越水利江子のレビュー一覧

  • あなたのとなりにある不思議 ぞくぞく編

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    いろんな作家の作品が一冊になっている本の良いところは作家との出会いがあること、悪い点は短編ごとに気分が途切れてしまうことでしょうか。
    どれも良作なので興味のあるタイトルから読むのもいいかも。血とか髪の毛とか白い影とか、そういう分かりやすいホラーは一切ないので、タイトル通りのぞくぞくがわかるかどうかは読解力と繊細さ次第かも。笑
    本の小ささと文章量に物おじしないのなら小学4年生ぐらいから読めるんじゃないかな。

    イラスト:表紙とタイトルロゴで損をしているなあと感じる。確かに内容とリンクしたものになっているが、内容をまだ知らない人間からするとごちゃごちゃして見にくいだけだし、内容が分かってから見ても

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    2024年02月20日
  • ベートーベン

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    このほんはあるおとこのこが天才作曲家になったおはなしです。
    このほんのおとこのこは天才作曲家のモーツァルトに憧れて作曲家になった6歳で音楽祭に行った天才作曲家ベートーベンが生まれてから死ぬまでが書いてある本です。

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    2024年02月09日
  • 東海道中膝栗毛 10 弥次・北のはちゃめちゃ旅歩き!

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    日本の古典で1度読んだものだったが、こちらの方が図解やイラストが多く、読み進め易かった。

    子供向けに省略されている部分も多いが、古典に触れるという面でとてもいい本だと思う。

    五.鳶とろろと夫婦喧嘩が面白かった!

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    2024年01月02日
  • 東海道中膝栗毛 10 弥次・北のはちゃめちゃ旅歩き!

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    やじさんと北さんは、楽しくてゆかいな人たちだった。お金をぬすんだのがばれちゃったけど、返したからつかまることはなくて、その後もすぐに「あはは」って終わって、あんまり物事を考えない感じだった。ケンカをふっかけたり、お金をまけさせようとしたり、子どもにだまされたりしても、「あはは」で、何があっても笑っているいるのがいい。
    江戸から伊勢まで、楽しい旅だった。江戸時代のずっと歩く旅、ぼくもやってみたい。
    それから、この本を読んだ後、旅行の広告を見たら、やじさんと北さんが出ているのに気付いた。(小4)

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    2022年03月06日
  • 笑い猫の5分間怪談(8) 悪夢の化け猫寿司

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    一気に読んだ!おもしろかったーーー。
    ちょっと怖いけど、笑えるところもある。2歳なら多分泣く。
    好きなキャラクターは、鈴村ミサキや三池タクト、笑い猫、、、みんな!

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    2021年04月22日
  • ヴァンパイアの恋人 誓いのキスは誰のもの?

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    ヴァンパイアのギディオンがルナを襲うところがピンチ!フィオナとエルゼヴアールがいて良かったです!エルゼヴアールがお気に入りのキャラクターでした

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    2019年10月27日
  • あなたのとなりにある不思議 ぞくぞく編

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    ぼくはこわい話が好きなのでこの本にしました。この本は、こわくてきょうみがでて、おもしろいです。こわい話がきらいな人でも、おもしろいのでぜひ見てください。

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    2019年02月13日
  • ガラスの梨 ちいやんの戦争

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    戦時中でもたくましく生きる人々。それをたたきつぶす空襲が、衝撃的。馬や犬など、動物たちが印象的でした。

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    2018年12月18日
  • 風のラヴソング(完全版)

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    登場人物の背景が巧みに描かれている。伏線をたどる楽しみも充分味わえる。著者 越水利江子さんの文学性に感嘆しました。また、おっかけたいです。短編が、バラバラではなくうまくつながり合い、やがてラストがに意外な展開となって印象を更に深める。舞台は、現代とはいえないがいつの時代に手にとっても心に染みる不思議な作品。

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    2011年08月16日
  • 忍剣花百姫伝 めざめよ鬼神の剣

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     最近、忍たま乱太郎や八犬伝の映画を観たからか、ふと小学生の時に読んだ「忍剣花百姫伝」を思い出しました。当時は児童向けの「Dream スマッシュ!」版を読んでいたのですが、一般向けのこちらの文庫があると知り、内容をほとんど忘れていたので初めて読む気持ちで本作を読みました。
     さくさく読めてあっという間に全7巻読み終わりました。後半になるにつれ壮大な物語になり、SF要素もあって面白かったです。ただ、大人になり読書歴も長くなった今読むと、随所で深掘りがもう少し欲しい……と感じてしまいました。かといって子供向けの甘いストーリーというわけではなく、つらさ厳しさがあり、特に結末なんかは唸らされました。

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    2025年01月12日
  • 東海道中膝栗毛 10 弥次・北のはちゃめちゃ旅歩き!

