藤堂志津子のレビュー一覧

  • きままな娘 わがままな母

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    ネタバレ

    夫に先立たれた母と
    結婚しないで実家に住み、自宅で自営する娘との物語
    身につまされる部分も多いが、
    どんな家庭にもいろんな問題があるもんやなぁと感心
    おもしろく、軽く書かれているので読みやすい。

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    2013年05月29日
  • せつない時間

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    久しぶりに再読。ドラマのワンシーンのような恋愛短編集。だけどなんだか物足りないなー。せつないってこんな感じだっけ?

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    2013年05月07日
  • きままな娘 わがままな母

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    父の死後、母駒子と暮らす独身の沙良は、母の提案を入れて家でインテリアデザイン事務所を開く。あれこれの母の行為に反発を覚えながらも、共に行動する娘。よくあるテーマだが意外に重苦しくないのはけっこう言い合う親子だからか。弟一郎もいい味を出している。

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    2013年03月10日
  • 夫の火遊び

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    登場人物間では明かされない、それぞれの事情がわかる。大人になると色々あって、いきてるのって面白い!と思える。何歳になっても、この先にワクワクできる感覚を思い出せます。

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    2012年05月05日
  • プワゾン

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    短編10作が収めれている。とりわけ、「ある関係」、題名になっている「プワゾン」、そして「ピアノ・コンチェルト」の3編は私の琴線に響いた。日頃、このような作品を書きたいと願っている身としては大いに参考になった作品である。
    女性目線の愛の形を書かせたら右に出るものがいないという著者の感性にあらためて感動した。

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    2012年02月08日
  • やさしい関係

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    大人の恋…ですね。
    働き始めて数年経った20代後半以降の男女なら
    ある程度共感できる部分があるのでは。

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    2011年11月06日
  • 別ればなし

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    現実味があってよかった。

    いいひとだと思っていた彼氏が、随分性格の傲慢なひとだったことに、こんなもんだなと思った。付き合うレベルって、、はぁ。

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    2011年09月24日
  • うそ

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    特殊な人材派遣会社のお話し。
    時に依頼者の家族の振りをしたり、
    恋人の振りをしたり、
    友人の振りをしたり。。

    何かそんな職種が求められる時代が来るのかなぁ~…なんて思った。

    なんとも言えない後味の作品。

    その依頼が『騙し』に入るのか…。
    すごい難しいところ。
    考えされられる作品かな…。

    最後は結局自分が『騙される』

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    2011年09月22日
  • 夫の火遊び

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    桜ハウスの続編。
    4人の女性のそれぞれの人生が
    女性であるがゆえの歳を重ねてゆき方が
    女性であるがゆえの喜びや
    女性であるがゆえの哀しみを思い知らせる。
    この先、どういう関わりを持ちながら、でもきっと変わらぬ温度で繋がっている関係が羨ましい。

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    2010年11月09日
  • 夫の火遊び

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    これ、続編だったんですね。出張に出る際、東京駅の本屋で平積みされているのを思わず手にし、読み始めてから気がついた。今は前編も読み終わりました。「個性的な」ではなく、「個性ある」四人の中年独身女性の内輪話です。

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    2010年11月05日
  • 若くない日々

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    涙が出そうになった。
    自由、孤独。
    独りでもひとりでなくてもいつも自分を苦しめるのは恋愛なのだと。

    他者に対する傍観や冷静さや同情も確かに存在する。
    しかしそのすぐ裏側には自身の苦い経験や忌々しい感情だったりする。
    歳を重ねるとはそういうものだと、漠然と感じられる作品。

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    2010年10月05日
  • 海の時計(下)

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    主人公の心の葛藤、よくわかるなぁ。常に他人への気遣いが優先してしまって、自分の気持ちと戦ってしまうところ。言いたいのに、相手のことを考えると、どうしても躊躇してしまうところ。

    でも、だんだんと周りのことに振り回されずに、周りのことを気にせずに自分は自分であればいいと、思えるようになってきて、母親への変なこだわりが解けていったのは、よかったと思う。

    いろんな人のいろんな見方があって、周りの人たちに支えられて生きているんだということを改めて考えさせられた一冊でした。

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    2010年02月07日
  • 海の時計(上)

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    読む人によって、受ける印象って違うものだけど、僕にとっては中心の主人公の「水穂」の気持ちは、よくわかるなぁ。

