駒形のレビュー一覧
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▼娘(8)との付き合い&親としての好奇心で読んでいるシリーズ。第3作。
▼主人公のアーヤ(小6)が、中学受験をする。前作の終わりで受験シーズンが近づいていた。果たしてアーヤの受験どうなる。小学生の親としてはドキドキなところだったのだが、本作の冒頭で受験は終わっていた。やはり中学受験というのをねっとり描く狙いはなかったのだろうな、と。結果は、第1、第2希望を落ちて、第3希望の私立中学に進学することに。アーヤの家は兄(高校生)も私立だったはずだから、言ってみればかなりお金持ちの家庭。
▼相変わらずアーヤと4人のイケメン男子たちが少年少女探偵をする仕掛けですが、今回は前作と違って事件そのものはさ -
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▼藤本ひとみさん/住滝良さん、の、「名探偵KZ(かっず)シリーズ」第2弾。小3の娘がむさぼり読んでいるので親バカ心配性で確認読破。
▼「それぞれ性格に問題があるが、みんなイケメンで秀才で勝ち組で、煎じ詰めれば善良である男子四人組」と「偶然その四人と塾で特殊クラス(5人しかいない)で一緒になった、そこそこしか勉強も出来ず、特段の美人でもなく、友達作りも上手く行かないコンプレックスだらけの主人公女子」という、男4:女1のグループが、まず出来ていて、なんだか良く分からないけど「俺たちはこのグループで仲間だから」と、周辺で起きる事件に「少年少女探偵団」として挑みながら、仲良くなっていく・・・・という -
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▼8歳の娘が自分から「読みたい」と言い出して読んで、面白かったらしく、親にも読んでもらいたそうだったので。
▼主人公のアーヤは女子で小学校6年生だったかな。中学受験をするので塾に通っていて、特殊なクラスに入ったら、そこは自分以外男子4人しかいない。その4人がみんなKZ(かっず、と読む)というエリート集団(スポーツチームだったかな・・・)に属している、「文武両道イケメン優等生、でも性格はバラバラで」という面々。
▼アーヤはそれほどの優等生ではなく、友達も少なく、自信もない。なんだけどなんとなくその4人の優等生たちに何かとかまわれて、仲間になっていく。その過程の主人公の心理が一人称で語られ -
Posted by ブクログ
「動物と話せる少女リリアーネ1 動物園は大さわぎ!」タニヤ・シュテーブナー、2003(ドイツ)。中村智子翻訳、学研プラス。
小学生の子供が読んでいたのでドラドラと読んでみました。動物と話せる少女リリアーネがいて、さらにはリリアーネが笑うと周りの植物に花が咲く。すごいですね。ただ、毎度その能力で周りから不審がられて排斥されるので、今回の転校先ではその能力をまずは隠そうとします。
そこに絡んでくるのは、もの凄く文学が好きで教養が深い男子生徒です。ただ、この男子は男子でそれが露見すると、今手に入れている「イケメンでみんなが憧れる勝ち組男子」の王座から滑り落ちるんじゃ無いかと胃を痛めていて、必死に