久我有加のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
芸人シリーズ。センセのデビュー15周年を飾る作品です。
二世落語タレントの満と、落語一筋の冨秋との男前な恋物語でした。
芸人シリーズ未読でも、しっかり楽しめます!
相手の腕前を認め合い、時に意識しあって切磋琢磨する中で生まれる恋心って、ぐっときます。
出会いは最悪だったけど、冨秋の素直で正直な性格が満の心を動かしそれが恋に発展するまでが、とても自然で微笑ましくて、胸キュンが止まりませんでした。
同じ道を目指す二人なので、恋人同士でありながらライバル的な立場でもあり…複雑です。
勝った負けたというよりも、果たして自分はちゃんと相手と肩を並べることが出来ているのか?というところでの葛藤なんでしょうね。
落語一筋でオクテだった冨秋が恋に目覚めて、満の芸だけではなく恋人としても嫉妬してしまうところとかね~
もう、一生懸命でかわいいし、かわいそうだし…で、悶えました(笑)
芸が絡む悩みが深刻になりそうなストーリーなのですが、そこのところはちゃんと糖分多めに仕上がっていて、楽しく読むことができたのがよかったです。
書き下ろし「茨の道でも恋は恋」は、読むまではおまけ的な番外編かな…と、あってもなくてもいいエロサービス的なやつかと思っていましたが。
泣けました…!
満視点で、彼の本音が綴られていたんですが、これがもうたまらなかったです。満もああ見えて実は必死に芸を追い求め悩み抜いていたんだなと、その苦しい胸の内がしみじみと伝わってきました。
愛する冨秋にメロメロなのも再確認w
市よしにいさん、グッジョブ!
エロ的には、初々しい冨秋を究極の優しさで攻めまくる満に萌えました!!関西弁がいいです。ラブラブ。 -
Posted by ブクログ
売れないお笑いの二人がそれぞれの相方と別れ、そして出会います。流れ星と間違って願ったのは、なんとパイロットランプ。一億分の一なら願いは叶うんじゃないか・・・。更にその夜いきおいで二人は身体を重ねてしまいますが・・・!?といったところから二人の話は始まります。
秀永が結構冷静で真面目なんですが、笑った顔がコワイらしく、ハルが「めっちゃコワ!」と言うのに思わず笑みがこぼれました。
イチからやりなおすと決めた時ハルの中には「お笑いが楽しい」という初心が戻ってきたせいか、本文中の二人がとても生き生きしてみえました。
「何でやねん!」がお好きな方も、二人のエピソードも少し出てきますので、嬉しい気持ちが芽生えますよ。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ結果的に知らないのは巴ちゃんだけだった気が。
何なら読者もタイトルで葛目さんとの関係性知っちゃっているので。
幽霊騒動はさくっと解決して、様々な事件に首を突っ込んでいくタイプかなと思っていたら、がっつり一冊かけての解決だった件。
幽霊騒動が思いのほか大きくなり、その最中で理解し合ったり、喧嘩しちゃったり、それからまた仲を深めたりと、そんな巴と葛目さんのやり取りをハラハラしつつ、ほっこり見守るという。
二人とも明治時代とは思えない革新的な(悪く言ってしまえば変わり者な)性格で相性よかったし。
互いに自分をちゃんと受け入れてくれるんだと思っているところがよかった。
終わりの自転車のシーンや、半分こする約束を覚えていたシーンとか最高でした。
いつまでも見ていられる二人だったなあ。
巴ちゃんが関西弁で台詞のテンポがいいのがまた。
暫く自分も関西弁が抜けなくなるほど影響受けたし。
事件は真相というかからくりというか、どういう狙いだったのかは分かるものの、どう解決するかまでは見せないスタンス。
巴ちゃん視点の話なので。
彼女が知らされなかった部分は、読者側にも分からない仕様。
一から全部説明してくれる話ではないけれども、二人の関係性を見守る話としては、事件をどう収めたかという、ちょっと暗い部分を敢えて見せなかったのは英断だったと思う。
寧ろ見たいのは、婚約した二人のその後だなあ。
本当にいつまでも見ていたい二人だった。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ▼あらすじ
音を出せないピアニスト×料理男子+狸の神獣の、愛情料理BL!料理男子の結希の前に、突然人語を話す狸が現れる。スランプ中の有名ピアニスト・泉水のために、定食屋の亡き祖父のだし巻き卵を作って欲しいというのだ。嫌々応じた結希だが、何故か食事の世話をすることになり…!
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ストーリーの完全度:普通
トーン:ほのぼの・せつない
エロ度:低い
萌え度:普通
総合評価:★4.0
お料理上手な受けが攻めの胃袋を掴むお話でした(笑)
作中に出て来るお料理が皆どれも美味しそうで、夜中に読んでいたらお腹が空きました。特にだし巻き玉子が美味しそうで…(´^ω^`)
ストーリーについては取り立てて派手な事は起こりません。
関西弁を話す不思議な狸と一緒に暮らす天才ピアニストの泉水と、ひょんなことから彼の食事の世話をすることになった極々一般的な大学生の結希。
結希に対して最初は素っ気ない態度を取っていた泉水ですが、彼の作る料理に心を動かされ、次第に二人とも打ち解けていきます。
テンポ良くさくさく進むので読み易くはあったのですが、中にはうーん…と思うシーンもあり。まず、結希が泉水に対して恋心を自覚するタイミングが早いのです。これについては読んでいて「えっ?もう?」と思ってしまったので、もう少し引っ張ってほしかったな。
あと、もう一つ。こちらも結希についてなのですが、泉水を守ると言っておきながら途中で逃げ出すシーンが個人的には一番無いと思ってしまいました。
まぁ、逃げ出す理由は分からなくもないのですが、それでもやっぱり薄情に思えてしまって。泉水の気持ちを考えると辛過ぎますし、その選択だけはしないで欲しかったなと残念に思いました。
あとはストーリーにもう少し鉄太郎を絡ませてほしかったです。初登場時こそインパクトがありましたが、基本、鉄太郎は結希の料理を食べるか留守にしているかのどちらかなのでそこまで面白味がないというか何というか…。狸がメインだと思っていた私には少々物足りなかったです。
とはいえ、鉄太郎が留守にしていたのにはきちんと理由があり、その真相が語られるシーンでは不覚にもほろりと来ました。この作品で最も健気なのは間違いなく鉄太郎ですね…!(T_T)
因みに特典ペーパーは鉄太郎好きなら絶対読んだ方が良いと思います。このペーパーを読むか読まないかで読後感が変わって来るので…。
とまぁ、そんな感じで多少引っ掛かる部分はありつつも最後まで飽きる事なく楽しく読めた作品でした。それにしてもだし巻き玉子が食べたい…(笑) -
購入済み
絵師さんが苦手…
久我さんの作品としては異質な感じがするけれど、ハードな世界観と主人公2人のカッコよさがすごく良かった!
受けにやたらに懐く雛ちゃん達が可愛くて、シリアスなストーリー中にもひと息つける。
ただ、個人的な好みの問題ですが、この絵師さんの「カッコいい攻め」が、私にはあんまりカッコよく見えないのが☆-1です。