あらすじ
雲母(きらら)の指輪は肉眼では見えない。けれど女性たちはその透き通ったリングを指にして自分の人生のパートナーがあらわれるときを夢見る。――30代独身女性4人が、「老後のための住まい」を確保した。離婚したばかりの江美、不倫の恋多き真琴、教師の史子、どこかワンテンポずれている麻子。新居を舞台に4人の新しい恋が始まる。傑作長編。
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Posted by ブクログ
いろんな、立場の30代の女性たち。この本に、とっても共感してしまった。ちょっと複雑です。でも、なんか、すごいよかった。自分の今悩んでいることに近いのものがあったからかな。
Posted by ブクログ
この人の書く女性たちが好き。あぁ~わかる、ふとそんな風に思う。時には痛いほど、時には笑っちゃうほど。女って複雑で厄介で、でも愛おしい…いつもそう思わせてくれる作家さん。
「雲母(きらら)の指輪。見えないけれど女性のほとんどは。その透き通ったリングを指にして自分の人生のパートナーがあらわれてくれるときを夢見る。こわれやすく、あっけなく砕けてしまう」ほ~そういう意味だったのか…
Posted by ブクログ
この作品で初めて藤堂さんを知りました。
30代の女性4人の物語。
私が誰に当てはまるでもないけれど、こういう友達がいたら楽しいだろうと思った。
自分を自分で食べさせていける独身女性。本来の女性は、こうであってもいいのかもしれない。
そして、クロちゃんのプロポーズに思わず手を握り締め、彼を応援していた私はドラマチック好きなのかもしれない(笑)
Posted by ブクログ
何気なく手にとって購入した本だけど、おもしろかった!!20代後半以上の女性には楽しめる本だと思います。
私が一番印象に残っているところは、今村司という男の本性が表れたところですね。微かだけれども、はっきりしない期待を抱かせて、雲行きが怪しくなって、そしてとどめの一発「なんのことかな?酔っ払ってて覚えていないよ。」みたいなことをよくもいけしゃあしゃあと言えたもんだみたいな、怒りで悶々としてしまいました。
なんて、この本の一部だけの感想を述べてしまいましたが、20代後半以上の女性にオススメいたします♪(2007年1月)
Posted by ブクログ
最近生まれたばかりのいとこの子供の名前が「きらら」ということで、
タイトル買い。
意外によかった。
同じ年代だからかな?
どれに転ぶんだろうか、私・・・。