久我有加のレビュー一覧

  • それは言わない約束だろう

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    漫才師シリーズの番外編

    栄光の影に存在する夢をあきらめなければ
    ならなかった人間が丁寧に描かれていて
    その挫折や苦悩が味わえます。
    本来ならばこういう裾野の人間の方が
    圧倒的に数が多いはず。
    それでもちゃんと自分でケリをつけて
    自分の道を歩めるところが素晴らしい。

    単なるサクセスストーリーを読み飽きた方に
    是非お勧め。

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    2009年10月04日
  • 月も星もない(2)月よ笑ってくれ

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    08/6/11
    続編。
    お笑いブームの終わりという芸人さんには笑えない山あり谷ありな話でした。
    夫婦漫才はプライベートも仕事も一緒だと良し悪しだなーと思いました。
    面白かったので先輩芸人さんのお話も読んでみます。
    『別れんでも苦しかったけど、別れたらもっと苦しかった』244P

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    2009年10月07日
  • 月も星もない

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    08/6/3
    芸人さんカップル。
    関西弁のBLといえば久我さん!!というくらい絶妙なテンポの文章を書かれるので読んでいて楽しいです。
    今回は芸人さんのお話だったので特にそれを感じました。リアリティもあったし。
    大阪に住んでいたときバイト先に売れない芸人さんやロック少年がいたので当時を懐かしく思ったり。。。
    続きがでているそうなので読んでみようと思います。

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    2009年10月07日
  • 恋は読むもの語るもの

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    芸人シリーズ。
    初めての講談師。

    パワハラでメンタルがぼろぼろだった受けが、誘われるままに入っ楽しみ講釈場で聞いた講談に号泣する。
    その後、その時に読んでいた講談師の追っかけを経て自分も講談師になるべく入門する。
    会社員時代に痩せ細った身体も少しずつ回復してきて最初に習う軍団も覚えている途中である。

    久我先生の作品は漫才や落語、そして今回は講談と、他の先生の作品には無い世界が描かれていて、私は元々詳しくないけれどその世界の事が分かりやすく描かれていて良かったです。
    でもどうしても恋愛部分が後から付いてくる感じで、今作はそれが顕著でした。受けが自分の気持ち(恋愛)に気づくまでも時間が掛かった

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    2024年03月31日
  • 片恋の病

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    ネタバレ

    中堅のお笑いコンビのお話。

    相方を好きすぎてどうにかなりそうな(おそらく)受けの話。
    デビュー直後からその実力で関西ではそこそこ売れているけれどイマイチブレイクせず、漫才の全国コンテストで昨年は決勝で敗れた。でもそれは自分の恋心が原因では?と悩む。そして今年、5次まであるコンテスト、その3次の時に攻めの元、結婚相手の連れ子から告白され、自分が相方に片思いしているのを知ってると知る。
    少し前からマネージャーの見習いで付いている女性が攻めと仲良さそうにしてるのも気になっててグチャグチャである。
    攻めは元々飄々としてて何を考えているのか分からず、だけど、受けが悩んでいるのを見て、恋人になる?と提案

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    2024年03月30日
  • 好きになってもいいですか

    ネタバレ 購入済み

     年上(黒谷)×年下(律)、そして両方童貞!
     前半受け視点、後半攻め視点。

     攻めの性格が新鮮だった。お堅くて真面目な喋り方と性格の攻めキャラが多いなか、黒谷は何もかもが明るい。もっとこんな攻めが増えて欲しい。
     律のウブで乙女思考なところがものすごく可愛い。癒される。でも精神年齢がちょっと幼すぎる。
     
     登場人物は、攻めの黒谷、受けの律、律の幼馴染(女)、黒谷と律のバイト先の夫婦、そこにくるお客くらい。
     黒谷の大学の頃の同期(女)の登場で、律がモヤモヤするシーンがある。

     メッセのやり取りが『』で囲われてなくて、地の文で表現されてたからそこだけ少し読みにくかった。
     エロ度は下の中

    #ほのぼの

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    2023年06月06日
  • 【無料】COMICフルール vol.2

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    vol.1の続きの作品が載っているわけではなくて(続きのものもあるのですが)、新しい作品が多く載っています。

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    2022年12月20日
  • 新入生諸君!

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    『寮生諸君!』のスピンオフ。でも単体で読めます。
    うーん。悪くないんだけど、受の性格があまり合わなかったかな。
    ウジウジしてないところはいいんだけど、なんだかヒステリックにも見えたりして。まあ絡まれてるシーンが多いから、仕方ないんだろうけど。
    なので後は好み。寡黙攻があたたかく受を見守っているので、お好きな人はぜひ。

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    2022年12月17日
  • 満月に降臨する美男

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    ネタバレ

    クライマックスまでは最高でした。
    不思議BL的にも、お仕事BL的にも。
    融合後の受がイマイチ受け付けない…

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    2022年11月28日
  • 七日七夜の恋心

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    良い場面とつまらない場面の差

     初めて守博が弥助と関係を持った場面が、筆おろしをしてあげるお姉さん♂感があって素晴らしい。
     弥助の外見は平凡な見た目であまり唆らないが、言動や仕草に加え京都弁なところで存分に色気を放っている。
     落語シーンというか、専門的な場面が多くてちょいちょいすっ飛ばしてた。

