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若く美しい母・静子から溺愛されている中学2年生の静一。
クラスの女子・吹石に淡い思いを寄せたり、従兄弟のしげると遊んだり
ごく普通の中学生として暮らしていた彼の日常は
夏休み中に両親としげる一家との登山中に起きた事故から明確に壊れ始めます。
事故当時に母が取った行動が信じられず、彼女の一挙手一投足に過敏になる静一。
静一の心境を知ってか知らずか、吹石と静一の関係の進展を露骨に阻み、抑圧する静子。
抑え込んでいた苦しみと狂気を解き放ち始めた母と、静一はどう闘っていくのでしょうか?
事故の真相が明らかになるかどうか、というサスペンス要素もあり、
とにかく緊張感がすさまじい一作です。
Posted by ブクログ
完結。
自己を形成する最も大切な時期、そして多感な思春期にこの毒親が繰り出す出来事。全てが精神を抉るほどのものでした。
確かに清子は静一を愛していた、けれど歪み切った愛情でした。もしかしたら、無意識のうちに過干渉、過保護になっていて毒親に化している、なんてこともあるのかもしれません。親として子を愛すること、自分の分身ではなく1人の人間として育てることって当たり前のようで当たり前には出来ない難題なのではと思います。度が過ぎてしまったり、はたまた足らなかったり、丁度いいが1番難しい。いずれ母親になった時にまた読み返したいと思う作品でした。
押見先生の臨場感があり表情ひとつで感情が伝わる画力が素晴らしかったです。
Posted by ブクログ
遂に完結編まで完読してしまいました。
前回は10巻まで読みましたが、
今回はオサライもあって4~17巻まで一気読み。
そして「そうか~そういう終わり方か~」と少しモヤモヤが晴れた。
若い頃は、私の周りにも「親が嫌い」とか「親なんて」という友人が
何人も居たけれど、歳を重ねると親の介護や稼業を継ぐとか、
若い頃と違い、現実的に家族の事を考えたり行動するように変化して来ました
静一もママに支配されていた青年時代を過ぎ、
何とか社会に交わり、そして看取り(見る)の時期に差し掛かる。
『精神的に辛い作品』の評価を沢山読んだけれど、
主人公である静一が人間的な最後で良かったと思っている。
どんな酷い親でも親は親なのである。
静一のお父さんが亡くなる時は涙も出た。
ママが逝ってしまう時にも静一にとっては、
優しく美しいママのままの思い出なんだろう。
そして、看取り(見取り)って大切な事なんだと思った。
実の両親共々看取れなかった私の想い。
完結
母子の物語、完結。
他の作品からの影響は感じられるが、類を見ない作品だと思った。
最終巻も大コマが多くてあっという間に読めてしまうものの、
深い内省によってその後の静一の人生が穏やかであったのなら。
作者のあとがき、どこまでリアルが含まれていたのかと考えさせられてしまう。
お疲れ様でした。
毒親とは?
毒親と親を罵る子供がいる
実際に酷い家もあるだろう
ただ、親が親でいる方法を知らない人も少なくない
親が親になるのは難しい
みな手探りだ
温かい家庭で育ってきた人はそれをなぞればいいが、そうでない人には家庭の作り方がわからない
静一は親を看取って静かに生きて老いていった
一方で、吹石さんは子供にも恵まれてた
いろんな人がいる
最近の風潮を見てると子を産まないという選択も増えてる。この本を見ているとその気持ちも分かるが、それでも人の営みがある理由を考えてしまう。
業かもしれないが、支え合う人を求めてその結果、子を授かり、何もわからないまま親をやる。自分は15歳の子の親だが、親としては15年目の駆け出しだ。我が子には、親として至らない点を侘びつつも、子の人生が豊かになるよう必死に生きてる。けど、幼い子の反発…大抵は夜寝る時に自分の部屋でスマホを使っていたいとかそういう欲で衝突する。朝1人で起きれない子にそれを許すのは難しいが、それを容認できないと毒親扱いされかねない。
それでも、親をやれてよかったと思う。
自分は晩婚だったから精神的にも少しはゆとりがあったけど、若い親はわからないことばかりで大変だと思う。世の中に、親になるための学びを得られる場所があると良いのにな、と思う
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少年・青年マンガ
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