コウキ。のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
仕事の関係で出会った雨森という男に予知夢を信じてずっと君を追い求めて来たと破茶滅茶な告白をされたユイ、仕事で接点を持ちながら宿無しの雨森を気にかけ世話を焼くうちにユイは彼の一途さに惹かれて行きます。
しかしこの話はそれで結ばれてハッピーエンドでは終わらず二転三転する展開があり、ネタバレしない程度にツッコミ入れると若干SFっぽい流れが入り、予知夢からして不確定な理屈ではありますがそんな設定を出してくるんか、と割と衝撃でした・・・ですが終わりは嫌いじゃなかったのでこれはこれで、というのが個人的感想です。
ただ、その流れがある故か読後の感想としては悪くは無かったものの全体的に詰め込み過ぎというか展開が早いです、2巻くらいに伸ばしてもう少しゆっくり進めてもこの設定量なら行けるのでは?と感じました。
今まで読んだBL漫画の中では比較的新鮮な作品で、話自体は結構ウルっとくるシーンもあるのでストーリー重視の人にオススメとは思いますが、悪く言うと世界観が今ひとつ纏まってない説明不足な印象です。
なので良かったのですが星3つにさせて頂きました。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ内容(「BOOK」データベースより)
九尾狐王家の世継ぎ・焔来の遊び相手として幼い頃から仕えてきた猫族の八緒。出逢ったときから惹かれてやまないその焔来が、初めての床入り「御添い臥し」を行うことに。経験があると偽って、焔来への想い一つでその御役目を勝ち取った八緒は、本当のことを言えぬまま許されぬ関係を続けることになる。種族が違うから焔来の仔狐を産むことはできない。添い遂げることもできない…切ない想いを胸に秘める八緒だが、身に覚えのない仔を孕み!?
遊郭シリーズしか手に取ろうと思えなかったのだけど、これはイラスト、裏の紹介文共に興味をひかれた。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ流浪の民であるロマの技芸集団の一員のマリカが偶然助けたのは、伯爵のオスカー。このオスカーは最初、どうしようもない放蕩伯爵で書かれていて、マリカでなくても幻滅しちゃいましたけど、そのあと、お互いを知る内に好意を寄せるようになっていく過程が丁寧に書かれています。
オスカー側の視点もところどころありますし、マリカの出生に絡む陰謀話も出ていて、エロシーンは少なめですが、エロシーンばかりのものよりはいいと思いました。
それにしてもマリカを誘拐したり、マリカの両親を葬ったりと、叔父さんはえげつないです。この親にしてこの子ありで、娘も最低ですけど。彼らが叩きつぶされたのはスッキリしました。
惜しいのはイラスト。コウキ。という絵師さんは初めてですが、表紙はマシですが、中のイラストにはがっかりしました。特にマリカがぶさいくすぎて、表紙と同一人物?って思うくらいです。絵師さんが違ったら、評価がちょっと上がるかもって感じでした。 -
購入済み
ゲーノー人
テーマでタイトルにスターの文字もある割りにどっちかってーと地味にまとまってます。ユーシは一穂さんの標準的な?どっか冷めてる低体温で浮世離れしてる風な子、対してコーキはちょっと暑苦しい子?(笑)。一穂さんだし!で粗筋もそこそこに読み出したら意外にも設定が高校生でちょっと新鮮でしたね。一穂さん作品、心理描写が的確で大抵の場合は移入出来る部分があるんですが本作はビミョーで盛り上がりに欠けた感じです。高校生故に?淡々とした展開からのボンっと火が付いたよーな官能的な件もなく、うーん普通に良かったけど一穂さん作品としたらどうでしょう、特記する点はない気がします。。
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Posted by ブクログ
ボディーガードとか、警護とか、身辺警護などを扱う特殊な民間警備会社が舞台の、好みにぴったりな設定でした。
