久我有加のレビュー一覧

  • 恋の二人連れ

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    小説家の間宮と編集者梓の話。必要なことを口に出さない(出せない?)2人だな。とヤキモキした。不安になったときに素直に言えば、問題なかったのに...。それでもお互いのことが大好きで、大切なのはよく分かる。少しずつ相手を理解していけば、もっと幸せな2人になれそう。今でも充分かもしれないけど...。

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    2019年08月04日
  • 山神様のお嫁さま【電子特別版】

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    山神の颯と人間の穂高の話。
    穂高の自分本意ではないというか、人のことを第一に考える性格はどこからきたんだろう?と不思議になるほどだった。本人は自然に行動しているし、みんなにおにぎりを作るためのお米を貰ったときも、本気で嬉しそうだったし...。
    みんなでワイワイご飯を食べている姿がほんわかして好きだった。

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    2019年07月16日
  • 恋を半分、もう半分

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    ネタバレ

    芸人シリーズ落語家編。今回は大学の落研を舞台にした、イケメン先輩×新入生のお話でした。

    芸人シリーズとはいえ、大学生活の中で芽生えた恋がメインになっているので、気構えなく物語の世界に入っていける雰囲気です。
    雑誌ディアプラスに掲載されていた本編は卓人視点で、元宮との出会いから落研に入って落語に興味がわきハマってしまうまでの心境と、元宮への気持ちを自覚して慣れない恋に悩みはじめる初々しい姿が描かれています。とんでもない女に迷惑行為を受けるけど、それがきっかけで両想いになってからはほんとに糖分多めでキュンキュンさせられながら読みました。
    …卓人はわからなかったみたいだけど、落研の仲間たちや読んで

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    2019年02月22日
  • 恋を半分、もう半分

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    良かったです。引っ込み思案な主人公が落語に出会い、少しずつその魅力にのめり込むと同時に、優しい先輩に好意を持ち始める。心情がとても丁寧でかつ落語の魅力を読み手にも受け取りやすく書かれていて、読みながらとても心地良かったです。やっぱり作者に、本当に好きなものを書いてもらうのはいい。
    ただ、落語と先輩とのキャンパスライフを謳歌するお話だったので、その後の主人公の進路には疑問。攻と一緒にどうしてそういう方向へ…?と違和感をぬぐえなかった。

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    2019年02月03日
  • あの日の君と、今日の僕

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    ヘタレ攻と男前受。
    告白され、恋愛面で優位に立っているはずの受が、ちゃんと攻に惹かれていくのが良かった。
    ヘタレている攻がHでは積極的になるのも○。楽しかったです。

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    2018年08月28日
  • におう桜のあだくらべ

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    流派が違う真悟と交流していくうちに、恋に落ちていく噺家の恵二郎。藝に対する情熱や才能に、惹かれあっていく流れが上手く、おまけに時代背景もきちんと描かれていて面白かった。本編後の攻視点も良い。
    難はといえば、受に女性との絡みが多少あるのと、挿絵があまりこの物語に合ってなかったぐらい。久我さんの時代ものはいいなあ。

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    2018年07月29日
  • 頬にしたたる恋の雨

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    人気のない落語家だった受が、興行師でもある攻の勧めで漫才師をめざす。恋愛要素だけでない物語性に強く惹きつけられた。落語への未練と葛藤、新しい娯楽である漫才への抵抗など、まさに一代記と呼ぶに相応しい作品。戦争後の相方の子供視点も良かった。秘めたる攻の執着にも萌え。素敵なお話でした。

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    2018年02月04日
  • 疾風に恋をする

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    受がイケメン。外見も内面も。そして攻も同じなので、安心して読めました。
    でも、この後の戦争が始まって、二人は苦労しながらも日本の映画界を支えていく…というあとがきに、むしろそっちの方がメインで読みたかった…!

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    2017年12月01日
  • 初恋列車

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    ▼あらすじ
    見た目、家柄、才能、全てに恵まれた華道界の王子様。女子なら放っておかない優良物件なのに、幼なじみの雪輪は、なんで鉄道オタクの紬の趣味に、嫌な顔一つせず付き合ってくれるんだろう? 華道家として活躍する雪輪と地味な自分とに格差を感じ、紬は一時距離を置こうとしてしまう。しかし、自分の気持ちに気づかれて避けられたと思い込んだ雪輪が、勢い余って紬にキスしてきて!?
    一途なキレイ系王子様×地味男前受の、初々しさに悶絶!?な、幼なじみ格差ラブ!

    ***

    久しぶりにルビー文庫の作品を読みましたが、さくっと読めて良いですね。
    私は年上攻めが好きなので、CPにはそれほど萌えなかったのですが、受け

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    2020年03月31日
  • 酸いも甘いも恋のうち

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    ネタバレ

    想いダダ漏れの満に対し 自分の気持ちにさえ気づかない富秋。 
    いつ どのように行動に出るか 小藤の代わりにワクワク見守りました。

    隣にいることが恥ずかしくないよう 励みながら 同じ道を
    歩む。いいなぁ。素敵! 

