二階堂ヒカルのレビュー一覧
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乙女と近藤
近藤が新入生を指導していく中で、一年前の上級生の苦労を知ることになって悩みながらも成長していく姿は心に響く。漫画的には坂木の妹の乙女が近藤に対して明らかにこれまでよりも親密な感情を持ち始めており、近藤をめぐる恋愛模様も気になる。
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坂木の代の卒業
坂木の代の卒業がメインで、やはり卒業というだけで心打たれるものがある。坂木のトラブル、近藤の進路、恋の行方など他にも並行して盛り沢山の内容で大満足。
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盛り沢山
防衛大の仕組みや行事を絡めてストーリー展開をしてくれるので楽しみながらいろいろ学べる。登場人物については坂木と近藤の絆、近藤の進路などやはり気になる展開が織り込まれて、毎巻捨て巻がない面白さ。坂木に何かあったような形で話が終わったので詳細が気になる。
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年度末に向けて多くの変化が
近藤の恋も微妙だがひと段落ついた印象。土方とはギクシャクしつつも以前よりは距離が近づいたようで、トムとジェリーのような関係になったか?また坂木と同室になり、近藤とのやりとりが楽しみ。新キャラ山並は土方と違った癖のあるキャラでまた一悶着ありそう。
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ダンスパーティー
ダンスパーティーは予想通り恋の進展があって、こちらもヤキモキ。近藤は相変わらず鈍いが、ここまで周りが動き始めると今後の対応も変わるのだろう。クリスマスプレゼントの回は、伏線はりからオチまでの展開が秀逸。毎度のことながら作者の構成力には脱帽。
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坂木の過去
坂木の過去編が未熟さと今の坂木らしさの両方が見れて非常に良かった。坂木も理不尽さや別れを経験しており、これまでの近藤の話と被る部分も多くほっこりした。後半のダンスパーティー編の序盤は恋の嵐になりそうな予感がして次巻が楽しみ。
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感動からお笑いまで
棒倒しでの高揚感が感動的に描かれた直後に、恋愛にまつわる妬みで追い込まれる近藤が面白おかしく描かれており、詰め込まれている内容の濃さと漫画としてのバランスが素晴らしい。主人公も良い意味で隙があって共感できるのもポイントが高い。
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棒倒しが大迫力
棒倒しが一般的なスポーツではないのに読んでいてかなり引き込まれた。近藤の恋の行方、武井の闇堕ちと復活、土方の辛辣なツッコミがギャグに昇華、など細かいネタでも見どころ多く満足。
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棒倒しとは?
棒倒し対抗戦に向けた訓練がメインだが、その中で競技に向い合う生徒の異常な意気込みや案外ロジカルなゲームとしての意外性など話が長くだれそうなところを上手く読者の興味を引っ張って面白く描かれている。次巻以降での対抗戦が楽しみ。前半での近藤と土方の漫才も、前巻でのシリアスな衝突と異なり面白おかしく喧嘩していて楽しく読めた。
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近藤と土方
これまで謎の多い同期として描かれてきた土方のバックグラウンドやモチベーションの源泉が分かる巻だった。近藤とは水と油でガッツリ衝突しているが、これも分かり合えるための前段階なのか?土方は嫌な奴として描かれているが、一方で主張に筋も通っていることも多く組織のあり方の議論としては参考になるところもあった。ただ土方とは絶対個人的には一緒に働きたくはないが。
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追い込まれる近藤が見ていて辛い
小付としての近藤の心身両面での苦労はかなり読んでいてキツい。リーダー養成の一環かもしれないが、理不尽すぎて一般社会ではパワハラだろう。少しシリアス要素が多かったが、後半の合コンでのガチャピンのような女性と武井のからみで弛緩があって笑えてよかった。
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夏休み
夏休みの開放感が学期中の制約のキツさの裏返しになっていて笑えるエピソードが多かった。実家の近所の幼馴染との関係はどうなるのか、防衛大での岡上をどう見ているのか、などゴリゴリの体育会系環境で恋の要素も入って追いかける伏線が多くてうれしい悲鳴。
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夏のイベント
自分も泳ぎが得意ではないので、近藤の遠泳に向けたカナヅチ克服の特訓や悩みはすごく共感した。ただ遠泳は達成感も大きいだろうが、とにかくきつそう。自衛官の基礎体力や精神的強さを作り上げる一助になっているだろう。若者独特の馬鹿騒ぎや仲間意識など青春漫画としても相変わらず面白い。
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近藤の成長
いろんな生徒がいて衝突や助け合いがあるのは他の学校や会社などの社会と大差ないが、揉め事が連帯責任でのペナルティにつながりそれがまた人間関係に影を落とす強烈さは独特。主人公の近藤の人間的成長が彼の立ち回りから見てとれて、話が進むにつれて親のような喜びを感じつつある。近藤が頭の良いイケメンというだけではなく、ツッコミどころや悩みをいっぱい抱えている点も親近感が持てる。
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坂木に惹かれる
坂木先輩が無茶苦茶怖いのだが、時折見せる人間らしさや厳しさの裏側にある意図が見えることでギャップにあてられてファンになってしまう。部活動や進路の説明がストーリーの邪魔をせずに上手くされており、ストーリーの肝として漫画として読ませる構成はさすが。
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自衛官の強さ源泉
実際、防衛大の学生さんを見かけることがコロナ前はあって、凛々しさの奥にこの漫画で描かれたような悩みがあったのかと思うと興味深い。強い自負プライドを持ってそれに見合う自分になるべく背伸びしている姿は微笑ましい。学校生活の理不尽さも一歩間違うこのご時世では大問題だと思うが、一方で極限状態で国を守る人たちの精神力の源泉を見た気もする。見ていて辛い場面も多いが、エンターテイメントとして楽しめる構成は作者が上手いのだろう。
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テーマとストーリーが良い
今までタイトルは何度か聞いていたがなんとなく手を出していなかったが、読み始めたら止まらない。絵も見やすくキャラも立っているし、テーマも重くなりがちなところを青春時代の若者のノリや悩みを織り交ぜて読みやすい。デフォルメはあるだろうが防衛大の実情を学ぶ側面と、若者の悩みや成長を見守るエンターテイメントを上手く両立している。
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ネタバレ 購入済み
良い巻だった
アオザクラを読むと頑張ろうと思えてくる。
近藤が坂木に「坂木さんに会えたから。」と言う場面、凄くわかる。自分の目標となる人に出会えるって本当に貴重で有難いこと。
そしてそれを本人に直接伝えられることも凄い。