    自分の、姉に対する気持ちや、母親や祖母に対してのいろいろな気持ちの変化の中での、どうしようもない葛藤や不快感、どうしても相手に振り回されてしまう、自分への苛立ちなど。

    おばあちゃんを亡くしたあとの、気持ちの変化が楽しみです。

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    2010年02月05日
  • きららの指輪たち

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    この作品で初めて藤堂さんを知りました。
    30代の女性4人の物語。
    私が誰に当てはまるでもないけれど、こういう友達がいたら楽しいだろうと思った。
    自分を自分で食べさせていける独身女性。本来の女性は、こうであってもいいのかもしれない。
    そして、クロちゃんのプロポーズに思わず手を握り締め、彼を応援していた私はドラマチック好きなのかもしれない(笑)

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    2009年10月04日
  • 花婚式

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    葉山佐都子、三十九歳。
    再婚して六年。
    夫の草一郎は四十五歳の会社員、やはり再婚である。
    ふたりが望む子供はまだ授からない。
    けれどもお互いを気遣いあいながら、
    平穏で満ち足りた夫婦生活を送っていた。
    ところが、夫の友人の再婚相手に、
    佐都子が女友達を紹介するはめになったことから、
    夫婦の関係も微妙に揺らいでゆく。
    さらに、夫の後輩の離婚騒動にまで巻き込まれてしまって…。
    結婚七年目の“花婚式”を迎える夫婦の礼節と葛藤を綴る、
    全く新しい“再婚小説”の誕生。

    こんなに のほほ〜んとした
    結婚生活を送れると良いなぁ〜
    理想の旦那様ですね( ^ω^)

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    2009年10月07日
  • やさしい関係

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    食品会社広報室のOL佐代子は、
    十年前からの男友だち加賀美と一年ぶりに再会した。
    しかし仲間を交えて定期的に会ううち、
    佐代子の心に違う感情が芽生えはじめた…。
    恋という一瞬のときめきが欲しいのか、
    それとも友情という永遠の休息を求めるのか?
    自らの気持ちと真剣に向き合い、
    ためらいつつも歩んでいくひとりの女性。
    男女の友情という永遠のテーマに挑んだ、
    心あたたまる物語。

    終わり方は好きです( ^ω^)
    男女間の友情って・・・
    楽しそうで複雑?
    私には 無理だわぁ〜

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    2009年10月07日
  • 秋の猫

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    男はもうこりごりと思った私は、ついに念願の猫を飼うことにした。が、二匹のうちの一匹がどうしてもなつかない。表題作「秋の猫」。夫婦で犬を飼い始めたとたん、仕事は順調、夫は女をつくった。いざ離婚というときに、夫も私も犬の親権を主張して譲らない。「幸運の犬」ほか、犬や猫との交流をとおして、心を癒され、孤独の寂しさを埋めてゆく男女を描く、心温まる短編集。

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    2009年10月07日
  • きららの指輪たち

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    女性向きの本かな。
    私と似たような境遇が書かれてあって、
    かなりこの本には救われたんです・・・。
    本屋で何気なく買った本なのに。

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    2009年10月04日
  • やさしい関係

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    物語の凹凸が少なく、どこか閑散と続く。男女間での「友達」あるいは「恋愛」というのは微妙なバランスを持って存在するのだと改めて感じた。それにしても、主人公の佐代子の気持ちがきちんと整理して表現され、加賀美との微妙な関係の中で矛盾する想いを抱える様には強く共感出来た。ドラマチックになり過ぎなかったのが現実的で良かった。

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    2009年10月04日
  • きららの指輪たち

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    何気なく手にとって購入した本だけど、おもしろかった!!20代後半以上の女性には楽しめる本だと思います。
    私が一番印象に残っているところは、今村司という男の本性が表れたところですね。微かだけれども、はっきりしない期待を抱かせて、雲行きが怪しくなって、そしてとどめの一発「なんのことかな?酔っ払ってて覚えていないよ。」みたいなことをよくもいけしゃあしゃあと言えたもんだみたいな、怒りで悶々としてしまいました。
    なんて、この本の一部だけの感想を述べてしまいましたが、20代後半以上の女性にオススメいたします♪(2007年1月)

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    2009年10月04日