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ついに出会った、ヴァンとホッサル。 病にかかって、治る人と治らない人がいるのはなぜなのか――たずねるヴァン。 その疑問に答える中で、ホッサルは伝説の病〈黒狼熱〉と飛鹿に関係があると気づく。 そのころオーファンたちは、故郷を取り戻すため、ある計画を企だてていた!? 愛する人たちを守るため、自分にしかできないことがある。 ユナへ別れを告げたヴァンは、ある決断をする――!! 命と人の壮大な冒険小説、完結!【小学上級から ★★★】
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「鹿の王 ユナと約束の旅」
2021年9月10日公開 声の出演:堤真一、竹内涼真、杏
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
1~4件目 / 4件
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Posted by ブクログ
面白かった。 ヴァンもホッサルもユナもサエも、それぞれが絶対的な力を持つわけでもなく、関わり合っていくことでストーリーが進んでいくのが見事だと思う。国同士の関わり、出身地の違い、医学への向かい合い方、宗教、病気。小野不由美の『十二国記』シリーズのような多面性を感じさせてくれる作品だった。
ここでいう王とは。民の上に君臨し施政する人のことではなく。恵まれた体格、健康状態を持ち、万人の犠牲になる人のこと。それって「塩狩峠」を思い出すんだなぁ。学生の時の読書感想文対象図書で読んだきりなので、記憶違いがあるかもだがw ウィルスを持つ犬を導き、人里離れたところへ行こうと決心したヴァン。ごめんね...続きを読む、ユナちゃん、お別れだ。家族もできたし、いいよね。 よくなーい! ユナちゃんが追いかける。お供をつれて。犠牲というと悲壮感ややりきれなさが漂うが、ステキな未来を暗示させる暖かい終わり方だったな。
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鹿の王(つばさ文庫版)
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上橋菜穂子
HACCAN
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