プロフィール

  • 作者名:藤井邦夫(フジイクニオ)
  • 性別:男性
  • 生年月日:1946年11月22日
  • 出身地:日本 / 北海道
  • 職業:作家

日本大学芸術学部卒。脚本家・小説家として活躍。現代劇、時代劇、特撮などの分野で数多くの脚本を手がける。また、「秋山久蔵御用控」シリーズ、「知らぬが半兵衛手控帖」シリーズなどの小説も手がける。

配信予定・最新刊

作品一覧

  • 大江戸閻魔帳
    値引きあり
    3.6
    1~8巻298~792円 (税込)
    蔦屋重三郎の娘から、店に持ち込まれた写楽の大首絵の真贋を確かめたいと相談を受けた若き戯作者、青山麟太郎。落款がないだけで、出来はすこぶるよい。だが持ち込んだ御家人は、自宅で殺されていた。臨時廻り同心や岡っ引と知り合い、麟太郎は次々と事件に巻き込まれていく。麟太郎を見守る南町奉行・根岸肥前守との拘わりは? 大江戸の「探偵」は、非道は許さないが、人を救う優しさがある。人情味あふれる事件帖!
  • 江戸の御庭番
    値引きあり
    3.8
    1~7巻462~554円 (税込)
    【待望の新シリーズ、堂々開幕!】 昼は婿殿、夜は凄腕隠密。 「秋山久蔵御用控」「新・知らぬが半兵衛手控帖」の著者入魂、これぞ忍者時代活劇! 江戸の隠密仕事専任の御庭番・倉沢家に婿入りした喬四郎。 着任早々、八代将軍徳川吉宗から、神田に現れた盗賊・牛頭馬頭の始末を命じられる。 嫁の佐奈と仮祝言を上げたのも束の間、喬四郎は探索に乗り出した。 盗賊の隠れ家はなんと武家屋敷。 背後に潜む者を感じた喬四郎は、次の押し込み先で盗賊頭の義十をわざと逃がし、真相を曝くために後を追うが、 義十は謎の武士に斬られてしまう――。 息を呑む展開とアクション。 時代劇の醍醐味が詰まった新シリーズ、堂々開幕!
  • 知らぬが半兵衛手控帖 : 1  姿見橋
    3.9
    1~20巻528~561円 (税込)
    惚れた男のために苦界に身を沈めながらも、果たされぬ約束に一縷の望みを抱く女・・・・。十年前に亭主を殺して行方知らずになった女と同じ顔の女・・・・。幼い我が子を無礼討ちにされた浪人が縋る武士の矜持・・・・。「世の中には私たちが知らん顔した方が良いことがある」と嘯く北町奉行所臨時廻り同心・白縫半兵衛の人情裁きを描く、書き下ろし時代小説。
  • 十手浪人 名無しの権兵衛悪党狩
    値引きあり
    3.5
    1~3巻539~880円 (税込)
    十手を預かる身でありながら、同心ではなく、その素姓は誰も知らない……人呼んで「ななしの権兵衛」が江戸の悪を成敗する! 人気シリーズを多数抱える著者、待望の新シリーズ!
  • 結城半蔵事件始末 : 1 不忠者
    3.0
    1~5巻539~550円 (税込)
    四人の若い侍に襲われた奥州上関藩の留守居役遠藤頼母は、自らを不忠者と蔑んだ――。遠藤を助けた南町奉行所与力の結城半蔵は、上関藩に燻る内紛の火種を嗅ぎつける。直心陰流の達人結城半蔵が悪を斬る時代小説第一弾。
  • 日溜り勘兵衛極意帖 : 1 眠り猫
    3.3
    1~10巻539~561円 (税込)
    根岸の里に土地の者から「黒猫庵」と呼ばれる小さな家があった。そこには中年の浪人がひっそりと暮らしていた。浪人の名は錏(しころ)勘兵衛。年老いた黒猫とともに日がな一日縁側で昼寝をする勘兵衛だが、江戸が闇夜に包まれるとき、その男は盗賊のお頭と化し……。この男は善か、悪か!? ここに新たなるヒーローの誕生! 待望の書き下ろし新シリーズ!
