嶋田毅のレビュー一覧
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このテの本はなぜ「良いものが売れるとは限らない」を強調するのだろう?
正確に解釈するならば、「ある“悪い”ものも売れる」ということで、決して「良いものが売れない」ということではない。
しかしなぜか「良いものは売れない」かのような用いられ方をする。確かに「良いもの“だけ”」では売れない。その先にマーケティングという重要なファクターがある。
この本も、前半で「良いものだから売れるとは・・・」と散々念を押している。しかし、後半で「競争優位」の説明に入った途端に、「良いサービス」が“強み”だと、いくつもの実例で挙げている。
ここら辺は、もう少し丁寧に説明が必要ではないだろうか?
評価が星4つなのは -
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■利益思考
1.「売れる商品をつくる」あるいは「顧客に喜んでもらう」ということは利益を生み出す必要条件ではあるが、十分条件ではない。
2.KBF(key buying factors)は対顧客を意識したマーケティング的な視点、KSF(key success factors)はそれを踏まえた事業戦略的な視点。
3.日頃から、5年後、10年後はどうなっているのかと考えるくせをつけ、日頃から先見性を鍛える。
4.引き出しを増やすため、ケースシャワーを浴びる。
5.どこで価値を生み、どこで回収するのかを考える。
6.人が動かない3つの理由:(1.意義ややり方が「わからない」。 2.わかっているが「でき -
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見込の試算であれこれやっている内に、数字遊びになっているような気がして、改めて基本を学ぼうという事で購入。
さすがにポイントを突いている。定量分析を合理的な意思決定に効果的なパワフルなツールとしつつも、過度に頼ってはいけない、計算よりも前提のチェック・計算結果の解釈・解釈を踏まえたアクション提案にこそ価値がある、必ずしも100%の精度を追求する必要はない等、目からうろこが落ちた。様々な指標を解説する「指標編」は、個々に活用できるかもしれないが、指標間の関係を一例としてでもいいから見せてもらえると良かった。
それこそ計算はツールがやってくれるわけで、解釈込みの方法論を身につけて、ぱっとやれる -
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「どの様にすれば利益が出せるのか」という考え方、つまり「利益思考」を軸に、ビジネスプランを展開する方法を述べた本。
利益思考に含まれる重要な要素は下記の2つに集約される。
① 無駄を最小化する
② 新しい価値を生み出す
本書の前半部分ではコストに注目した構成。 コスト構造を意識することを推奨し、コストリーダーになっても増収増益を目指す。 マクドナルドの100円マックの様に、コストコントロールを工夫すれば、値下げすることにより利益圧迫ではなく寧ろ利益増大に導くことができる実例を紹介。
中盤以降からは上記②の部分に焦点をあてた構成。 より大きな利益を生み出すビジネスを如何に構築 -
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2軸で課題を切り分け、視えるようにし、決断することがマトリクス思考
実際には何度も試してみないと身につかないと思うが、自身のビジネスやマネジメントの方法をオリジナルでブラッシュアップできる
さすがグロービスというところで、体系化されて事例風にも活用方法を紹介、象限(セル)の意味や、要素のプロットだけで課題解決に高い効果を発揮する
思考プロセスとしては
①MECEで考えられる
②新たな気付きを得られる
③意思決定に役立てられる
という効用がある
備忘
アンゾフの事業拡大マトリクス
市場新規・既存✖️製品新規・既存
アイゼンハワーマトリクス(物事を緊急度と重要度に基づいて分類することで、 -
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この1冊で「ビジネスで使える数学がざっくり」わかりませんでした・・・もう難しい計算式が並んだ時点で、理解が止まります。苦手意識を克服するために読みましたが、苦手意識を再認識することとなってしまいました。とは言え、関数、平均、確率等の数学的アプローチがあるということを認識しておこうと思います。実際に数字を数式に入れて計算してみないと身につかないですね。
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半導体性能に関するムーアの法則: 半導体回路の集積密度は一年半から二年程度で二倍になるという経験則
ファイナンスでは、将来のある時点で得られる金銭の価値は現在の同額より低いと考える。①定期預金に預け