赤坂真理のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
本屋で『ある晴れた夏の朝』を見かけ、その内容が“アメリカの学生が原爆投下の是非をディベートするお話”と知り、じゃぁ『東京プリズン』と合わせて読んでみようかなと。
『東京プリズン』は、このなんともホラーな表紙wのせいもあり、出た直後から知っていた。
日本の女子学生が、“第二次大戦において天皇に戦争責任はあったのか?”を米国の学生とディベートするお話と知って、読んでみたいなーとは思ったものの。
ただ、ま、他に面白いミステリー小説があったんだろうね(^^ゞ
結局、読まなかったw
ていうかー、こういうお話だとわかっていたら、当時は絶対読まなかっただろう。
それこそ、本屋で『ある晴れた夏の朝』を見て -
Posted by ブクログ
「天皇の戦争責任」「東京裁判」と題材はよかったのだけど、話が行ったり来たりして、追いついていけないというか、理解ができない部分も多くて‥。
「人はどんなに長く生きても人生に時間が足りたと思うことはないのだろう」
カリキュラムは卑弥呼から始めて明治維新あたりで時間切れになるようになっている。確かに‥正直、卑弥呼だの縄文だのってこれから生きていく上で必要だろうか?ならば近代日本史をもっと学ぶべきだし、戦争のあり方について、過ちについて学ぶべきだと思う。
それと終戦記念日について。なぜ「敗戦」ではなく「終戦」なのか?なぜ負けたのに「記念」するのか?考えたこともなかった。でも言われてみれば、そうだよな -
Posted by ブクログ
ネタバレなんでしょう。なんかわかる。
2007年初版。17年前の本。
当時は、もう子育て真っ只中(子どもたちは小学生)でしたので、前線離脱していましたが、結婚に向かう女子の気持ちや、それを煽るファッション誌の記事への解説。
なんかわかる。
「FRAU」記事…
〜私が決めるというプライド〜
20代女子、「望む時期に相手にプロポーズさせた」ことかプライド。
30代女子、「とにかく年下で、低収入がある男性を狙おう」と決めた。「家探しと一緒です。2つ以上の条件を望んじゃダメですね」自分が決めるがプライド。
著者は、この特集を男友達に見せると…
・昔のホットドッグプレスみたい。
・男のナンパの基本は数撃て!数 -
Posted by ブクログ
【箱の中の天皇】
赤坂真理
「箱の中の天皇」と「大津波のあと」の2つの短編小説が収録されている。前者は現・上皇様の退位に関する「お言葉」の話も絡め、主人公のマリが戦後間もない頃の日本でマッカーサーと関わっていく幻想に入り込んでいく話。天皇制という制度に関する在り方を一人の人間を見つめる目線で投げ掛けている。
後者は東日本大震災の四年後の福島を舞台に新聞記者の主人公がやはり幻想に入り込んでいき、震災当日の感覚を体験する。後半はほぼ全編が詩で書かれたような不思議な世界観だ。そしてどちらの話も、かつてうまく向き合えていなかった父の存在が根底にある。
流し読みをしてしまったので雰囲気を味わったく -
Posted by ブクログ
難しいな
それが最初の感想だった。
捉え所のないような……。
著者の心の中、頭の中を泳いでいるような印象だ。
わかるような、わからないような。
他人だもの、それは当たり前だ。
だって私は、私でしかないから。
どんなにわかろうと思っても、どんなに共感しても、私は私のフィルター越しにしか他人を見ることしかできない。
それは決して無駄ではないけれど、完全に混ざることはない。
それを悲しいと取るか、面白いと取るか。
どちらにも言えるから、私は自分を、他人を、知りたいと思う。
ロックバンド、Queenと映画ボヘミアンラプソディと、フレディ・マーキュリーが何度も語られる。
私は映画は見ていないのでわ -
Posted by ブクログ
ネタバレ前半は天皇と日本国民の関係などを夢や幻想で比喩として表している部分が多く、読み進めるのがとても辛かったです。
後半は三島由紀夫の小説が引用されていることに象徴されるように、右翼的な(親米ではない)目線で物語は展開されていきます。東京裁判であまりにも不当に日本を裁いたアメリカへの批判はもちろん、戦後そのアメリカに何の反発も持たずに憧れすら抱いている日本人を痛烈に批判している様は見事です。
しかし総合すると、前半や後半にもたびたび出てくる夢や幻想の部分が私にはどうしても合わず、このような評価となりました。それがなければ星4つでした。