【感想・ネタバレ】恋の二人連れのレビュー

あらすじ

憧れの小説家・間宮照市が震災後の混乱の東京を避けて大阪滞在中と知り、執筆依頼に訪れた梓。間宮は聞きしに勝る偏屈者で、踊れと言ったり身体を差し出せと言ったり、数々の無理難題を突きつけてくる。ところが生来の素直さで、梓は間宮の毒に気づかない。懸命に奉仕しようとする梓に、さしもの間宮も心を許すようになっていき……? 恋愛成就後の極甘続篇も収録。人気小説家と純情編集者の大正浪漫恋草子。

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Posted by ブクログ

気難しい作家×ピュアな頑張り屋編集者のお話

行為をしている描写がとんでもなくエrくて悶えながら読みました。
やはり着物にしかない魅力があります。

最初は方便に注視してしまい文章を飲み込むのに時間がかかりましたが、段々慣れていくにつれあっという間に読み終わってしまいました。
あきまへん、すんまへんが日常生活で言ってしまいそうなぐらいに自分の中に溶け込んでます。

とにかく受けの梓が天使のようにいい子で、攻めの間宮の作品を愛する熱が文から伝わってきました。
先生のこと好きなんだなと一途な心に温かさを感じ、本当に幸せになって良かったと涙。
最初はあんなにピュアで純白だったのに、攻めと交わる度に新たな快感を得て恥ずかしがるところも可愛いすぎるのよ。

最高でした。
久我有加先生の他の作品も読んでみたいと思います。

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2025年09月03日

Posted by ブクログ

これ、雑誌で読んで気に入ってた作品でした。受けの梓がとてもカワイイのです。そうか、梓は健気受けかー。攻めの気難しさ加減も、梓のおかげで微笑ましく見えるほど。書き下ろし部分は、ひたすら攻めが受けにデレデレで、当て馬の存在も霞むほど、スウィートでした。表紙絵も挿絵も、作品にピッタリ合っているのもお気に入り。

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2018年03月12日

Posted by ブクログ

すごくシンプルなお話なんだけど、それゆえにキャラの良さが引き立つ。とにかく受が可愛い!一生懸命で素直な頑張り屋。対する攻は、偏屈でひねくれた男。受に色々な意地悪を言うものの、受の天然な受け答えに毒気を抜かれてしまう様は見ていて楽しいやらキュンとするやら。受が笑ったりしゅんとしたりするところを、まるで攻の気持ちで追ってしまう。そんな受に絆されていく攻の様子も所々にちゃんとあって、ときめきながら読んでいました。挿絵もこの時代の雰囲気にとってもよく合っていて、このイラストで情景が目に浮かぶほど。すべてが萌えの宝庫でした。

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2018年03月12日

Posted by ブクログ

小説家の間宮と編集者梓の話。必要なことを口に出さない(出せない?)2人だな。とヤキモキした。不安になったときに素直に言えば、問題なかったのに...。それでもお互いのことが大好きで、大切なのはよく分かる。少しずつ相手を理解していけば、もっと幸せな2人になれそう。今でも充分かもしれないけど...。

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2019年08月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

めっちゃ健気な受でした。見た感じはほんわかとおっとりしてる感じなのに、ちゃんと言うところは言う!ってのがいい。攻はう~んどこがいい?と言われると困るんだけれど、受が可愛くて仕方ないくせにうまく表現できないっていうか受を泣かせ過ぎだな~!

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2018年03月11日

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