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    ネタバレ

    十返舎一九の「東海道中膝栗毛」。子供にもわかりやすく書かれている。
    弥次さんと北さんがお伊勢参りの旅にでる。お金がないのに旅にでるのがなんとも楽観的だし、茶店でお餅を食べたり、俳句を読んだりするのが面白かった。
    怖いシーンではページの全面の背景が真っ暗になっていて、よく考えられた構成だなと思った。

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    2024年02月28日
  • ガラスの梨 ちいやんの戦争

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    ネタバレ

    昭和16年に小学校3年だった大阪生まれの主人公が、戦前・戦中・戦後、どのように生活したか また、当時日本はどのような状況だったかを具体的に実話を元に描いた物語だった。
    今まで色々な、太平洋戦争を元にした物語を読んできたが、1番悲惨な環境だなと思った。

    赤ちゃんの時に亡くなった子供を含めて10人。そのうちの5人と両親の家族だった主人公。

    京都在住のサバサバ系長女。婚約者が戦死。母と主人公、三男の生活の手助けやお金の工面をしてくれた。のちに結婚し、主人公の娘を養女とした。

    結婚後、吹田市に移住した長男。嫁のせいで人間性が変わる。母と主人公、三男、愛犬が居候してきた時は、嫁のいいなりだった。

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    2023年10月09日
  • 竹取物語/虫めづる姫君 2

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    ネタバレ

    絵本では省略される5人の貴公子の話や帝の話が載っています。「竹取物語」のお話全体が分かりやすいです。

    貴公子からの求婚を断りたいけれど、翁や嫗のこともあり、無下にできないかぐや姫の心情がわかります。
    一方で、帝には心が傾いている印象がありました。もしも、月の天人が迎えに来なかったら……?という想像もできます。

    「虫めづる姫君」も面白かったです。
    ちょうちょになる前の毛虫や蛙などを愛でて、物事の本質を見極めようとする姫君の言動は現代に生きる我々が読んでも、心打たれるところがあるのでじゃないでしょうか。

    字が大きく、ルビが振っています。イラストも多く、特に巻頭にイラストによるナビのページがフ

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    2022年12月28日
  • ガラスの梨 ちいやんの戦争

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    戦争は人を壊し、仲良しだった人をも引き裂いてしまう。紙切れ一枚で大事な家族を招集して、紙切れ一枚で存在を決してしまう恐ろしい国。戦死するのが名誉で、戦死したらおめでとうと言われる。金属だけではなく、飼い犬も兵隊のために献納する。それがかつての日本だった。戦争の直接の描写自体も恐ろしいが、戦争へ向かって突き進む国の描写もまた恐ろしかった。本当に戦争は二度としてほしくない。犠牲になるのはいつでも一番弱い非戦闘民なのだから。

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    2022年08月23日
  • ガラスの梨 ちいやんの戦争

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    前から気になっていたもの。戦禍の大阪を舞台とした児童文学。戦争は絶対に繰り返してはいけない。著者の母がモデルと言うだけあり、真に迫るものがある。

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    2022年06月07日
  • 竹取物語/虫めづる姫君 2

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    ネタバレ

    2022年5月25日
    保育園にいた5歳ごろに絵本で名前は違ったけど竹取物語をよんだことがある。
    改めて保育園で見てから4年ぶりに見たら少し感想が変わったような気がする、、、。
    最初におじいさんが光る竹を見つけた時よく姫を切らずに済んだなwwと思いました。そして、その後に「虫めづる姫君」の話が出てくる。これもまあまあ面白いww

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    2022年05月25日
  • 東海道中膝栗毛 10 弥次・北のはちゃめちゃ旅歩き!

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    非常にわかりやすく面白く書かれている。
    原典が難しいという人も多い。自分もその一人。でも、これなら読める。

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    2020年05月16日
  • ガラスの梨 ちいやんの戦争

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    今!戦争文学!
    子どもたちに伝えたい
    戦争の残酷さを
    繰り返し伝えなければと
    世界をぼんやり見てるだけでも思ってしまう

    お母さんの実体験をもとにつづられた描写
    息がつまる

    大人と子どもに向けられた作者の熱い想いを感じる

    ≪ 暴走の世界が行く先 あの恐怖 ≫

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    2018年10月01日
  • 視えるがうつる!? 地霊町ふしぎ探偵団

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    地霊町が舞台の物語を複数の作家が書いています。
    その町にある緑谷小学校の運動場の片隅にあるナギの木と、
    その周囲を毎日清掃して清めている神主のそうじん。
    そのペットの黒子に毎回色々な子供達が関わり、恐怖体験をしたり、霊の為に涙を流したり、過去に思いを馳せたり。

    各作家の癖が強くないのか、この人数で各話を書いている事を殆ど意識しないで読めました。
    特にそうじんと黒子に関してはブレる事がないので良い感じです。
    その分、関わってくる子供達の個性が出てます。

    全体的に怖さは抑えめ。 でも、ちょっとゾクゾクする感覚。 なかなか良い感じです。

    ただ、探偵団とつける程の謎解きがあったようには、感じなか

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    2014年07月20日
  • 忍剣花百姫伝 めざめよ鬼神の剣

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    ネタバレ

    忍剣花百姫伝はすでに出ているDream スマッシュ版で最終巻まで読んでます。が、スカイエマさんの表紙を見たら買わずにいられません。
    そして今さらのように気づいたのですが、第1巻は未読でした…orz 
    中世の日本を舞台にした剣と魔法と愛の物語である花百姫の世界に、初めて足を踏み入れる新鮮さはありませんが、すでに最終話まで知っている身としては、いろんなところでほくそ笑んだり、「すでにここで伏線が!」と唸ったり、込み入った人物関係の整理ができたりして、楽しく読み進めることができました。捨て丸時代の花百姫の話は、その後ほとんど出てこないだけに、貴重です。

    基本シリアス路線なんですが、たまーにコメディ

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    2012年05月16日