川本三郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ジャック・ロンドンの若きホーボー時代の日々が描かれた作品。
食べ物もないし、列車に無賃乗車しては制動手から逃げてたり、捕まったりして、放浪罪で刑務所に入れられたり、物乞いしたりで命がけで大変な苦しい生活だったことが分かるけど、読んでいてかわいそうとか、悲しいみたいな気持ちにはならないのはジャック・ロンドンがタフで自由を謳歌しているのがある種、魅力的見えるからだと思う。
本作の解説でもあるようにこの時のトール・テイル(ホラ話)がその日の糧を得るのに役立ったり、別のホーボーから認められたり、ジャック・ロンドンの作家としてのストーリーテリングの才に磨きがかかったことも見逃せないポイントだろう。
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Posted by ブクログ
ジャック・ロンドンはつくづく読みやすい文章を書くなあと感心する。小説もバツグンに面白いけど、自伝エッセイも最高にワクワクした!
若さとエネルギーがはち切れんばかりの自信に満ち溢れた筆者の言葉にどんどん惹き込まれる。わくわくする。自信満々でも全然鼻につかないのは、真っ直ぐな言葉だからか。嘘つきだし犯罪者だし、意地悪だし、道徳的に誉められない部分もあるんだけど、それもひっくるめて、めちゃくちゃ魅力的な人だったのだろう。悪いところにも衒いがないのだ。それゆえにどうしても惹かれてしまう。
本人も大嘘つきだと称するくらいだから、この本のどこまでが本当の話かは分からない。でもそんなことはどうでもいい。嘘八 -