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歴史・時代 13位
ユーラシア大陸に拡がる人類史上最大の帝国、その礎を築いたチンギス・カン。波乱に満ちたその生涯と、彼と出会った様々な英雄たちの生きざまを描く歴史大河小説、好評第四巻。豊海(バイカル)に派遣した人員をメルキト族に殺害されたテムジンは闘いを決意し、一千騎を用意する。もともとメルキト族と対立する盟友のジャムカも一千騎を率い、テムジン軍を出迎えた。メルキト族の長トクトアもすばやく三千騎を召集したが、テムジンとジャムカはそれに痛撃を加えて軍を引いた。その後、ジャムカはケレイト王国のトオリル・カンの弟ジャカ・ガンボの姪であるフフーを妻に娶り、テムジンのもとには南から蕭源基らが訪れて再会を果たす。槍の達人ジェルメは、テムジンを二度斬った強者、玄翁に関するある事実を、テムジンに打ち明ける。そしてついに、トオリル・カンがメルキト族との闘いに臨むため約二万騎を召集し、テムジンとジャムカはそれに合流した。二人は先鋒に選ばれ、ケレイト王国軍の一員として、森を背にした強大な敵との一大決戦に挑むことになる。
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Posted by ブクログ 2021年09月22日
第4巻は第3巻の終わりにきな臭くなったメルキト情勢を中心に前半は動き、後半はその後の静かな期間に次の一手に向けたそれぞれの陣営の内情が描かれている。
まず、ケレイト族に氏族を殺されたテムジンとその反撃で氏長が殺されたメルキトの間に戦雲が漂い、テムジンとジャムカの千騎ずつ二千騎の連合軍とメルキトの三...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年05月15日
今一番次が待ち遠しい本だ。人物のセリフがことごとく短く、そして重い。様々な事情や感情、意味を含んでいる。現代のようにバカらしい不要な前フリや言い訳や、誤解を最小限にするためのくだらない説明もそこにはない。濃密な関係性だけが発する短く重い言葉がそこにある。そいつに痺れてただひたすら読み進むべし。いかん...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年03月12日
第四巻。
キャトの民がメルキト族に殺害されたテムジンは、もともとメルキト族と対立していた、ジャンダラン氏のジャムカと共闘してメルキト軍に痛撃を与えます。
その後、ケレイト王国のトオリル・カンがメルキト族との戦に臨む為、テムジンとジャムカは同盟相手として先鋒を任される(押し付けられた?)ことに。
テ...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年07月27日
いよいよ力を付けてきたキャト氏テムジンが親友となるジャンダラン氏のジャムカ軍と連携を取り2度切られた傭兵率いる玄翁の動向を気にし戦いの渦に。。宿敵タイチトウの片腕ドドエン・ギルテを殺されたタルグダイは妻のラシャーンと共に内政を固める中、先ずは大国のトクトア率いるメルキト族に敵対する大国ケイトレ王国の...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年06月03日
第四巻目。周辺の族との戦い、に友との絆、強い敵の認識、国固め、統一の過程が語られる。
友・ジャムカとの心の結びつきが感じられる話でした。途中でもくたびれることなく、飽きることなく、テムジンやジャムかの情熱で進めることができました。それぞれ魅力を増してゆきます。森を見るより木を見るといった感じですが、...続きを読む
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