嶋田毅のレビュー一覧
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MBAを取得する人だけでなく全てのビジネスパーソンに役立つ。
MBAはビジネスの各分野を網羅した内容であり、この本ではそれらの考え方の基本を教えてくれるからだ。
例えば経営戦略などは役員クラス以外には関係なさそうである。しかし、ライバルに真似できない強みを持つ、戦略を具体的な行動に移せるように細部まで落とし込む事の重要性を説いており、これらは全てのビジネスパーソンに必要な考え方である。
本書は次の10章で構成されており、それぞれの基礎が分かりやすく解説されている。
論理思考、問題解決、経営戦略、マーケティング、リーダーシップ、組織、定量分析、アカウンティング、ファイナンス、新事業戦略、交渉・説 -
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ネタバレ情報化時代の3大変化
①情報の価値(>モノ)
②ネットワーク経済性&プラットフォーム
③スピード
1.コンピュータ+データ
Technovate thinking
①問題の定義
②データ構造化
③アルゴリズム化
④実行(プログラミング、外部リソースの活用)
*②〜④のレビュー・修正を繰り返す
コンピュータ要素
①入力装置
②主記憶装置
③出力装置
④演算装置(処理装置=CPU)
⑤制御装置(処理装置=CPU)
アルゴリズム(思考プロセス、計算量が少ない方が良い)
データ形式(配列、リスト、ツリー、グラフ)
ITシステムの構築
①要件定義
②仕様(アルゴリズム)
③実装(プログラミン -
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論理思考
1.論点は何か?
まず何について考えるべきか?を把握する。
2.根拠は3つ
何かを主張する際に柱となる根拠を3つ考える。
3.それって本当?
根拠が事実かどうかを問う。何かを主張する際は、常にファクトベースであることを意識する。
4.反対者には反対者の論理がある。
相手の立場に立って考えることが、複眼思考の第一歩。
5.人は見たいものだけを見る。
6.客観的に見る。
7.空、雨、傘。
だから何? so what? という重要な問いかけが必要。
8.論点のすり替えを疑う。
9.内容と人格を分ける。
人格攻撃は何も生まない。内容に焦点を当てる。
10.直観に気をつける。
11.Keep -
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ビジネススクールで教えている武器としてのITスキル
2018/4/20 著:グロービス経営大学院
MBAの知識・スキルは重要であるが、テクノロジーの知識・スキルとうまく合わせていかないと、勝てなくなってきている。つまり、新時代のMBAのスキルが求められている。
本書は、テクノロジー試合のMBA(テクノべート教育。テクノべーとはテクノロジー+イノベートを指す)にいち早く舵を切ってきたグロービスが、前提知識ゼロからITをビジネスに活かすセンスや素養を身につけられるよう以下の3章により説明している。
①コンピュータ+データの基本スキル
②戦略・マーケティングの基本スキル
③リーダーシップ・組織の -
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グロービズの露時間シンキングの入門の内容がまとまった本。
1章は、基本のルールは4つだけとして①so what ②なぜなら/だから ③ファクトに結びつける ④論点を押さえて全体をバランスよく
2章は、5つの型として、①MECE ②ロジックツリー ③マトリクス ④フロー図 ⑤関係図 を紹介している。
3章は、フレームワークの例として、3C、4P、心技体、SWOT、ポジショニングマップ・パーセプションマップ、バリューチェーン(フロー図)、5つの力を紹介している。
4章は、説得力のある主張として、ピラミッドストラクチャー(階層構造)を利用した主張の構成を解説している。
5章は、問題解決とし -
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ネタバレMBAの要点がまとまっている良著。
<メモ>
・論点のすり替えを疑え。定義や前提の話にすり替えたり、個別論の前に一般論にすり替えたり、本論とプロセスや手続きの話を混同させるなどがある。
・シンプルにする方がより多くのことが伝わりやすい。
・必ず第3の道がある。
・業界の魅力度 市場規模、成長性、儲けやすさ
・ORでなくANDを目指せ
・ベストプラクティスに解はない。未来志向でない。自社の強みを弱める可能性がある。
・社内を動かすためにに
知らないを知っているという状態にする。
できないをできる状態にする。
やりたくないをやりたい状態にする
・習慣化を強固にするには
ポイントカードなど -
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ネタバレグロービス著。ITスキルを仕事上でバリバリと使いこなす必要はないまでも、それらの考え方や枠組みを素養として身につけることで、、という本。
感想。
企画通りの本で良い。後半は来たる時代の働き方論、リーダーシップ論に割いていて、内容自体は共感するが、そこはこの本でなくとも良い。
備忘録。
・問題の定義をするのは100%人間の仕事。
・コンピュータは記憶装置からデータを読みだして、計算して、記憶装置に結果を返すこと(=処理)を、繰り返し行うのみ。
・アルゴリズムとは、コンピュータを利用して与えられた課題を解決する為の処理手順のこと。ビジネスパーソンは、プログラミング言語よりもアルゴリズムを理解す