藤堂志津子のレビュー一覧

  • めざめ

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    20代での結婚に執着する女.....ものすごく時代を感じるが、女の汚い計算だったりを隠さず描いてる。浅はかだなーと思うけど、自分も若い頃そうだったのかもねと思ってしまった。

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    2011年01月27日
  • 藤堂志津子 恋愛傑作選

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    藤堂ワールド全開。25〜34歳の9人のヒロインが、大人の恋愛世界を19歳のわたしに垣間見せてくれる。

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    2010年12月12日
  • 蛍姫

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    ロンリー・ボートというスナックを中心に描かれた連作小説。
    それぞれの主役となる女性を名作古典の姫に照らし合わせた趣きある作品。
    どろどろしてもおかしくないような恋愛模様にもかかわらず、温かみがある。

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    2010年11月08日
  • せつない時間

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    短編集。
    どの作品もオムニバス等で読んだことがあるんだけど
    こうして改めてまとめて読むと上品な恋愛物語だなと思う
    上品すぎて物足りない

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    2010年10月12日
  • 昔の恋人

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    本のタイトルからしてもっとドロドロしていると思った。
    4つの短編小説で構成されているが、どれも素敵なお話(?)だった。(雰囲気が好きだった。)
    個人的には「魔法」が好きだった。

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    2010年10月06日
  • 夫の火遊び

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    連作集。
    読みやすいが物足りない気も。
    どうやらこの前の部分があるらしい。
    発売されているようなので探そう。

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    2010年09月29日
  • 熟れてゆく夏

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    短編2編と中篇の表題作です。
    直木賞受賞作なのかぁ、ってかんじです。
    特別感激もしなかったなぁ。
    『混沌とした愛欲の世界を描いた~』という紹介文はちょっと誇大広告では?

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    2010年04月14日
  • 夫の息子

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    ■0832.
    <読破期間>
    H20/4/16~H20/4/17

    <本の内容>
    15歳年上の高名な建築家と、7年の不倫を経て結婚をした三千花。
    順風満帆に思えた新生活、しかし夫の優先事項は年若い息子だった。
    手の届かない「かけがえのない」存在に、苛立ちを覚える三千花。
    その上、浮気のかげが見え隠れする。
    混乱が三千花を情事へと駆り立てる。
    不倫、結婚、情事の果てに夫婦に訪れたのは—。

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    2010年04月09日
  • 若くない日々

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    ◆あらすじ◆
    五十二歳で突如結婚を思いたち、なじみの居酒屋でよく会う独り者に同居を持ちかける蓮子(「夢ふた夜」)。
    かつて歯牙にもかけなかった同僚にほだされる自分に戸惑う八千代(「フレンズ」)。
    人知れず抱えてきた女のプライド、処世で身についた妥協と諦念……。
    もう若くはない女たちの、やりきれないけど愛おしい日々のかけらを精緻に描く短編集。

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    2009年10月12日
  • 藤堂志津子 恋愛傑作選

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    切ないけれどなんとなくスッキリ。
    哀しい女性達の短編集。
    男のことばかり考えるのも、
    仕事のことばかり考えるのも、
    つらいね。

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    2009年10月04日
  • プライド

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    なんだかいろいろなことを思い出した。
    騙されると感じていてもはまってしまう魅力。
    若いということ。
    男ということ。
    ちょっと悔しさが残るけれど、悪くない。

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    2009年10月04日
  • 情夫

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    藤堂作品をレビューに載せるのは初めてだが、
    レビューを書くようになるずっと以前に、
    藤堂作品にハマって読みあさった時期があった。
    今思うと、あの時期は今回への布石だったのかもしれない。
    表題作品を含む5つの短編集のどれも、
    主人公は40代後半〜50代の独身女で、
    同年代の私はすんなりと物語に入り込めた。
    (ただし独身者の気持ちは理解不能だが)
    あまりにも普通に生々しい女たちの生活なので、
    読んでいて感動するとか面白いという内容ではない。(笑)


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    2009年10月04日
  • 淋しがり

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    短編集。
    読んでて、イライラする。登場人物の言葉や、行為、全てがむかつく。
    また、物語の展開も少しダラダラ観があって・・・テンポ良くストーリーが進まない。
    ああいうことばかりだったら、猜疑的にならざるえないよ。

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    2009年10月04日
  • 大人になったら淋しくなった

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    以前に途中まで読んでそのまま放置していた。
    今回はとても面白く感じて一気に読んだ。
    本に求めているものが、その時によって違うって事かな。単純に気分の問題かな。
    会いたくない人に会わずにすむ生活が羨ましい。

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    2010年03月12日
  • きららの指輪たち

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    ドラマ「sex and the city」みたいな感じです。
    女性4人のそれぞれを描く。
    同じマンションにそれぞれ部屋を買って生活し始めたところから話しが始まる。
    話しが終わる頃には人数が増えたり、減ったり。
    ハッピーエンドなのもいい。

    「人生って蜃気楼の連続みたい」って言う史子の言葉が心に残りました。
    30代だって傷つくんだ、年齢をこの先重ねたって傷つくんだって思った。

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    2009年10月04日
  • 秋の猫

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    都市の孤独と、孤独を抱える男女の犬や猫との暮らし・・・・特に目新しい話でもなく、どこにもよくある光景と言った感じなんだけど、ため息の出る感じだった。羨ましいではなく、主人公の抱える孤独が空恐ろしくて。。。23.Apr.08

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    2009年10月04日
  • 夫の息子

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    定期的に読みたくなる濃度の濃い系の本。
    中盤あたりまでは浮気夫にやきもきする中年女性の独白に嫌な感情も抱いたけど
    中盤以降ラストまでの加速っぷりとクライマックスは秀逸。
    中年女性版『イニシエーションラブ』といったところ。
    あとは、例えるなら映画の『アルフィー』とか…。
    その分だけ中盤の中だるみ感が勿体無いかなー。

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    2009年10月04日
  • ジョーカー

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    万穂子と父、姉の夕利子の3人を軸とした、恋愛・家族小説。万穂子の19歳・27歳・32歳の時の出来事を3部作として書いている。ずいぶん昔に買った文庫本を久しぶりに読み返してみました。うーん、当時の方が面白いと感じていたかもしれません。何が色褪せたんだろう?

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    2009年10月04日
  • 昔の恋人

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    あはは・・・思いっきり同世代の話じゃん。
    賛同もできないけど否定もしない・・。
    ああ・・あるかもなあって思う感覚があちこちに・・・。
    女は結局自分がかわいいんですよ。
    それは男も同じか(笑)

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    2009年10月07日
  • せつない時間

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    10の短編集。
    電車の中とか読み切るときはちょうどいい。
    濃厚なチョコレートを食べたような感覚が残る物語が多かった。
    言葉一つ一つに切ない影を思わせるような、冬空に似合う作品。

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    2009年10月04日