森岡毅のレビュー一覧
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マーケティングと、その意思決定に必要なデータ分析の部分について書かれた本です。非常に勉強になりました。
前提として市場構造を正確に理解し、勝てる戦略の高い部分を見つけることから始まります。
その市場構造を形成するのが、消費者のブランドに対する好意度(プレファランス)
このプレファランスをいかに伸...続きを読むPosted by ブクログ -
マーケティングとは考え方
人間は事後保存の生き物で脳が変化を拒む
変化を拒むから緊張する
人間の本能を野放しにする組織が悪い
13%34%51%ゴールの社内改革の進捗Posted by ブクログ -
子供の頃から何回も行ったあのUSJの経営戦略は以外にも苦悩と葛藤の連続だったことがわかった。ハリーポッターができるまでの4年間資金がない中での戦略と思考法は参考になるものばかりで読んでいてとても面白かった。
アイディアは自分が見たものや体験したもの、経験から生み出されるものだということがわかった。Posted by ブクログ -
組織の話、具体的な数式の話、マーケティングの話、どれをとっても面白く、非常に難しい話だった。
ただ科学的根拠に基づく戦略論なので納得感があり、身につければ強力な武器となることがわかった。
数式の解説も載っているので常に手元に置き、学び、活用したい1冊だ。Posted by ブクログ -
森岡氏と今西氏の用いた数学マーケティング手法がどういうものか、不確定な市場心理を確率論で勝算を探すやり方に驚いた。Posted by ブクログ
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『確率思考の戦略論』
【0.購読動機】
USJそして直近の西武遊園地の再生を手掛けた著者の考え方、ロジックを勉強したかったから。
【1.学び】
論理かつ数学的に体系化できることは、再現能力に直結するということ。
そして、何よりも、7.の分岐が学べたことが大きい。
やはり、認知が入り口となる。
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よく数学的な考え方は大事と言われたりするが、この本を読めば納得できる。途中ややこしそうな数式が出てくるが、本質を捉えられていればそこまで難しい話でもなく、むしろ理論を数式化する数学脳が問われるような内容。定数と変数の区別をつけることで、着眼点をどこにおけば良いかが見えてくる。逆にこの思考ができなけれ...続きを読むPosted by ブクログ
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マーケティング力を構築するための最大の課題は組織改革
組織とは、一人一人の能力を引き上げる装置
→組織は性悪説に基づいてつくる
→不正の温床を潰す
「組織力=個人技×システム」
組織の機能は4つ
→マーケティング、ファイナンス、
生産マネジメント、組織マネジメント
→組織マネジメントは上...続きを読むPosted by ブクログ -
良本。マーケティングに関わる人の必読書。
・プレファレンス=好み の要素
ブランドエクイティー、価格、製品パフォーマンス
・ 企業の目的
社会貢献、利益を上げる、競争に生き残っていく
・売り上げを伸ばすためには
①自社ブランドへのプレファレンスを高める
②認知を高める
③配荷を高める
まずは②...続きを読むPosted by ブクログ -
娘さん宛ての手紙、指南書と思いながら読み始めましたが、どんどんはまっていきました。第5章は読むのがつらかった。
気づきがたくさんあり感動しました。背中を押してくれる一冊です。
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数式が並んでいるのかと怖気付いて積読していたが、なぜもっと早く読まなかったのかと後悔した。これはあくまで「数学的に考える」だけであって、必ずしも数式を読み解く必要はない。プレファレンスの奪い合いというシンプルな理解ができた点がよかった。戦略の落とし込み方も非常に参考になる。Posted by ブクログ
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自分の想いを伝えて組織を動かしたい人におすすめの本。
組織を動かすのに必要なのは、「自分のやりたいことを相手が買いたいものとして伝える」という個人レベルの能力。
同じ会社にいるなら、自部署と他部署のそれぞれの目標は違っても、最終目指している会社の目的は同じはず。自部署と他部署の利害が一致する目的...続きを読むPosted by ブクログ -
■読んだ日付: 2021/9/2
■読もうとおもった理由:
森岡氏の著作が面白いと思ったため。またその中でも組織に関する本だったため。
■読んだ後に得たいと思ったこと:
自身が人事として働いて行くにあたって、組織の勘所を知りたい。
■目的は達成出来たかを4段階で(×,△,○,◎): ◎
■心...続きを読むPosted by ブクログ -
経営者、ビジネスマン、学生と読み手の立場によって刺さるポイントが異なる一冊だと感じました。
本書の中で、著者の森岡毅氏は「一人」の力で組織を変えていくことは可能であると断言しており、「下の立場」から「上」を変えていったP&G・USJでの実務経験と絡めながらその具体的な方法について述べられています。...続きを読むPosted by ブクログ -
意思決定のために確率を利用する実例が紹介されている。
ただの物語ではなく、確率を計算する数式の紹介もあり勉強になりました。 -
とにかく面白かった!ビジネス関係の書籍で率直に「面白い」と思ったのは、これが初めてかもしれない。本書の文章からは、著者がエンターテイメントにかける情熱と興奮、執念が滲み出ていた。攻め一点の思考法は参考になるとともに、怠惰でザ・安定志向な自分からすれば(自分はまさに著者が危惧している「すぐに満足する」...続きを読むPosted by ブクログ
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マーケティングについて大学で少し習ったことがあるがその内容を著者の経験とともにわかりやすく解説されている。
読み終えてから、今後の自分のビジネススキルが上がったように思った。 -
マーケッターである森岡さんが、マーケティングと組織革命について語るという、自分には想像もできなかった内容。
本当に会社を継続的に勝たせよう(=マーケティングの目的)とするのであれば、組織が何もよりも重要である。
組織が何のために存在しているのか、マーケティングの目的は?というところから話が始まって...続きを読むPosted by ブクログ