夏川草介の作品一覧
「夏川草介」の「神様のカルテ」「守ろうとする猫の話」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「夏川草介」の「神様のカルテ」「守ろうとする猫の話」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
信州大学医学部卒。2009年『神様のカルテ』でデビュー。同作は第10回小学館文庫小説賞を受賞し、実写映画化もされている。医師であり小説家でもある。
Posted by ブクログ
現代人に向けた寓話(≓おとぎ話)のような作品だった。
若干ファンタジー寄りだけど、現代の問題を突き付けてくる鋭い切れ味だった。
「他人を蹴落としてでも、自分の成功を求める人たち」
これは一つの手段として、決して悪ではない。そういう存在が登場する。
ただそのやり方が是か非かは、人によって考えが違うと思う。
この作品は幅広い年代に問題を投げかける非常によい作品。
おそらく読む世代や考え方によっても受け取り方が変わってくると思う。
そして前作よりも古典作品のクロスオーバーが強化されている。
作中に登場した作品を読んでいれば、展開をもっと楽しめると思う。
あっ、このセリフは...!とか、この人
Posted by ブクログ
※ネタバレあり
前作からさらにスケールアップした物語が用意されており、主人公以外サブキャラたちにもフォーカスがあてられたお話だった。
個人的には、前作よりも好き。
というか、前作をふまえてより面白いものを読ませていただいた、という気持ち。
南先生の覚醒や西島先生の葛藤など心震わされるシーンばかりだったけれど、1つ選ぶとするならば、花垣、哲郎が教授と病院の廊下で鉢合わせるシーンを選ぶ。
大きな力に対して自身の理念を貫き通した花垣はかっこいいし、最終的に患者(親父)に「カツ丼(好物)を食べさせてやりたい」で一致団結するお医者さんたちに心温まる。
とっても好きな小説でした。
Posted by ブクログ
大学の医局を出て町の小さな病院に勤務する凄腕の内視鏡医師、哲郎に舞い込んだ依頼とは。命と医療のあり方について考える「スピノザの診察室」続編。
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楽しみにしていた夏川さんの小説です。「スピノザ」に続いて大変面白かったです。とにかく夏川さんのお話は優しさが根幹にあるので、安心して読めるのが良い。
「医療には哲学が必要だ」と問いかけるこのシリーズ、相変わらず日本の医療崩壊に対して厳しい目を向けながらも関わる人に対する愛を失わないのが素敵です。とくに、「人がいずれ死ぬならばなぜ医療は必要なのか」は、ブラックジャックで何度も問いかけられる「医者はなぜ必要なのか」から続く人