あらすじ
東乎瑠帝国にとらわれ、岩塩鉱で奴隷となったヴァン。
ところがふしぎな黒犬におそわれ、
謎の病気が流行してしまう。
ひとり病気から生き残ったヴァンは、
逃げる途中、幼い少女をひろい、
ユナと名づけて育てることに。
一方、若き天才医術師ホッサルは、
その病気が、伝説の病「黒狼熱」だと考え、
治す方法を見つけるため、ヴァンを探そうとするけれど!?
第12回本屋大賞を受賞した壮大な冒険小説が、
角川つばさ文庫に登場!【小学上級から ★★★】
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Posted by ブクログ
映画化もされて話題の本だったので手に取った。
ツォル王国、アカファなど架空の世界だと思うが、地理関係や遊牧や狩りをする生活スタイルからこれはモンゴル辺りがモデルなのかな、ずいぶん作りまれているなと思いながら読んだ。(東に行くと漢字の名前、のっぺりした顔立ち。西に行くとカタカナの名前、くっきりした顔立ちなど)
まあ、まだまだゆっくりとした展開だけれど「黒狼熱」という謎の流行病が登場したところは、コロナ禍の今の状況を思わせるものがあった。