あらすじ
散歩嫌いの愛犬〈はな〉を抱き、今日も近所の公園へ。犬ママ友とおしゃべりし、芝生の上で微風に吹かれ、いいようのない充足感を得る。目下の悩みは太り気味の〈はな〉の体重と、自身の終末までの諸問題。死んだ両親や過去に心乱されることもあるけれど、独りで年を重ねる日々は明るい。潔さとリアルさにファン急増中! 好評エッセイ第二弾。
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Posted by ブクログ
犬の男の子たちで散歩にいきたがらないものなど居なかった。「さ」と聞いただけで、しつこく散歩を促し困らせる。さ行には家中の者が用心深くなったほど。女の子である「はな」は「サンポ」の言葉にびくともしない。「はな」は散歩が大の苦手。ただし、自足での散歩は嫌いだが、抱かれて外を散歩するのは大好き。やりたくないことのトップ3は、自足での散歩、お留守番、シャンプー。・・・・・犬がらみのエッセイ満載である。犬好きにはたまらなく楽しいエッセイ。一々うなずき感心していた。
Posted by ブクログ
ペットも買っていない自分の老後はどうなるのか、考えてしまう。
テレビとDVDを見続ける毎日…キツイなあ…
犬の散歩で公園に行っていると、子供に話しかけられる、それが苦手、と、正直に書かれているのがいい。
私もこの手の子供は苦手だ。
家族でさえ、家にいると寛げない、それも分かる。
人によるのかもしれない、けれど、共感するところも多く、気の合う人とおしゃべりしている感覚の作品。