  • 新・知らぬが半兵衛手控帖 : 1 曼珠沙華
    4.6
    1~24巻550~814円 (税込)
    「世の中に私たちが知らん顔をした方が良いことがある」と嘯く、人呼んで“知らん顔の半兵衛”こと、白縫半兵衛が帰ってきた。再び臨時廻り同心を拝命した半兵衛が見せる粋な人情裁き。藤井邦夫の人気を決定づけた大好評シリーズの続編が、書き下ろし新シリーズとしてスタート。
  • 柳橋の弥平次捕物噺 : 1 影法師
    4.0
    1~6巻550~572円 (税込)
    柳橋の船宿『笹舟』の主で南町奉行所定廻りから岡っ引の手札を貰う弥平次は、行方知れずの亭主・清吉を捜しに常陸国水戸から江戸に出てきたおとよと知り合った。清吉の消息を追いはじめた弥平次たちだったが、その探索は難航し……。
  • 坊主金~評定所書役・柊左門 裏仕置(一)~
    3.7
    1~7巻550~605円 (税込)
    江戸幕府の裁判所である評定所の書役・柊左門。表向きは庶民からの訴状の始末をしているただの役人だが、裏では不採用になった中に見つけた「非道の悪」を裁く「裏仕置人」だ。御数寄屋(おすきや)坊主の道春(どうしゅん)、裏渡世に詳しい音吉(おときち)、そして神道無念流の剣客・加納紳一郎(かのうしんいちろう)も加わり、江戸の世に憚る理不尽な悪を裏で裁く。人気時代小説作家・藤井邦夫の胸のすく新シリーズ第一弾。
  • 歳三の首
    4.0
    1巻583円 (税込)
    明治新政府軍による箱館総攻撃の火ぶたが切られ、五稜郭より出動した土方歳三は、一本木関門での激戦の最中、一発の銃弾に斃れた。歳三の首を獄門台に晒す、戊辰戦争終了後も、土方の亡骸を探す新政府弾正台の思惑を知った嘗ての新撰組隊士永倉新八は箱館の地に向かう。
  • 忍び狂乱~日暮左近事件帖~
    3.5
    1巻605円 (税込)
    公事宿「巴屋」の出入物吟味人となった、もと秩父忍びの日暮左近。ある日、左近が手裏剣で襲われた。出入物吟味人として狙われたのか、それとも秩父忍びの過去に関わりがあるのか。探ると、かつて秩父忍びの仲間で許婚でもあった陽炎たちも襲われていた。怒る左近を、権力亡者と凋落した忍びたちの暗闘が待ち受けていた。大好評を博したシリーズ待望の続編、第六弾。
  • 陽炎(かげろう)の符牒~日暮左近事件帖~
    3.5
    1巻605円 (税込)
    公事宿「巴屋」の出入物吟味人日暮左近は、かつて秩父忍びの仲間で許嫁だった陽炎から助けを求められる。陽炎のいる下野国宇都宮藩江戸下屋敷に向かった左近だったが、陽炎は戸田家藩主の養子の御守をするなかで怪我を負っていた。陽炎の願いを受けた左近と幼き後継ぎを襲う刺客たち。激闘が始まる――。迫力の剣戟に手に汗握る藤井邦夫の代表シリーズ第五巻。(『修羅活人剣 日暮左近事件帖』改題)
  • 将軍家の血筋~日暮左近事件帖~
    3.5
    1巻605円 (税込)
    公事宿「巴屋」の主・彦兵衛は、大身旗本の屋敷の前で、秩父忍びの陽炎に似た女に会う。陽炎とは、出入物吟味人として巴屋で働く日暮左近の元恋人だった。彦兵衛から知らされた左近が調べ始めると、はたして女は陽炎であり、幼な子を警固していた。その背後に、御三卿の当主の座を巡る大きな権力争いが――。大仕掛けの展開にハマる藤井邦夫の代表シリーズ第四巻。(『化粧面 日暮左近事件帖』改題)