     守博に片思いされてた時は、冷たくしたり弥助からする以外は連絡するなと言っていたのに、いざ付き合って守博が人気になり会える日が減ると「ヒロ君のくせにムカつく」と言ったり、ファンの女に嫉妬したりとめちゃくちゃ可愛いです。

     キャラ設定にはゲイってありますが、男だけではなくて女とも遊んでいて、ゲイ寄りのバイなのでゲイ受けではない

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    2022年06月08日
  • 知らえぬ恋は愛(かな)しきものぞ

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    久我さんらしい控えめ受を堪能。対する攻は植物愛に熱い好青年で、事件もおきて解決して、二人の結びつきがより深まって…とそれこそ王道のお話。
    ただ、受視点なので受の恋心はわかるものの、攻がノンケ的な清々しさがあるせいか、恋愛になるのがいささか唐突な気も。受がダウナーなところがあり、魅力を感じるのが難しかったかな。
    書き下ろしで、受をこっぴどく振った相手のその後を知ることになり、ザマァとまではいかないものの、ちょっとすっきりしました。

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    2021年11月03日
  • 獣の牢番 妖怪科學研究所

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    唐突なサブタイトルがネタバレっちゃネタバレか。妖怪はあまり関係ないが、謎解きする所長は仏頂面だし、陽気な華族のぼっちゃんも出てくるし某妖怪小説を思い浮かべてしまった。

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    2021年10月11日
  • 何でやねん!(1)

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    シリーズもの。
    包容力のあるヘタレワンコ攻とキツめ男前美人受。
    漫才を題材にした話は初めてでしたが、テンポが良くとても面白かったです。唯一無二の相方になっていく2人の関係の変化が良い。

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    2020年12月12日
  • 山神様のお嫁さま【電子特別版】

    aki

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    神様と人と

    素直で家事能力が抜群な大学生・穂高。亡くなった祖父母の家を片付ける穂高の前に現れた怪しげな男。おむすび大好きなその男は山神様で……。
    うっかり耳を握ったら婚姻成立!あららー。力を失いそうな状況でも山神様は穂高の意思を尊重。そして穂高も、自分の道をしっかり歩く姿が好印象でした。
    山神様の眷属である雀・クリとマメがかわいい。ポケットからひょっこり顔を出したり、おもちにはしゃいでいたり、かわいい。それから、山神様が力を得るために……と言う定番のアレもあります。
    留吉の件はありますが、全体的にはほのぼの。ただ結婚しても神様と人のままなので、この先寿命とかどうなるのかな?とちょっと気になりました。

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    2019年12月11日
  • 隣人はドアを叩く

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    ネタバレ

    なんだろ、特別な設定でも展開でもないんだけど好き。
    功平さんの戸並くんへの想いが可愛らしいからかな。
    私なら常務の息子に行くけどな。
    麻生さんの絵、すごく好きなんだけど、たまにサイズ感おかしいときがあってちょい驚く。コビトがおる時がある。

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    2019年06月13日
  • 鬼神様はパフェの虜につき

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    主人公の目の前に現れた一人の鬼。主人公を鈴鹿御前本人と間違えるが、主人公の作るパフェに魅了されていき…というお話。
    わかりやすくて万人向け。恋愛要素も無理がなくサラッと読めます。

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    2018年08月28日
  • 酸いも甘いも恋のうち

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    タイトル通り。受視点の本編では残念ながら受の良さが理解できず、なんで攻が受を好きになったのかわからなかったけど、攻視点でこれはむしろくっついてからのお話がメインだと気づく。互いの藝に強く惹きつけられているものの、それぞれが自分自身を認められずに苦悩する。
    現実にはありそうだけど、甘さに流された感が残った。

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    2018年08月03日
  • 片恋の病

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    コンビの相方にずっと片想いをしていた受が、漫才のコンテストを控え、恋心と芸に悩むお話。
    受の悩みが長かったわりには、攻があっさりと解決していったような。芸人としての背景はしっかり書き込まれているので、その辺は興味深く読めました。

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    2018年07月14日
  • 恋の二人連れ

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    ネタバレ

    めっちゃ健気な受でした。見た感じはほんわかとおっとりしてる感じなのに、ちゃんと言うところは言う!ってのがいい。攻はう~んどこがいい?と言われると困るんだけれど、受が可愛くて仕方ないくせにうまく表現できないっていうか受を泣かせ過ぎだな~!

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    2018年03月11日
  • 初恋列車

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    ★3.6
    攻めがめっちゃ一途だった。幼少期に初めて会った時に一目惚れしてから、離れ離れになってた期間にもずっと連絡とってたとか、相手の趣味に付き合ってニコニコして寄り添ってるとか攻めの一途というか執念がすごい(笑)だから最初2人の温度差すごかったけど、受けが急に意識しだしてからの変わりようや狼狽えっぷり可愛かった〜。

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    2017年04月09日