佐藤健太郎のレビュー一覧
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最初、このタイトルを見た時にふと思う着いたのは、「ごくどうもの」だと違う意味になるなあ。
そんなことはさておき、著者も前書きで書いているように、万物に宿る〔マニアという人種」問う言葉にそうだなと思った。以前、著者が書いた「ふしぎな国道」(講談社現代新書)が版元の予想を超えて4万部近い売り上げとなったというように、「変な趣味の層は厚い」そうだ。
坂道の高低差や暗渠好きのタモリのような人もいるので、「何とか」マニア」の世界は奥が深い。
国道なんてただの道じゃないかと言ったらそれまでだが、「国道マニア」の著者から言わせると国道にもさまざまなドラマが詰まっている。
この本を読んで、国 -
Posted by ブクログ
時代を飛び越え、魔法少女の根幹と真実の1端がかいま見える3巻。自分が過去に見た事実がほころび始める。
何が真実なのか。主人公児上貴衣は強烈な過去の体験から選択することをやめ、流されるままに生きてきた。だからこそ、過去に戻って真実を見た時に自分の何かが崩れるのを拒否してしまう。この一連の行動の後、つくねの真実に踏み込む勇気を見せてくれます。流され系主人公だからこそ、ここらへんの成長や勇気を見せてくれるのはいいですが、貴衣くんにはまだまだ困難が待ち受けていそうですね。こいつ確実に女難の相が出ています。さぁ主人公として自分だけの真実が見つけられるのか、これからに期待ですな。
つくねの伏線も -
Posted by ブクログ
なかなか気になってたのですが、2巻発売ということで購入。魔法少女は儚く美しい可愛い存在・・・・んなわきゃなぁいあいつらただのバケモノだっ!!!!ということを全面に押し出した作品。パニックホラーものですが魔法少女のチートさに面白おかしかったです。
「まじかるー」は虐殺の合言葉っ!。最近の日常ぶっ壊し異空間閉じ込めゲームといえば別冊マガジン連載の「神様の言うとおり」がありますがこちらはより広範囲のゾンビパニックホラーもの。そこに何でもありの魔法少女を投入してより豪快に人々をぶっ壊していきます。叩いて焼いて落として乗っ取ってとやりたい放題の魔法少女たちですがやられるときも金属バットヘッドやガソ -
Posted by ブクログ
副題、世界は六角形でできている。
要するに炭素、炭素化合物の中でも有機化合物についての本。炭素をブロックに例え、自由自在、いろいろな物質を作ることができ、その凄さをこれでもかと主張する。
確かに凄いのだけれど、残念ながら高校の化学、と言っても遥か40年以上もの昔の知識など覚えているはずもなく、分子式とか書かれてもあまりピンとこない。
が、随所に不思議な魅力を感じるところがある。例えば、炭素の二重結合のうちの1つであるπ結合。π結合を作るπ電子。このπ電子が多種、多様な有機化合物を作り出している重要な要素になっている。この不思議なπ電子に、「お前、一体何者?」と問いかけたくなってしまう。
せめ -
無料版購入済み
まだ判定不能
1巻を読んだだけではまだ判定不能。
主人公の背景は非常に重く、興味深い。
一方、ストーリーの基本はある意味ありがちなゾンビパニックもの。
これと主人公の背景を上手く結びつけることができるのかどうか、この先面白くなるかどうかはそこに掛かっていると思う。
今のところは「宝の持ち腐れ設定」的。
この「五等分の花嫁」の主人公に似たキャラを、この先きちんと生かすことができるんだろうか?
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無料版購入済み
1巻無料版を試読。ゾンビパニックと、そこに登場する色々な人物の人生模様が描かれてた。
絵はリアルより。
ただのゾンビパニックだったら、さほど興味を引かなかっただろうけど、なんといっても舞台が密室(今の所)!
この先どう展開していくのか気になる。 -
無料版購入済み
こちらの方がよりハチャメチャ
「まどマギ」の影響を感じつつも無難にストーリーが展開した「魔法少女サイト」と異なり、こちらは冒頭から支離滅裂な展開。
これは「神さまの言うとおり」などの不条理系という事で、前作とは別ジャンルになっていると思う。
よく言えば、「GANTZ」のような感じとも言えるかな。
中盤から展開が大きく変わってきて、ようやくストーリーらしきものが見え始めるが、それまでは単なるB級パニックホラー系。
きれいに「死亡フラグ」まで立ってしまうところもそれっぽい。
前作以上に相手を選ぶ作品ではあるけれど、一度見たら忘れない「魔法少女」のインパクトは大。
この手の話が好きな人は、一読する価値はあると思う。