池田香代子の作品一覧
「池田香代子」の「夜と霧 新版」「新装版 ソフィーの世界」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「池田香代子」の「夜と霧 新版」「新装版 ソフィーの世界」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
「自分は何のために生まれてきたのか」と、深い思索に耽ったことがある。
そのとき辿り着いた答えは、「生まれてきたことに、あらかじめ用意された理由などない」ということだった。大切なのは、自分がどのように生きたいかという、自らの意志による結論なのだ。
名著『夜と霧』を読み、私は確信した。過酷な状況下であっても、生きることに意味を見出すのは自分自身である。肉体は拘束できても、精神の自由までは誰も奪うことはできない。しかし、思考を止め、自ら精神の手綱を放してしまえば、尊厳は容易に崩れ去る。あらゆる事象に意味を持たせるかどうかは、自分自身の選択であり、覚悟の問題なのだ。
未来に目的を据え、目の前の状況
Posted by ブクログ
愛は実体を伴わずとも存在する。
・電車で移送されるなか、ザルツブルクの山並みが水彩画のようだったり、夕日を眺めるために疲弊し切っている仲間を叩き起こしてまで見せようとしたり。「世界はどうしてこんなに美しいんだ」という言葉に、打ちひしがれる。
・遺言の暗記のパートで収容所の仲間に伝えた妻へのメッセージ。「夫婦でいたのは短かい間だったが、その幸せはいまここで味合わねばならなかったことすべてを補ってあまりあるということ。」愛の大きさに、魂が震えた。
・環境が魂を規定する、というのは真理だと思った。
・がんじがらめの環境で、どんな覚悟をするか
・わたしの人生はわたしの苦悩に値するか ドストエフス
Posted by ブクログ
いつか必ず読もうと思いながらなかなか開くことができなかった1冊。
この本を読むことができて、本当に本当によかった。
想像を絶する暗闇の中でも、人間の心に最後まで残る、小さいけれど確かな光を見せて頂いた。
第二次世界大戦中に強制収容所へ収監されたユダヤ人心理学者である著者が、その経験を軸とし、極限状態に置かれた人間の心理状態がどのように推移するかを示した文献。
悲惨な事実も記されているが、あくまで主体はその結果として生じる心理的な反応であり、淡々とした文章で記されている。
もちろんこの時代の被収容者の方とは比べることも烏滸がましいが、私のこれまでの人生にもほんの些細な苦しみは存在して、その
Posted by ブクログ
キャリアコンサルタントの勉強をしていて、「人生の意味を求めること」の重要性を言った著者に共感し、それが強制収容所からの生還を経てつくられていったものだと知り手に取りました。
冒頭にある解説を5ページ読んだ時点で「こんな世界を2度と作ってはいけない」と感じられるほど、これまで見聞きしたどんなフィクションよりも凄惨な事態。淡々と事実を書いてあるからこそ感じる恐怖がありました。
なぜそんなことが起き得たのか。体験記を読み進め、フランクルの日々を追体験してゆくと、理解できてしまうような気がするのもまた怖かった。
極限の状況で私たちが頼るべきものは何なのか、私たちを救い得るものは何なのか、フラン