森岡毅のレビュー一覧
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確率思考の戦略論 どうすれば売上は増えるのか
著:森岡 毅
著:今西 聖貴
出版社:ダイヤモンド社
本書の目的は
①選ばれる確率をふやすための「戦略をつくるコツ」を理解すること
②選ばれる確率の”最大変数”である「コンセプトの本質」を理解すること
③「マーケティング・コンセプトをつくるコツ」を理解すること
売れるためには、プロダクト、よりも、ブランド、の方がずっと重要である
最初の選択はランダムなので、ポアソン分布であるが、
次の選択は、「成功は成功を呼び、失敗が失敗を呼ぶ」ので、ガンマー分布である
広く浅く売るよりも、狭く深く売る方が効率が良い、という考えは間違っている
組織 -
Posted by ブクログ
【星:5.0】
この著者の本は本当にいい!!
著者は言わずと知れた、USJ復活の立役者である稀代のマーケターである。
ただ、本書はタイトルどおり、マーケティングの中身ではなく、マーケティングができるようになるための組織論である。
したがって、まずマーケティングを可能とするためには、組織はどうあるべきかというところから入る。
まさしく組織論であり、人事戦略にまで話が及ぶ。
しかし、組織を変えようとすれば、当然変化に抗う抵抗勢力が現れる。
そのために、では話を社内でいかに通していくかという「社内マーケティング」へと話は続く。
この著者のマーケティング能力の凄さは周知の事実だと思うが、この -
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わたしは幸せな時代に生まれました。これで3,300円はバグってる、安すぎる。
社会人必読の書に思います。どんな仕事にも応用の効く考え方が詰まってます。あなたが新入社員なら是非買いましょう。中堅ならすぐに買ってください。ベテラン、経営者の方も即ポチして後悔はないでしょう。
著者は人間の脳の仕組みが全人類同じであることをベースに、大きく外さないビジネスの作り方を懇切丁寧に記述しています。
『どうやったら売れるか?』という一見難しい問題を、ユーモアと溢れる知性で解きほぐし、魔法のようなわかりやすい文体でまとめています。
騙されたと思って読んでください。
本は300ページ以上ありますが、読む手が -
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この本は、「売上は戦略的に“選ばれる確率”を上げることで設計可能である」という前提に立ち、森岡氏がUSJのV字回復で実践した再現可能なマーケティング戦略を体系化したものである。
1. 売上は「確率 × 母数 × 単価」で決まる
売上を構成するのは、顧客が商品を買う確率、対象となる顧客数(母数)、そして商品価格。
したがって、「売れるようにする」とは「買ってもらえる確率を上げること」に他ならない。
2. 確率を構成する三要素
売れる確率は以下の3つの要素で構成されている。
・認知:そもそも存在を知ってもらえているか
・配荷:実際に買える状態にあるか(店舗・ECなど)
・プレファレンス -
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P&G, ユニバでマーケティングに心血注いだ森岡氏が、特に統計、数学をベースにしたマーケティングを駆除し、いかに正確に市場を読み取り、予測を極限まで磨き、マーケティングプランを実行してゆくかを解いた熱い厚い書。
一般商材の市場調査って、ものすごい緻密な分析やってんだなーと感心する。
シェア拡大はいかにプリファレンスを上げるか。プリファレンス、認知率、配荷率。中でもプリファレンス、いかに消費者に好きになってもらうか。人間は感情の生き物。一度選んだ物からなかなか変えたくない。何が好きになってもらうファクターか、(洗剤なら香りらしい。私は香りが付いた洗剤が嫌いだがー)
認知率、配荷率は、お金 -
Posted by ブクログ
「ジャングリア沖縄」の仕掛け人としてすっかり有名となった株式会社刀の代表取締役によるマーケティング論の2作目。
特に「ブランド戦略」と「マーケティングコンセプト」の立案についてフォーカスしている。
マーケティングを学んだのは遥か昔、学部生時代の一般教養の授業以来だった。当時は「後付けで講釈を垂れているだけ」という以上の感想を持てず専攻しなかった。
しかし、本書を読んで、初めてマーケティングというものを生きたビジネス活動として実感できた。
それでいて、自身のマーケティング手法を限りなく再現性のある・科学的な理論に落とし込もうという意欲作である。
USJをはじめ数々の商品・サービスのブランディン -
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森岡毅氏渾身の一作。マーケティング、とりわけ「ブランドとは?」について、深い洞察・分析・経験に裏打ちされた情報で、ダイナミックに解説されている。
前作に続き「プレファレンス」の重要性が語られているが、「個々人ではポアソン分布、市場全体ではガンマ分布し、その両方が消費者のプレファレンスによって決定される」という確率論的根拠、そしてそれが成立するのは人間の脳の仕組みに由来しているという興味深い洞察に目を見張る。「狂人」になりきるために狩猟免許を取得した話(そして狩猟免許取得の大変さを初めて知った)、P&Gの「消費者を徹底的に理解しようとする」文化、人の本能へのこだわりなど、とても勉強になる -
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筆者のP&G、USJ、刀での壮絶なキャリア経験を基にしたリーダーシップ論には考えさせられるものがあり、難しくもあり一方で大いな納得感のあるものだった。
本書の中で自己分析について記載があったが、自分自身は「失敗を過度に恐れるあまり行動力が極端に足りない」、「人と摩擦を起こすような決断や行動が苦手」なタイプだと感じ、先天的なリーダー性には欠ける素質ではあると思ったが、思い切った行動と幅広い経験を今後掴んでいくための「欲」と「ストレスにメンタルを慣らす覚悟」を保持していきたいと考えた。
自分自身、やはり経済的リターンが手に入るという個人的な欲がリーダーへ昇格する上での最も強い欲であるが、筆 -
Posted by ブクログ
日本におけるマーケティングの第一人者である
森岡毅さんによるマーケティングに関して教科書となる1冊。
マーケティング自体は私の仕事とは関係ないのでそこは参考にならなかったが、
森岡さんの思考の原点や普段の仕事の進め方など
とても勉強になった1冊。
「戦略とは達成したい目的を叶えるために自分の持っている資源を何に集中するのかを選ぶこと」
時間もお金も自分も全て有限。全てに集中することはできない。
何に集中するのか、何を切り捨てるのか、普段何気なく選んでいた。
この本で戦略について学んで、選択と集中の大事さを学んだ。
夢を叶えるために必要なことにのみ、自分のリソースを集中する。
そういう観点で -
Posted by ブクログ
ネタバレ作者のエンターテイメント業界・テーマパーク・USJに対しての強いこだわり、野望を感じると共に、仕事への向き合い方に強く感銘を受けた。
この本は、ハリウッドドリームザライドに焦点が当てられていると思っていたが、実はハリーポッターエリアの建設までの3年間の繋ぎ期間にいかにキャッシュフローを担保できるか考えるアイデアとしてバックドロップがあったということに驚いた。
どこも利益創出のために初期投資を抑える必要性もある中で、人こそ最大のアトラクションと考え、既存の設備を活用して変化させるリノベーションが効果的であると考えに納得させられた。
また、マーケティングの基礎内容も盛り込まれており、何事も消費者