藤堂志津子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
独女日記、というタイトルに惹かれて購入。
私はたぶん一人で生きていくんだろうなぁ~~ということをひしひしと感じている最近。動物はあんまり好きじゃないけど、このエッセイを読んでいるとペットを飼いたくなった。でも自分の寂しさを埋めるために動物飼うってのはやっぱ違うよね~。
だって作者の藤堂さんは犬の「はな」のことを、そして歴代育ててきた犬たちのことももはや我が子感覚で愛してらっしゃるじゃない?すごいよね。ペットは家族ってこういうことなんだろうな。私にはできない。イコールやっぱ動物は飼えない。金ないし。
年を取ることが怖いという感覚、六十代にはちゃんと消えているのだろうか。というか自分はそこまで生き -
Posted by ブクログ
ネタバレ恋人と別れたばかりの水穂は、祖母の徳子と地方都市で二人で暮らしをしている。彼女の家族は、他に母と姉。離婚後、恋に生きる母・伊沙子は恋人を追って伊豆へ。姉の加穂は東京で、今は夫と別居中だ。女だけの四人家族の人生模様と恋愛観を、札幌の式の流れにのせて描く、大河長編。読み始めたら止まらない、藤堂流感動人間ドラマの真骨頂!(裏表紙より)
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祖母と一緒に住んでいる三十歳のフリーイラストレーターの水穂が、母の恋愛、姉の離婚、祖母の死に直面しながら北海道で暮らしていく、淡々とというか、だらだらと描いた小説だった。
でも祖母を亡くしてからの水穂のやる気の無さ。こ -
Posted by ブクログ
単行本でも読んでいるはずなのに何故だか文庫本にまで手を出してしまいました…それくらいに僕はこの藤堂先生の文章が好き、ということですかなぁ…。
ヽ(・ω・)/ズコー
未だに手書きで原稿を仕上げているらしいので、そこが僕の好みと合致するのやもしれませぬ…他の作家では味わえない文章の潤い、というべきものがそこかしこにある!
ような気がするだけで実際は何のこっちゃよく分かっていません… ←は?? 社畜死ね!!
ヽ(・ω・)/ズコー
内容はまあ、飼い犬とのアレコレが中心ですね。それと高齢になってきたため、健康に関することが多いような…個人的には藤堂先生のお読みになる本とか知れたのが収穫です -
Posted by ブクログ
著者の本は初めて読みましたが…なんというか、若くない、そう40代~50代くらいの年齢の女性の心理をうまいこと表している、と思いました!
特に独身の女性の…年々老いて行く自分を客観視するところとか、いや、周囲にはもう若くない女性と見られているんだけれどもまだ自分の中にはそう割り切れない感情が渦巻いていたりとか…まあ、そこら辺の微妙な心理描写がイイですね! 社畜死ね!!
ヽ(・ω・)/ズコー
これはおそらく著者自身も高齢独身女性だからでしょうか…なんかサラっと書いているようでありながら、ナマナマしいものを見せ付けられたような感じが致しました…。だけれども、読者に配慮しているのでしょうか?