千葉リョウコのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
個人的には全作品「何がダメなのか」分からないけど、商業的にダメな理由を読むとそれなりに理解できる。理解はできるけど、でもあまり納得はいかない。書きたいもの書きたいなら同人誌でやってね、ってことなんだろう。
商業作家は「書きたいもの」だけでなく「読まれるもの」もちゃんと追究しなければならないんだという面が垣間見える、そういう点でも面白いアンソロジー。
これを読むと、BLという世界は意外にも(それともやはり?)保守的なんだと思わされるけど、世の中そんなに王道好きな人が圧倒的多数なの?と私自身は思ってしまう。受は受らしく、攻受絶対固定、登場人物は共感しやすい日本人で、死にネタなんて言語道断!っていう -
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2012/08/03
【普通の上】「うちの王子さま」のアトガキに、この本も繋がっていると書いてあったので再読。 テレビ局で大道具の仕事をしている:柳瀬×元タチ:真。 柳瀬にアルバイトに誘われ、どんどん口説かれ結局流されてネコ役に転向した真は正解だったと思う。 だって受にしか見えない(笑) 他→『さくらさくら』大学の助手:幸×真の元カレ:桜太。 エロ展開はちょっとムリヤリ感ありかなーと思うが、ストーカー体質ヘタレ設定の攻ならばよく頑張ったと言えなくもないか…。 『僕が彼を理解する方法』中学の時、気まずくなった二人が同じ会社で再会して恋人になる話。 昔、傷つけた方が追いかけるのは◎。 -
Posted by ブクログ
2012/08/03
【普通の上】表題作シリーズ、バツイチ子持ち:喜多田×タレント:ユズル。 喜多田の娘:アコちゃんのおかげで出会い、距離を縮めていけた恋愛話。 喜多田の表情があまり変わらないのでキャラがよく解らなかったが、最後の方に心配性で独占欲が強そうなのが解って好感度アップした。 これからはきっと娘の目を盗んではイチャイチャするんだろうなーニヤニヤ。 他→『深津社長と久住社長』大手芸能事務所社長:深津×ユズルが所属する事務所の社長:久住。 深津が久住に入れ込み過ぎる展開が意外だったが、魔性の久住が相手じゃぁ仕方ないよな…とも(笑) しかし、久住に嫌われたくないから仕事頑張る!と言ったって -
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Posted by ブクログ
*収録作品*
1.逃げるなら今だ
2.もう逃げられない
3.逃がすもんか
4.さくらくらくら
5.僕が彼を理解する方法
6.もう逃げない(描きおろし)
7.あとがき
作家買いしました。
1~3が表題作。
4が別の話かと思いきや実は表題作と同じ世界の話です。
5は正真正銘全く別の話ですがw
4がスピンオフってのが描き下ろし読むまで全然わからないのが良かったですねw
表題作の受けとかすごい可愛くて
元々攻めだったのが受けにされちゃうみたいなのも割と好きです。
さらっと面白く読めました。
んーでも何かもう少しパンチが欲しかったですかね。全体的に薄いイメージ。