命に関わることにならずに自首してくれて終わる。 -
Posted by ブクログ
▼探偵チームKZ(カッズ)シリーズの5作目。主人公たち小6で始まったシリーズはもう中1になってます。
▼今回の事件はメンバーの1人がジョギングルートの家の新聞が取られてないとこから異変を感じて…というもの。
そんな事件と並行して、このシリーズは主人公アーヤの一人称なんで、中1女子のわくわくや葛藤やコンプレックスなどが綴られます。まあ実はそっちが読ませどころなんだろうな、と。
※以下、ネタバレ※
▼事件は、一人暮らしのおばあさんが失踪?かと思いきや、ちょっと頭と心が?おかしくなっており、たれかを看護したいがため、たれかを怪我させたりして軟禁していた、という、ちょっと怖い話。