藤堂志津子のレビュー一覧
-
藤堂 志津子の作品は恋愛小説系の中ではかなり気に入っている。『熟れていく夏』や『桜ハウス』等を昔読んだが面白かった。作中の女性の心理描写の丁寧さが好き。Posted by ブクログ
-
結局、母娘でも一人の人間やから相性もあれば価値観の違いもあって当たり前。
極端に相性が悪かったり価値観が違わなければ、なんとかなるもんでしょ(笑)
だから、お互いに“きまま”と“わがまま”でいられるのよ。Posted by ブクログ -
めっちゃ分かる…。そうそう、なんで母親ってこうなんだろうと。母娘とは相性、価値観が合えば最高だけど、合わないと憎々しい限りかもしれない。ぶつかりやすいし。それはささいな食べ物の好みから、大きな決断まで。
いつの間にか私も育ててもらったことを忘れ、家族ゆえ母親ゆえに厳しく接しているかも。だからか、母親...続きを読むPosted by ブクログ -
「オフィスはうちに、と母誘う」「なぜ別れるの、と母が泣く」「お墓を買おう、と母はしゃぐ」「孫がほしい、と母の目輝く」「ざまをみろ、と母笑う」「「理想の嫁」に母よろめく」
全6話で構成された家族小説。
どのエピソードも身近に起こりそうな事柄で面白く読めました。
娘・沙良(37歳・独身・インテリ...続きを読むPosted by ブクログ -
「他人は、あなたたちが思っているほど愚かではありません。あなたたちが考えている以上に相手はあなたたちの本性なり性格なりズルさなりを、しっかりと見ています。でも、他人はいちいちそれを口にはださない。だから、あなたはそれに気づかない。そして、さらに相手を見くびる。ところが、そういう態度を相手はちゃんと見...続きを読むPosted by ブクログ