食べさせてくれる相手を転々として野良猫のように生きる利翔。女物の服や靴のサイズでも大丈夫なほど華奢だけど、気性も荒くて口も悪いという、ちょっと苦手なタイプのキャラでした…
そんな利翔がチンピラに絡まれているのを助けたのが元警視庁のエリートの佐光。傷ついた利翔を手当てして自分の家に住まわせます。そして、佐光から自分の仕事のパートナーにならないかと言われた利翔は、始め反発心ばかり抱いてしまうのですが。
野良猫のようにろくでもない生活をしてきた利翔が、佐光と出逢ったことによって見違えるような成長を遂げていきます。
威嚇してばかりでかわいげがないと思ってたけど、時折見せるしおらしさがいいし、なかなか将来性がありそうで、読むうちに苦手意識が変化していきました。
一方、すぐ噛み付いてくる懐かない猫を手懐けようとする佐光は、仕事ではカッコよくてパーフェクトでも、プライベートは隙があったり甘かったりで、かなりギャップがあるところが面白かったです。
ストーリーの軸になる事件が、平凡で面白味に欠けたのが惜しかったです。冷静な描写で、それはそれでいいのですが、もう少し見せ場に生き生きとした臨場感や迫力があればもっとドキドキしまくったと思います。
エロ的にはいい絡みシーンがありました。積極的なのに後で羞恥する受w
もう少し甘いイチャイチャが見たかったですね~
ケビンのスピンオフで、そこのところ(萌え)は補充してほしいです!!! -
Posted by ブクログ
ネタバレ半ひきこもりでアイドルオタの侑史の前に突然現れたクラスメートの航輝。話したことすらないのに勝手に部屋まで上がりこんで来たこのクラスメートは、クラス全員揃ってないとさみしいしみんなでちゃんと卒業したいーなんていう手前勝手な理論を展開して、あれよあれよと言う間に侑史を強引に外の世界へと引っ張り出してしまう。
国民的アイドル『ほたるん』だらけの侑史の部屋を見て『キモ』などと物事はっきり言ってのける航輝の口調には、でも、1ミリの悪意もない。単純に思ったことを言っただけ…風の正直さに侑史も不思議と腹が立たない。
訳もわからないまま毎日学校へ連れ出され、放課後も頻繁に部屋にやってくる航輝に侑史は困惑する。どうやらクラスでも目立った存在らしい航輝がどうして自分みたいなオタクにかまうのか、戸惑いながらも侑史は航輝の半ば強引な訪問を受け入れていく。
でも種明かしはすぐにされ、学業の傍ら駆け出しの俳優でもある航輝は次の役作りのため、ひきこもりである侑史を観察したいのだと言う。
理由がはっきりして安堵する侑史は、航輝のペースに引っ張られ、次第に航輝のいる世界に溶け込んでいく。
航輝の方でも、初めこそ興味本位だったことは否めないけれど、侑史の繊細なやさしさ、真っ直ぐさに安らぎを覚える。侑史はちゃんと自分をわかってくれる。
侑史の言葉には嘘がないから。その言葉はいつも誠実だから。口から紡ぎ出されるモノと心のうちとはいつもきっかり同質だから。
俳優てしての注目度が上がるにつれ、次第に騒がしくなる周囲。気の置けない幼なじみ達のあえての無関心も心地よいけれど、航輝はやっぱり侑史の言葉が聞きたいと思う。
冒頭では、こんなふたりが一体どうやってお互いに恋愛感情を抱くのだろ…と思っていたけれど、案外スルスルっと恋愛にシフトするまで違和感なく読まされてしまった感じ。恋愛スイッチはなんだったんだろうな、とふと思ったりする。ふたりが潜在的ゲイだったって言うならふんふんと納得なんだけど。お互いがお互いを認め合って惹かれ合ってるのはよくわかったんだけど、ノンケ同士が誰よりも大切な友達を踏み越えて、恋愛対象に至るまでのプロセスがうすらモヤモヤ~としたまま、うまいこと読まされちゃったな。
航輝が実は国民的アイドル『ほたるん』の実兄で、兄妹がお互いに抱いているコンプレックスみたいなモノとか、まだ駆け出しの兄の伸びしろが脅威なのだと、そんな兄に勝ち逃げしたいという妹の切実な心理とか、結構良かったな。
航輝の普通にかっこよくて、そのことに気負ってなくて、時に子供っぽく拗ねたりするとこかわいくて悪くなかった。
青々しいキラキラっとした話でした☆