  • 井上真改(しんかい)~御刀番 左京之介(九)~
    4.0
    1巻605円 (税込)
    駿河国汐崎藩の国許で一揆の噂がたった。汐崎藩の御刀番頭・左京之介は、噂の真偽を確かめるため、さっそく国許へ向かう。汐崎藩領内へ入った左京之介を待っていたのは、汐崎藩を混乱させんとする一派。そして、敵の手には、名剣「井上真改」が。はたして、左京之介は、一揆を防ぐことができるのか。手に汗握る策謀の応酬と迫力の剣戟満載のシリーズ第九弾。
  • 関の孫六~御刀番 左京之介(八)~
    3.0
    1巻605円 (税込)
    汐崎藩藩主・堀田家憲に御三家尾張藩主の姫との縁談が持ち込まれた。汐崎藩の御刀番頭・左京之介は、その「土産」に名刀「関の孫六」が献上されると聞いて不審を抱くが、ある旗本の所と、水戸藩にも関の孫六があることが判明する。いずれが本物なのか。そして水戸藩闇同心、尾張藩土居下組が「幻の名刀」を狙って襲い来る――。壮大なスケールに引き込まれるシリーズ第八弾。
  • 九字兼定~御刀番 左京之介(七)~
    4.0
    1巻605円 (税込)
    汐崎藩の御刀番頭・左京之介は、対立している水戸藩江戸家老から、京之介の友である水戸藩御刀番頭・神尾兵部の行方がわからなくなったと告げられる。頼みを受け友の行方と水戸藩から奪われた「九字兼定」を捜す京之介の眼前に謎の集団が立ちはだかる。闇同心、影目付……「九字兼定」を狙う者たちとの壮絶な闘いが始まった――。手に汗握る渾身のシリーズ第七弾。
  • 備前長船(おさふね)~御刀番 左京之介(六)~
    -
    1巻605円 (税込)
    汐崎藩に公儀の普請が押しつけられる――。財政難の状況で藩にとって空前の危機となる。それを回避できると老中・青山忠裕が出してきた条件は、名刀・備前長船の献上だった。駿河国汐崎藩の御刀番・左京之介は長船を手に入れようと走るが、そこに沼津藩水野忠成の横やりが! 五郎正宗の遺恨で汐崎藩を潰さんとする水野に、どうする、京之介。人気シリーズ、第六弾。
  • 五郎正宗~御刀番 左京之介(五)~
    -
    1巻605円 (税込)
    駿河国汐崎藩の御刀番を務める左京之介。汐崎藩元藩主の御落胤で久能山東照宮の別当代となった祥慶から、秘蔵されていた相州五郎正宗が盗まれたと知らされる。五郎正宗探しに乗り出した京之介の前に現れたのは謎の修験者集団「黒法師」。はたして五郎正宗の行方は。そして、五郎正宗を奪わせた真の黒幕とは――。ますます好調の人気シリーズ、会心の第五弾。
  • 虎徹入道~御刀番 左京之介(四)~
    3.0
    1巻605円 (税込)
    駿河国汐崎藩の御刀番、左京之介は「長曾禰虎徹」を汐崎藩堀田家の菩提寺天慶寺の住職が求めていると聞いて訝る。やがて京之介の耳に汐崎藩が「虎徹」を購うという話が。背後に潜む奸計、それを阻止せんとする京之介。そして、京之介に暇が出される。左霞流の遣い手、京之介が、小者の佐助、元裏柳生の女忍び楓と藩を揺るがす輩に立ち向かう。大好評シリーズ第4弾!
