夏川草介の作品一覧
「夏川草介」の「エピクロスの処方箋」「神様のカルテ」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「夏川草介」の「エピクロスの処方箋」「神様のカルテ」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
信州大学医学部卒。2009年『神様のカルテ』でデビュー。同作は第10回小学館文庫小説賞を受賞し、実写映画化もされている。医師であり小説家でもある。
Posted by ブクログ
今の世では一般的になっている価値観が本当の意味で良いことなのか考えさせられた。
ほどよく稼ぎ気楽に自分の生活を楽しみたいという若い医者が増えている→医者になるために社会や周りから投資してもらっている。昼夜問わず困っている患者のために力を尽くすという信念。
女が男のように振る舞えば、家事も育児も半分に
したら平等→男女がお互い支え合ってそれぞれの役割を果たすことだって平等。
結果さえ良ければ良い→たとえ結果が自分の利益にならないとわかっているときでも動くべき時に動ける人になってほしい。
努力は大事で必ず報われる→努力で変えられるのはわずか。自分はうまれつき才能がある、というのは傲慢だけど
Posted by ブクログ
これまで読んできた本の中で、一番深く引き込まれる作品でした。
現役の医師だからこそ描ける、患者との接し方や葛藤、リアルな医療処置の描写。それらが専門知識のない読者にもすっと伝わる言葉で表現されており、一気に読み進めてしまいました。その一方で、甘党の主人公・哲朗が堪能する京都の銘菓たちの描写も魅力的で、次に京都を訪れた際はぜひお店を巡ってみたいと思います。
特に心に残ったのは、「人は病気を治すことで幸せになれるのなら、治らない病気を抱える人は一生不幸せのままなのか」という問いかけです。完治を目指すだけではない医療との向き合い方は、実際に現場で命と向き合ってきた著者だからこその視点であり、深く