【感想・ネタバレ】情夫のレビュー

あらすじ

「彼は25年ものあいだ、私の情夫だった。同時に私も、彼の情婦だったのだ――」。人生には、結ばれないまま、終わらない恋がある。つきあっていて楽しく、刺激的でさえあればよかった。つまらなくなると、男から遠のいた。すまないといった殊勝な反省心は、これっぽっちもなかった……。恋愛小説の名手が色濃く描く、四半世紀にわたる情事の記憶。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

私自身は恋愛体質ではないので、違う世界の話として楽しめた。
サガンがどこか書いていた「若い女性ではなく、『いつまでもお若い』と言われる世代」に属している女性なら、
共感出来る心の機微が描かれていて面白い。

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2018年10月26日

Posted by ブクログ

年配の女性の微妙な心理を描いた短編集。
細かな描写がリアルに感じれてその点は面白くもあった。ただ短編なのでいつも尻切れとんぼな感じでした。

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2013年07月20日

Posted by ブクログ

生々しい
人として。
綺麗に生きられないものなのだと痛感させられる。

だからこそ楽しいのよねえ
後悔してでも。

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2011年09月03日

Posted by ブクログ

藤堂作品をレビューに載せるのは初めてだが、
レビューを書くようになるずっと以前に、
藤堂作品にハマって読みあさった時期があった。
今思うと、あの時期は今回への布石だったのかもしれない。
表題作品を含む5つの短編集のどれも、
主人公は40代後半〜50代の独身女で、
同年代の私はすんなりと物語に入り込めた。
(ただし独身者の気持ちは理解不能だが)
あまりにも普通に生々しい女たちの生活なので、
読んでいて感動するとか面白いという内容ではない。(笑)


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2009年10月04日

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