佐藤健太郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
タイトルにすごい分子とあるから、無機有機問わず広く紹介しているのかと思ったら、芳香族化合物にフィーチャーしてて、少し騙された感が無きにしも非ず。副題をちゃんと読めっていう話ですね笑
閑話休題。僕の有機化学の知識は高校化学レベル止まりので、その世界の広がりは予想以上だった。本書に書いてあるように、有機化合物で無機化合物の性質(例えば導電性とか)を再現できるのなら、人が生産する無機化合物で今後残るのは何だろう、と考えた。有機化合物には柔軟性などの特長があるわけだから、身の回りの製品は殆ど置き換わってしまうかもしれない。残るのは建物の骨組みとか構造物ぐらいしかない気がする。 -
Posted by ブクログ
読み物として面白かった。
優れたモノやアイディアを持った人同士が出会うと、お互いにそれをやり取りしたり改良したりして、さらに優れたものに進化させることが起こる。人が一生ひとところに留まっていれば、素晴らしいアイディアもぶつかり合い、磨かれ合うこともない。人が動き回ることは、文明の進展に必須の要素であったはずだ。
マット・リドレー著『繁栄』には、その実例としてタスマニア島のケースが挙げられている。この島はかつてオーストラリア大陸と地続きであったが、海面の上昇によって1万点ほど前に本土から切り離された。すると、よそで開発された新技術は入ってこず、持っていた技術も継承者がいなくなるたびに消え -
購入済み
作者のキャラ愛をすごく感じる
1、2巻辺りの、コミカルだけど黒い魔法少女がリアルな人間たちをグロテスクに殺していくジャンルものとしての新しさ、緩急つけない展開の勢いに引き込まれてここまで読みました。
前巻、当巻を読んで、こういった漫画に有りがちな
・風呂敷を広げすぎて設定が込み入ってくる
・伏線と物語に隠された秘密だけが多くなっていき、それを保たせるために勢いが削がれる
という点が見受けられてちょっと退屈な感じがしたのですがが、ジャンルがジャンルなだけに作品初期のコンセプトや勢いを見失わないような展開に期待します。 -
Posted by ブクログ
ネタバレつくねが事件の発端と知った警官は、過去に戻って殺そうと考えます。
しかしながら、魔法少女にそんな奴がいると知らない(伏線2
そして魔法少女の力(不死、腕力アップなど)を普通の人間が取り込めるという状況になります。
これも伏線の一つなんでしょうね。
作られたということを考えさせるための。
仮面の人は、主人公を助け、未来をどうするか決めろと伝えます。
そして、魔法少女たちは未来からきたことを、警官は尋問により知ります。
魔法少女たちは、つくねに作られてはいない。
だが、つくねがボスであることには変わらない。
つまり、誰か他の団体、個人がいるということになります。
仮面の人が、ある意味ここで幼