松原隆彦のレビュー一覧
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前作よりも面白く、知的好奇心をくすぐる良書だった。
あまり原理が分かってないテクノロジーを分かりやすく解説してくれる。短くまとめられていて一瞬で読み進めていけるPosted by ブクログ -
中高と物理アレルギーだった私。
でも、この本はとても読みやすかったです。
著者さんの文章も読みやすく、ススっと頭に入ってきました。
難しい勉強はしたくないけど、
・世の中の仕組みが知りたい!
・少し教養がほしい!
という人におすすめです。Posted by ブクログ -
私は物理学に対し「当たり前のことを学ぶだけの学問だ」と感じており、これまでたいして関心を抱いていませんでした。本書の中でも物理学とは世界の仕組みを知るための学問と定義づけられています。
しかし、本書を読んだ後の感想は180度変わりました。物理学はとてもロマンティックな学問であると感じました。
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とても身近な謎を物理学的視点で説明してくれる。
【瞬読 分/6600文字 20分で77%】
ウオール街でも物理学が使われている
熱力学から統計力学
雲はなぜ落ちないか→空気抵抗
空はなぜ青いか→青の波長だけが目に届く
夕焼けはなぜ赤いか→太陽が遠くに行き青より赤が届くようになるから
メールはなぜ間違...続きを読むPosted by ブクログ -
相対性理論、量子論について文系用に(数学を一切用いず)書かれている。
常識や、直感とは異なる現象・法則が自然界で起こっていることが理解でき、非常に面白い。
高校は理系で生物選択だが、この本を選択前に読んでいたら確実に物理を選択していた。
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かなり分かりやすく、面白く物理学で世界の仕組みを説明してくれる。
理系でちょうど良い感じの入門書、という印象ですが。Posted by ブクログ -
第1部が「時間を超える」章でタイムスリップ、第2部が「空間を越える」章で宇宙旅行、第3部が「本当の意味で時空を超える」章で人間原理とシミュレーテッドリアリティーと、様々な視点で広く浅く「私たちは時空を超えられるか」を取り扱った本。
第1部の「2 未来へ向かう」の2.11~2.14の「×0年間の往復...続きを読むPosted by ブクログ -
松原先生の本は2作目だが、説明がうまくて面白い。
物理学の発展を俯瞰的にざっと説明した内容だが、今一度復習するのにちょうど良いPosted by ブクログ -
なんでヒーターだと日焼けしないのか?
なんで空は青いのか?
重力はなぜ発生するのか?
日常生活の当たり前に対する疑問は、意外と多い。そして、いざそれを説明してほしいと言われると、言葉に詰まる場合も多い。
本書ではそんな日常的な疑問を物理学を用いて解く話や、物理学に纏わるうんちくなどを分かり易く説...続きを読むPosted by ブクログ -
物理学をやっている方々の頭の中は、全く想像がつかない。
このような方々がいるから真実が増えていき、生活が変わっていく。
感謝です。Posted by ブクログ -
あまりのスケールの大きさに眩暈がしました。現在とかけ離れた遠い過去の宇宙にはピンと来ませんでしたが、第4章『宇宙の進化』の「12 太陽系が生まれる」から実感が湧いてきました。哲学すら感じてしまいました。
現在の科学技術では分からない所を、ハッキリと「分からない」と書いているのに、著書の松原隆彦さ...続きを読むPosted by ブクログ -
スピ系の話を読むとよく「人間の思考が現実の世界をかえる。それは最近の量子力学では常識となっている」といった趣旨のことが書かれている。では最新の量子力学とはなんだ、ということでわかりやすい本を探していたら良書に巡り合えた。
数式も難しい計算もいっさい出さずに、ニュートン力学から相対性理論、量子物理学な...続きを読むPosted by ブクログ -
オリビア・ニュートン・ジョンのおじいさんがマックス・ボルンだとか,万有引力のニュートンは人間的にはとっても嫌なやつだったとか,のちょっとした裏話が楽しめた。Posted by ブクログ
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宇宙の始まりについて、提案されているアイデアの多様さに驚く一方、それでも未だ解決の目処がほとんど立っていないことにさらに驚かされる。量子論・相対論・素粒子論を駆使した現代宇宙論の最先端を気軽に楽しめる名著。Posted by ブクログ