HACCANのレビュー一覧
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アンネの日記を主軸にしつつ、当時の出来事や、実際に生き延びた方の証言をもとに、子供向けに分かりやすくライトにコミックス化されています。これを機会に実際のアンネの日記も読んでみてほしい。
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夏休みの息子の教養強化シリーズ。
角川のこの漫画のシリーズが絵が綺麗で現代風で読みやすい。
これまで武田信玄と上杉謙信についてあまり詳しく知らず、聞き齧った程度でしかなかった。ということで、正直なぜそこまで人気があるのかもわからなかった。
が、この本を読んで、いかに二人が魅力的な武将であるのか、ま...続きを読むPosted by ブクログ -
夏休みの息子の教養強化シリーズ。
角川のこの漫画のシリーズが絵が綺麗で現代風で読みやすい。
読みやすいけれど、内容としても端折りすぎということもなさそう。十分とはいえないだろうけど、どのような時代の人で、どのような人生を送ったのか、どのような偉業をなしとげたのかは小学生にも理解できるようになっている...続きを読むPosted by ブクログ -
息子用に購入して私も読んでみた。
文庫ほどではないが、漫画としては十分な内容だと思う。
現代風の綺麗な絵で、登場人物がほぼ美男美女だった。
主人公がイケメンだとそれだけで読むモチベーションになる。(私には。笑)
ただ、特徴がないとキャラなどが覚えにくいのでその面はデメリットなのかも。
息子もさっくり...続きを読むPosted by ブクログ -
12歳息子に、尊敬する人物は?と聞いてみてもとくにいない・・・とのことでこれではイカン、と思い王道の野口英世を買ってみた。しかもハードルが低いであろう漫画版。
ハマってくれたようで良かったけれど、次回はマンガ版でなく活字で読んでほしいなぁ。
自分も読んでみたけれど、絵もキレイなうえなかなか充実した...続きを読むPosted by ブクログ -
12歳息子に、尊敬する人物は?と聞いてみてもとくにいない・・・とのことでこれではイカン、と思い王道の野口英世、エジソンとともにこちらを買ってみた。
息子は漫画家になりたいらしいので、少しでも参考になれば、という気持ちも。
絵もキレイだし、ピーナッツのイラストも豊富に出てきて見ているだけでほっこり。...続きを読むPosted by ブクログ -
12歳息子に、尊敬する人物は?と聞いてみてもとくにいない・・・とのことでこれではイカン、と思い王道の野口英世とともに、こちらのエジソンを買ってみた。
絵もキレイだし読みやすかった。内容としては、伝記を読ませたい親としてはもう一声!と言いたいところ。
ある程度成功を手にしてからのエピソードの方が多...続きを読むPosted by ブクログ -
柚木麻子さんの「本屋さんのダイアナ」に赤毛のアンが出てきて、読んでみようと思った本。
すごく評価が高く期待して読んだが、同じ年代の小説としてはあしながおじさんの方が好みでした。子供の頃読んでいたらまた違ったのかもしれません。少女時代より、続編の方が面白く感じられるような気がしますが、続編がたくさん...続きを読むPosted by ブクログ -
アヴァンリーの人たちのことが全然出てこないのはとてもさみしいですが、「小さなエリザベス」や柳風荘の人たちが楽しい時間をくれて、最後はさみしくなるほど愛着が湧いていました!Posted by ブクログ
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"ぼくの言葉に、お嬢様はふっと笑みを浮かべて、こちらをごらんになります。
その笑みは、こばとさんに向けられていたときとはちがって、どこかさみしげでした。
「なるほど。そういうこと。」
小さくうなずいて、お嬢様はおっしゃいます。
「あなたは、幸運のティーカップのために、あんなことをしたというわけね。」...続きを読むPosted by ブクログ -
"「お嬢様。」
そうよびかけて、ぼくはお嬢様をまっすぐに見つめました。
「どうか、ぼくをお嬢様の執事にしてください。」
お嬢様はベッドに腰かけたまま、片手をカップへとのばされます。
そして、紅茶に口をつけて……。
「……合格、ね。」
満足げにうなずくと、そうおっしゃったのでした。
「やっぱり、あなた...続きを読むPosted by ブクログ -
四年生くらいから読めそうな探偵もの。ワトスン的少年の語り口。
執事、という仕事関連でも紹介できるかもしれない。
内容、雰囲気としては『GOSICK』(桜庭一樹)の幼年版みたいな。Posted by ブクログ -
“お嬢様は、だいじょうぶでしょうか……。
ふだん、体を動かす機会がほとんどないお嬢様にとって、雪の山道を急ぐというのは、かなりきびしい状態だと思われます。しかも、いまは、とても動きにくそうな着物すがたなのです。
雪や水で地面はすべりやすくなっていますし、転んだりしては大変です。
そう考えて、ぼくはお...続きを読むPosted by ブクログ -
“「だが、くれぐれも忘れるな。最初に、おまえを拾ってやったのが、だれかということを。おまえは、どこに属するものか、ということを。……以上だ。」
翁の話が終わったので、ぼくは深く頭をさげると、座敷をあとにします。
来たときとおなじ通用門をくぐって、どこもかしこもそうじの行き届いた敷地の外に出て、やっと...続きを読むPosted by ブクログ -
“目や鼻や口といったパーツはまったくおなじなのに、つくっている表情で、実に印象というものは変わるものだなあ、と感動すらしてしまいます。
「すごくそっくりですね。入れかわってもわからないといいますか、ふたり一役のトリックができそうです。」
ふたりを見つめながら、ぼくはそんな感想をもらしました。
髪型を...続きを読むPosted by ブクログ -
“「人間が、悪意をもって、ほかの人間の命をうばうのよ。その行為にたいして、執事、あなたはどう感じるかしら?」
「こわい、と思います。それに、かわいそうだと……。」
「そうね。それが正常な人間の感覚よ。けれども、そうじゃない人種がいる。」
お嬢様は宙を見つめ、なにかをにらみつけるような目をなさいます。...続きを読むPosted by ブクログ -
HACCANさんの絵が好きです。
そして設定にも心惹かれるものがあったので手に取りました。
ありすの色々心得てる感じと、ゆきとの戸惑いながら成長していく感じ(しかも若干天然っぽい。)が可愛らしくて楽しかった。
作者の人柄が滲み出てるのか、作品全体に流れる優しい空気感が良かった。
児童向けだか...続きを読むPosted by ブクログ -
“「あなた、小さいころから、少しずれているというか、かんちがいしやすい性格だったようね。」
お嬢様はそうおっしゃると、かすかに笑みをこぼされました。
......はい、否定はいたしません。
「でも、そういう経験って、わたしにもあるわ。ほかの人間たちがふしぎだ不可解だという、密室だとか人間消失だとかの...続きを読むPosted by ブクログ