歴史・時代 11位
ついに、あの「剣」が、テムジンの手に!? 英雄たちのもとで、夥しい血を吸ってきた剣は、それを持つべき者を探していた……。衝撃の展開が待ち受ける、好評第五巻! 同じモンゴル族のタイチウト氏との戦いに挑むテムジン。疾駆するテムジンの軍が、敵の長・タルグダイの隊に届くと思われたとき、新たな旗が現れる。そこには、草原最強の男・玄翁が、テムジンを待ち構えていた。玄翁の自在に動く50騎と、テムジンの隊との凄絶な戦いが始まる。テムジンは配下の槍の達人ジェルメ、強弓のクビライ・ノヤンとともに玄翁軍とあたり、草原を血に染めていく。結着がつかないなかで、玄翁はテムジンに驚くべき提案をする。それを聞いたテムジンは……。
Posted by ブクログ 2019年12月01日
テムジンはモンゴル統一を目指し、タルグアイ率い人数で上回るタイチトウ領土に攻め込む、その戦いで何度も負けている50騎を率いる玄翁と戦い玄翁を破る。その後、玄翁は金国の胡土児でテムジンの父である事が判りちょっと出来過ぎた繋がりに??。梁山伯から繋がりの有る簫尤、宣凱等から宋建国の英雄楊業、楊志、楊令、...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年09月25日
ここのところ数巻は、似たような流れで、前巻の予兆に続いて前半で大きな流れがあり、そこから次巻の流れに向けた準備・伏線が張られていくというような。
第五巻では、タイチウトのタルグタイと、キャト族のサチャ=ベキの連合軍1.5万騎とテムジン軍3.5千騎の戦いから始まる。数の差は圧倒的だが、個々の兵の質、...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年09月01日
タイチウト氏との戦いでついに玄翁と。壮絶な戦いの後、玄翁はテムジンにあることを告げる。そして、やがてある剣がテムジンのもとに送られてくる。
玄翁の正体が語られ、テムジンとの繋がりも明らかになった。驚くべき内容の巻だった。北方さんの壮大な世界に入ってきてしまったな、楊令伝、読まなきゃね。衝撃があったけ...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年08月29日
遂に玄翁との決着がついたかー。もうテムジンがタイチトウと戦うたびにドキドキしながら読んでたけれど、これで一つの幕が終わったな。
この物語はどの殿もいい漢の姿が描かれていて全体が気持ちのいいくらいに北方ワールドで、無駄が無い。
ただ、そうなると名前が違うだけで殿以外の人物がすべて同じような人物のように...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年07月17日
あらら、北方先生、ここで水滸伝・楊令伝に繋いじゃった~同じモンゴル族のタイチウト氏との戦いにテムジンが挑むが、敵の長・タルグダイの隊に届くと思われたとき、新たな旗が現れる。そこには、草原最強の男・玄翁が、テムジンを待ち構えていた。玄翁の自在に動く50騎と、テムジンの隊との凄絶な戦いが始まる。テムジン...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年08月17日
男たちの世界。
登場人物が多すぎていちいちひっくり返して見なきゃいけないけれど、それに、前の四冊はほぼ一気にいけたのに5冊目はだいぶ待ってしまつたけれど、のめりこみ度は前にも増して。
ひとりひとりの人物描写がくっきりしていて分かりやすい。その中でも狼の友だちを持つトクトア、好きだなぁ。
やがて、テ...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年10月05日
チンギスハーンを描く中国歴史小説第5巻目。
御大は期待を裏切らないです。
相変わらず、北方騎馬族のお互いのすくみ状態が続いていますが、国づくりとして馬や鉄について他部族も動き出したのに対しテムジンたちは一歩進んでいます。
本巻の大きな展開としては、「楊家将」「血涙」から大水滸と流れてきた吸毛剣の継...続きを読む
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