  • 数珠丸恒次~御刀番 左京之介(三)~
    3.0
    1巻605円 (税込)
    水戸徳川家にあった伝説の名刀「数珠丸恒次」が屋敷から盗まれた。御三家のひとつ、水戸徳川家はその事実に大揺れとなる。「数珠丸恒次」の目利きをさせられていた汐崎藩御刀番の左京之介は、その行方と背後に蠢く闇を探り始める。その先に浮かんできたのは京之介自身も驚く衝撃の「陰謀」だった。「天下五剣」を巡る迫力の争奪戦。ますます好調のシリーズ第三弾。
  • 来国俊(らいくにとし)~御刀番 左京之介(二)~
    3.0
    1巻605円 (税込)
    駿河国汐崎藩の御刀番・左京之介は、藩主から、突然現われた「御落胤」の真偽を確かめる命を受ける。藩主の「御子」和千代は、誕生の砌に名刀「来国俊」の小太刀を下げ渡されていたという。その真贋を見極めようと動き出した京之介だったが、藩主の跡継ぎをめぐる権力闘争が勃発する。お家騒動に巻き込まれた京之介が最後に選んだ「道」とは――。著者会心のシリーズ第二弾。
  • 御刀番~左京之介 妖刀始末~
    3.0
    1巻605円 (税込)
    駿河国汐崎藩の御刀蔵から妖刀村正が盗まれた。徳川家に仇なす刀ゆえ、所持が公儀に知れれば汐崎藩の取潰しは必至。藩主から命を受けた御刀番・左京之介(ひだりきょうのすけ)は村正の行方を追うが、その前に不審な忍びが立ちはだかる。そして、忍びの背後にはとてつもない敵が潜んでいた。京之介の孤独な闘いが始まる。そして、衝撃の結末とは……。著者渾身の壮大な新シリーズ開始。
  • 彼岸花の女~乾蔵人 隠密秘録(一)~
    3.0
    1~8巻605円 (税込)
    小石川養生所で渡世人が労咳(ろうがい)で亡くなった。南町奉行所の隠密廻り同心・乾蔵人が、その身許(みもと)を確かめるべく探索を始めると、二十年前に盗賊に押し込まれた茶道具屋玉泉堂(ぎょくせんどう)に関わりのある男だと判明した。数多(あまた)の大名旗本の御用達となっている玉泉堂の過去に大きな疑惑が持ち上がる。表題作「彼岸花の女」ほか、胸のすく作品を収録した、人気作家待望の新シリーズ第一弾。
  • 三匹の浪人
    3.5
    1巻627円 (税込)
    お人好しの“御隠居”こと立花右近。酒と女好きの“大将”こと夏目平九郎。金好きの“万屋”こと霞源内。江戸で暮らす三人の浪人は、七化けのおりんに騙され、お尋ね者となる。濡れ衣を晴らす為おりんを追うが、彼らを待ち受けていたのは甲府への流浪の旅だった。時に助け合い時に騙し合う、因縁深き三匹が、道中蔓延る悪を斬る!! 痛快時代小説。
  • はぐれ狩り~日暮左近事件帖~
    4.0
    1巻660円 (税込)
    公事宿『巴屋』に呉服屋の京丸屋から、付け火や浪人から乱暴狼藉をされるなどの騒動が起きているので調べてほしいと依頼があった。巴屋の出入物吟味人・日暮左近は、主・彦兵衛の頼みで京丸屋を調べ始めたのだが、事態はとんでもない方向へ。そして、忍び同士の意地と誇りを懸けた戦いが始まることになった――。シリーズ史上最高剣戟の詰まった第十六弾。
  • 決闘・柳森稲荷~日暮左近事件帖~
    4.0
    1巻660円 (税込)
    公事宿『巴屋』の出入物吟味人・日暮左近は、倒れていた少女を救う。秩父から出てきた少女の代わりに父親捜しをすることになった左近は、江戸を騒がす押し込み強盗の企みに気づく。阻止に動いた左近だったが、命を狙われ窮地に陥る。左近の危機に懇意の秩父忍びたちも合流し、忍び同士の未曾有の闘いが始まった――。ド迫力剣戟溢れるシリーズ第十五弾。
  • 影武者~日暮左近事件帖~
    4.0
    1巻660円 (税込)