    心配性で よく気がついて お節介焼きの市よしさん 経験豊かな感じがしますね。

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    2017年07月08日
  • 初恋列車

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    久我さんの安定感をひしひしと感じた作品。テンプレにぴったりハマっていて、先の展開をやすやすと読める。にも関わらず、読んでいてつまらなくないしその先を読みたくなってしまう。いやー、本当にすごいなぁと感心してしまった。
    鉄オタの主人公が、話しているうちに大抵鉄道の話になってしまうのが、おかしくも可愛かった。音鉄の友人も好感度高し。

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    2017年05月30日
  • あの日の君と、今日の僕

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    機会があって雑誌で読んでから、可愛らしい作品だなぁと思っていた。改めて文庫で読めて幸せだけど、書き下ろしの方はちょっと物足りない感じだった……個人的にもう少し起伏が欲しかったのかしら。
    ハンサムなヘタレ攻めは、オトコマエ受けと並んで久我さんの作品の醍醐味ですね。渋川、築島のことを好きすぎるでしょ……!って感じのカッコ悪さも愛おしい。

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    2017年05月30日
  • 嘘つきと弱虫

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    久我先生の話ってあんまりエロ多くはないように感じていたんですが、コレは!!
    後半からガッツリエロですね~前半のシリアスとは打って変わってラブラブのエロ♡コスプレもしちゃうしバカップルになっちゃってます。前半と後半の差が激しく楽しく読ませていただきました!

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    2015年10月23日
  • 華の命は今宵まで

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    花村先生の絵がお話にぴったりでよかったです。
    久我先生の繊細なお話の運び方、そして時代が作り出す雰囲気そのままに言葉遣いが萌えました!
    お互いが大切で思いあうからこそのすれ違い。
    いつまでも幸せであってほしいです。
    素敵な当主にお仕えできてよかったね、透くん。

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    2015年07月03日
  • 華の命は今宵まで

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    大正浪漫の世界に浸ることができました。
    華族の盛衰を描いた主従モノ。昼メロなテイストとのことですが、あんなにドロドロしていなくて、糖分が多めで、でも現実的な部分もしっかり描かれていて面白かったです。

    跡継ぎがいない小一森子爵家が養子として迎えたのは、帝大生の実道という青年。そしてそのお世話をすることになったのは、両親を亡くして子爵に引き取られて以来、屋敷で一生懸命働いている使用人の透。透の関西弁が、とてもかわいかったです。周囲にも自分にも優しく接してくれる実道のことをどんどん好きになってしまう透の気持ちがひしひしと伝わってきて、胸がキュンキュンしました。

    レトロな雰囲気と爵位をめぐっての策

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    2015年06月18日
  • 夜間逃避行

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    面白いんだけど、ちょっと主題が重くて…
    容易に感想をかけない部分がある。すごい客観的にみるか加害者の家族側に立つか、被害者の側から見るか。
    最終的にいい距離で終わったかな、後味も悪くないし。

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    2015年04月06日
  • 恋するソラマメ【電子限定SS付き】

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    可愛い!!!
    微笑ましい、とても。

    ヘタレ気味なでも売れっ子芸能人×寡黙で真面目で真っ直ぐなお好み焼き屋店員

    もう、この受けくんの素敵なこと!!
    寡黙で無表情だけど真っ直ぐで真面目でしっかりもので。
    可愛いのに男前で。ホントこの受けは素晴らしい!!!!

    攻めは売れっ子でイケメンなアラフォーなのに、肝心のところで年下の受けに踏ん張らせるという(笑)

    幸せな二人で癒されました!!

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    2015年01月19日
  • 君が笑えば世界も笑う(2)もっとずっときっと笑って

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    芸人シリーズの中でもこの二人は断トツに甘々ラブラブじゃないかなー(笑)お互いがお互いのこと好きすぎるw////本当、ひーちゃんのほわんとした可愛らしさには和む~みんなが同じ気持ちになるのよくわかった。すんなり売れるんじゃなく、挫折や葛藤をしつつそれを乗り越えて、全国区の芸人になっていく過程は読んでてすごく楽しい。リンク作のキャラが登場するのも嬉しくてにやにやしてしまうw

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    2014年11月14日
  • 君が笑えば世界も笑う(2)もっとずっときっと笑って

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    「君が笑えば世界も笑う」の続編。
    前作でめでたく、いつも一緒にいられてともに夢を追いかけることができる、恋人兼相方という関係になったオコとひーちゃん。これで安泰かと思いきや、一人前の芸人への道のりはやはり大変でした。
    一難去ってまた一難(特にオコにとっては)で、ドキドキ心配の連続です。「持ってる」天然ひーちゃんと違って、オコは努力と頭脳の人ですからね~
    起は自分のせいでオーディションに受からないのだと自嘲気味になるわ、寿志は捨てられたらどうしようと泣くわで二人の気持ちがギクシャクしてしまい、どうなることかと思いました。
    …一瞬ですけどね。
    二人はなんだかんだ言っても、ふかーい絆で結ばれたラブラ

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    2014年10月27日
  • 君が笑えば世界も笑う

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    芸人シリーズ未読でしたが、雑誌で読んでとても面白くて、その続編もさらに面白かった覚えがあったので購入。
    漫才コンビ「オレンジグミ」の結成までの道のりが高校生活を背景にして描かれています。なので、甘酸っぱい青春初恋ものとしてもすごく楽しめました。

    子供の頃から漫才が大好きなお隣同士の幼馴染み、オコとひーちゃん。
    文武両道で才色兼備なのに、いい大学へ行くことよりも、天然でかわいくて「持ってる」ひーちゃんとコンビを組んでプロの漫才師になりたいと切望しているオコ。
    そんなオコのことをずっと好きなひーちゃんは、片想いのまま二人で漫才するのは辛いという理由でコンビを組むことを頑なに拒んでいるのです。

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    2014年09月18日