奥田亜希子のレビュー一覧

  • 青春のジョーカー

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    コンプレックスまみれの中3男子がひと夏の経験で得たものは?性欲に支配される思春期を描く青春小説。
    思春期の男子の性欲ったら、もう自分で嫌になるくらい有り余っている。酷い時には、目に映る全てのモノに"性"を感じる異常さだ。いつも大人の感情をクールに描き出す奥田さんなので、その辺どう表現するのか期待した。ちょっと物足りないが、現代の草食男子ってこんな感じなのか。

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    2021年02月24日
  • 愉快な青春が最高の復讐!

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    初めて読む作家さんで、エッセイから。
    タイトルがなんとなく気になって。

    小・中・高・大と人とあまり交わらなかったけど、就職して同期と沢山旅行したりして、この時期が彼女の青春だった話。
    理解ある旦那様で凄く良かったと思う。

    小説も読んでみなくては。

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    2020年12月08日
  • 行きたくない

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    加藤シゲアキ、奥田亜希子、住野よる(以上すべて敬称略)目当てで手に取ったのですが、奥田さんがグッときた。年齢設定がマッチしてるからかな。子供が欲しいと思わない、生みたいと思わないのは異常なのか。わたしも割と妙齢ですがすごく欲しいと一度も思ったことありません。子供が欲しいからどうしような本サイトはたくさんあるのに、子供が欲しいと思うには、子供が欲しくなる方法なんてどこにもないよねー。っていう繊細なラインをなぞってきて、おおおって思った。やっぱり奥田さん好き。

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    2020年12月07日
  • 行きたくない

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    個人的に良かったのは『シャイセ』と『終末のアクアリウム』と『ピンポンツリースポンジ』
    特にシャイセがとても良かった。

    『ポケット』と『コンピレーション』は良くも悪くもミュージックビデオ見てるみたいな話だなと思った。描写や言葉選びは美しいけどもそれだけという感じ

    『あなたの好きな/わたしの嫌いな世界』はTwitterとオタク女のお気持ちnoteで100回くらい見た

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    2020年10月11日
  • 透明人間は204号室の夢を見る

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    妄想と孤独、その先にあるかもしれない何か。「普通」が難しい女性の、イタくて切ない物語。すばる文学賞受賞第一作。
    早熟の天才児の行く末は不幸の道を歩むことが多い。結局は経験値不足が年齢相応な言動に至らず、また創作者であれば作品に深みがない。本作の主人公・美緒もコミュ障からくる大スランプに陥った作家だが、ほぼ犯罪的行為から始まって何かを掴みとる。きっかけは経験、周囲ははた迷惑だけどね。

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    2020年09月28日
  • 行きたくない

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    行きたくないってら気持ちがさらに増幅した!!!!
    2つ目の話はイライラが止まらんかった…。
    全体的に不思議な空気を纏った小説だった。

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    2020年07月14日
  • 愉快な青春が最高の復讐!

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    人との縁にすごく恵まれてる人なんだなぁ…羨ましい。まさに青春、って感じの旦那さんとの馴れ初めや、同期たちとのバカみたいな話が山盛りで、すごく羨ましいと思った。いいなー。こんな友達、旦那様

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    2020年07月05日
  • ファミリー・レス

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    どれも面白かったけど2つ目の、指と筆が結ぶものが特に面白かったです。
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    売れない絵描きの夫・鉄平と、それを支える妻・万悠子の会話が絶妙で好きです。
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    万悠子がすぐに怒って、ブリブリと文句を言うのが面白くて、わざとからかって万悠子を怒らす鉄平と、期待通りの反応を示す万悠子が可愛い。
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    6つの短編の登場人物が少しずつリンクしてるところも読んでいて面白かったです。

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    2020年06月26日
  • 行きたくない

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    加藤シゲアキ 阿川せんり 渡辺優
    小嶋陽太郎 奥田亜希子 住野よる
    6人の作家さんが手がける
    それぞれの『行きたくない』短編集です。

    渡辺優の『ピンポンツリースポンジ』は
    1人に1台所有するAIロボットが
    朝、突然「行きたくない」とエラー表示を起こす
    という不思議なお話。
    ちょっと近未来的な、
    この先有り得てもおかしくなさそうなストーリーで
    とても好きだなぁと思いました。

    加藤シゲアキ以外は初見の作家さんばかりだったので、
    それぞれの代表作を
    今後読んでみようと思います。

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    2020年05月02日
  • 行きたくない

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    行きたくない、そんなときが誰にでも。

    立ち止まっていることに対して、マイナスのイメージがあるのはなぜだろう。「行きたくない」けれど、別にここにいたいとか、ここが好きとかではない。明確にことばにできないけれど、「行きたくない」ときがある。逃避と言われても、目をそらしていたいことがある。各短編の登場人物それぞれに、「行きたくない」理由がある。結末は、前向きに立ち止まるようなものが多い。進んではいないけれど、進んでいるような。決して、読後が暗い作品ではない。

    渡辺優「ピンポンツリースポンジ」将来、もっとロボットが発展したら、なんとなく理由はないけれど行きたくないと言い出すロボットが出て来るかもし

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    2019年10月23日
  • ファミリー・レス

