嶋津良智のレビュー一覧
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著者は、リーダーズアカデミー学長・日本リーダーズ学会会長・早稲田大学講師を務める。2005年日本のリーダーの在り方に警鐘を鳴らし、次世代を担うリーダーを育成することを目的とした教育機関、㈱リーダーズアカデミーを設立。
著書に「怒らない技術」「あたりまえだけどなかなかできない上司のルール」等多数。
ほんの少し怒りをコントロールするだけで人生は劇的に変わる。今まで失っていた成果、人間関係、時間、お金、健康が自分の元に戻ってくる。
自分が代わり、周囲が変わる。自分が幸せになり、周囲が幸せになる。
イライラや怒りへの対応方法には二つある。
①体質改善②7つの対症療法
上記を軸として本書は以下 -
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ネタバレ内容が「怒らない技術」というタイトルに合っていないので、どうしたのかな?と思っていたら、『雨がふってもよろこぼう!』というタイトルが改題・再編集されたものでした。
著者は『世の中でもっともシンプルな成功法則は「命と時間」を大切にすることです。』と書いています。確かに、怒ったりイライラしている時間は、時間を浪費しているわけで、時間を大切にしている行為とは言えませんね。
「雨がふってもよろこぼう!」ということは、どんなことでも「価値観のメガネ」をかけ替えることによって、うれしくないことをうれしいことに変えることができるということです。
多くの著書から名言の引用も多いので、成功哲学の入門書と -
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ネタバレ部下として、割と納得できた。部下のレベルがいまひとつ低い気がしたが・・・。あんまり好きな文章運びではないので★3。
<内容メモ>
非難よりも理解で人は動く
(人を動かす)より。
人を非難するかわりに、相手を理解するように努めようではないか。(中略)そのほうがよほど得策でもあり、またおもしろくもある。そうすれば、同情、寛容、好意も、おのずと生まれ出てくる
女性は男性以上に働く理由を求めている。やる気のある女性であればあるほど。人生のイベントごとにキャリアが分断されるので、自分自身の存在を肯定的にとらえるためにも納得感のある働く理由がなくならない。
目指す成果に影響があるかどうかで怒るか怒ら -
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対症療法
①価値観のメガネを掛け替える
目の前に起きた出来事には、じつは何の意味もない
その出来事に対して、あなたが意味付けし、「イライラする」「イライラしない」「怒る」「怒らない」を決めている
②相手のよい部分に焦点を当てる
③第一の感情を探す
怒りは第2の感情
第1の感情とは、不安・ストレス・痛み・悲しみ・苦痛・寂しさ・弱さ・絶望・悲観
第一の感情に気づくことによって、怒りの感情として表に出すのではなく、「自分の気持ちをきちんと伝えるにはどうしたらいいか」と考える
④相談相手に小さな不満を聞いてもらう
⑤目の前の景色を変える
⑥尊敬する人を演じる
いかなる問題も、その問題が -
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1に続き、2も読ませていただきました。
価値観の違い。というのは、どのような人間関係においても、溝が出来やすく、誤解を生みやすい物で、そこから小さな摩擦が生まれ、最後には収集がつかないようなケンカに発展する事があります。
どこにでも『自分の価値観が全て正しく、他人の価値観は間違っている。そして、それが何よりも正しいのだから、それに従わせてあげる。それを教えてあげる』。
と、誰よりも自分の価値観が正しい。という人が居ます。
しかし、私が会ってきたそういう価値観を持った人の大半は、他人の価値を認められずに、一人で全てを抱え込み、イライラを募らせていて、『本当に幸せなんだろうか?』と疑問を抱く -
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・プレイヤーとマネジャーの違い。プレイヤー:成果=能力+人格。マネジャー:成果=能力×人格。人格が0だと、成果も0に。
・49対51の法則。人が何かを決断・行動する時は、この法則で非常にわずかな違いで決めることが多い。「魔がさした」というように、ちょっとした判断ミスで犯罪に繋がってしまう可能性も。普段、赤信号を無視して交差点を渡っていないか?悪い心に負けていないか?
・優秀なマネジャーは、勤務時間の60%を部下とのコミュニケーションに割く。
・上司の「こうしてあげよう」と、部下の「こうしてほしい」との間のちょっとした誤解・配慮の無さ、でギャップが生まれる。「長いつきあいだからきっとわかってくれ