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    ファミリー・レス
    奥田亜希子さん。

    少しづつ。
    繋がっている
    短編集。

    みんな、それぞれ、
    問題を抱えてる。
    しかし、
    淡々と生きていく。
    共感できる作品が多く、
    あっという間に読めました。
    面白かった。

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    2019年08月19日
  • 左目に映る星

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    孤独を抱える早季子は、かつて存在した『完璧な理解者』と同じ癖を持つ人の存在を知り…。奇妙で愛しい出会いの物語。第37回すばる文学賞受賞作。
    現代社会を安寧な精神で生き抜くためには、自分のネガティブな部分を愛さなければならない。そして誰かの共感を得るか、または誰かに共感するか。それが人間関係の構築と愛の形成に繋がるのだろう。

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    2019年08月17日
  • 行きたくない

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    「行きたくない」をテーマに6人の作家が書いた短編集
    初読みの作家さんが多かったが、とても新鮮。そして 斬新。
    「行きたくない」ことひとつがこんなにいろんな世界を持つなんて。
    おもしろい!!

    NEWSの加藤シゲアキの作品は 若い感性で幼馴染との距離感がイマドキ。
    終わり方が(んん??)とは思うが。

    近未来の渡辺優「ピンポンツリー」は想像するとシュールだし、
    小嶋陽太郎や奥田亜希子の作品の日常の風景が 妙に心地よい。

    そして 大好きな住野よる
    いつもとはちょっと違ったテイストだけど、(分かる気がするよ)と
    思わせる主人公の心の機微が秀逸。さすがだ。

    どれも短編で飽きさせないので、お出かけの

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    2019年08月12日
  • 五つ星をつけてよ(新潮文庫)

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    久々のTぬオススメ本。ということで短編集。
    う~ん、この本はジャンル付けが難しい。
    自分なんかと思っている女子高生の話はちょっとわかるような気もしたけれど、
    ジャム作りに没頭する母親にはウザイと思われるのも仕方ないとは思いつつ、それ以上にもう少し母親に優しくできないものかと思ったり。
    まだ中学生なのに暴走してしまった女の子が母親になって自分が嫌っていた大人と同じようになっていたことを気づき、
    娘と向き合うところなどは良かった。
    どうしても人の評価を気にしてしまうとか、ほんとに今どきはそうだよなぁと思わせる話ばかりなのだけど、
    どれも微妙に読後感を引きずる感じの本だった。

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    2019年07月19日
  • 左目に映る星

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    こじらせ女子の話って書いてあったけど、そこまでこじらせてなかったからその部分が残念。

    恋愛において、共通言語の多い方が良いのか全く逆の方が良いのかというのは結構平凡な議題ではあるが、そうゆうお話。
    現在全く正反対の旦那を持つ主婦としては、ふと無性に共通言語を持つ人と話がしたくなるけどね。
    うーんなんちゅーかあくまでも私個人的な好みの問題になるけど、
    もっともっと底意地の悪い小説が読みたかったです。
    終盤で主人公が『孤独ぶってる』と元カレにやり込められるところは良かったけど、
    宮内側からももっとやり込められて欲しかった。
    私が主人公に感じる嫌悪は完全に同族嫌悪であり、人とは違うと思ってる自分、

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    2019年07月04日
  • 左目に映る星

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    ネタバレ

    主人公の早季子(26歳)は、小学生の頃の「吉住くん」のことが忘れられず、現実の恋愛にのめり込めない。ただし、現在の吉住くんに会ってもその時の感情を持つことは出来ず、好きだった吉住くんはあくまで小学生の頃の吉住くん。早希子も、小学生の頃の吉住くんは、周りに気を使っていたために無理にふるまっていたと分かっているが、その幻想の吉住くんのことが忘れられない。
    この小説を読んで谷崎潤一郎の『春琴抄』を連想した。
    ところで、早希子がなぜ、オタクの宮内に惹かれたのかよく分からなかったのだが、どこか読み落としたのだろうか…。

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    2019年06月23日
  • 五つ星をつけてよ(新潮文庫)

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    5つの短編の中でも、特に「キャンディ・イン・ポケット」の情景描写や人物の心の中を表現した言葉が特に気に入った。人物が生き生きと描かれていて、詩的な表現も多く、気に入った。女性の視点から描かれた男性は、こんな風に頼りなげに映っているのかという現実も感じた。

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    2019年06月02日
  • ファミリー・レス

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    何かが欠けた6人の男女は、家族と呼ぶには遠く他人と呼ぶには近すぎる存在に救われる。家族の定義を考えさせられる、心を揺さぶる連作短編集。
    奥田亜希子さん初読み。あらゆる事情で厄介な存在になってしまった家族でも、気になるということは心のどこかで、まだ家族愛を信じている。それが断ち切ることができない家族という存在の運命なのかもしれない。脇役が次の物語の主人公になる設定も面白い。

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    2019年05月11日
  • 左目に映る星

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    自分の全部を、ありのままに理解してくれる人なんて、
    きっと誰にもいない。

    でも、
    たとえ思うことや感じることは違っても、
    自分を大切に思ってくれていれば、
    理解しようとしてくれているならが、
    その人が一番の理解者となってくれる日は近いのだ思う。

    そして、人まかせじゃなく、自分から
    理解してもらおうとする気持ちももちろん大切で。


    主人公にあまり共感することはできなかったけど
    幸せを予感させる終わり方で良かったと思う。

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    2018年11月03日