    馬喰町の公事宿『巴屋』で出入物吟味人をする日暮左近は、主の彦兵衛の頼みで、物の怪が出るという話の真偽を確かめることとなった。物の怪騒ぎを調べ始めたところ、裏に怪しい寺の存在が浮かび上がる。そして、そこから左近はより大きな騒動に巻き込まれていく。剣は瞬速――。左近の剣が弱き者たちを守る! 涙溢れる物語と迫力の剣戟満載のシリーズ第十四弾。
  • 影忍び~日暮左近事件帖~
    4.0
    1巻660円 (税込)
    公事宿『巴屋』出入物吟味人の日暮左近は、偶々通りかかった場所で襲われていた旅姿の若侍を救った。若侍は美濃国岩倉藩の国許から出てきた密使だった。若侍を襲ったのは尾張藩の者と判明、背後に尾張藩と弱小藩との対立が浮かんできた。大名同士の対立の原因を突き止めた左近がとった行動とは……。壮大なスケールの物語と迫力の剣戟が満載の人気シリーズ第十三弾。
  • 無駄死に~日暮左近事件帖~
    3.5
    1巻660円 (税込)
    公事宿『巴屋』に呉服屋『角菱屋』の主が、旗本に貸した五十両を返してもらう方法はないかと相談に来た。巴屋主の彦兵衛は、出入物吟味人の日暮左近にその一件を依頼する。調べを進める左近に次々と新たな「事件」が持ち込まれ、周りには裏柳生の忍びと仙台藩の忍び黒脛巾組の影が。壮絶な忍び同士の殺し合いの結末とは……。迫力の剣戟に人情が香るシリーズ第十二弾。
  • 白浪五人女~日暮左近事件帖~
    2.5
    1巻660円 (税込)
    公事宿『巴屋』出入りの旗本の家から掛軸が盗まれた。相談を受けた巴屋主・彦兵衛の依頼で、出入物吟味人の日暮左近は、その一件を追うことに。調べを進めると、掛軸に描かれた絵の秘密、謎の女たちの存在が浮かび上がってくる。はたして、掛軸の絵にはどんな秘密が隠されているのか。そして、左近に異変が――。超ド級の剣戟満載! 充実の人気シリーズ第十一弾。
  • 無惨なり~日暮左近事件帖~
    4.0
    1巻660円 (税込)
    常陸国土浦藩の御刀蔵が破られ名刀相州五郎正宗が奪われた。公事宿の出入物吟味人・日暮左近は、その一件が秩父忍びの仕業と知る。一方、秩父忍びの陽炎たちは、五郎正宗を奪ったことで狙われることとなった。秩父忍びをめぐり蠢きだした甲賀忍びと木曾忍び。秩父忍びの窮地に左近が動く。忍びたちの背後に潜む「黒幕」の思惑とは……。ド迫力のシリーズ第十弾。
  • 冥府からの刺客~日暮左近事件帖~
    4.0
    1巻660円 (税込)
    薬種問屋『萬宝堂』の若旦那が旗本の娘に恋をした。身分違いの恋に不安を覚えた番頭は、公事宿『巴屋』に依頼を持ち込んできた。出入物吟味人の日暮左近が調べ始めたところ、背後に若旦那を狙った企みが潜んでいた。そして、若旦那が狙われた本当の理由が明らかになったとき、巴屋主の姪おりんが攫われた。左近の無明刀が外道の陰謀を斬る! 充実のシリーズ第九弾。
  • 神隠しの少女~日暮左近事件帖~
    4.0
    1巻660円 (税込)
    大店の呉服屋「丸菱屋」の娘おかよが、姿を消して十年後、店に戻ってきた。娘が本人かどうかを確かめてほしいと丸菱屋に依頼された公事宿「巴屋」では、主の彦兵衛、出入物吟味人の日暮左近が動き始める。しかし、おかよは何者かに狙われる――。おかよを狙う外道たちの正体、そして、左近を救う意外な助っ人とは……。ページを繰る手が止まらないシリーズ第八弾。
  • 赤い珊瑚玉~日暮左近事件帖~
    4.0
    1巻660円 (税込)
    公事宿「巴屋」に、常陸の百姓が年季証文を持ち込んだ。百姓の女房が料理屋「松葉屋」での奉公を終えているはずが、まだ明けていないといわれたのだという。「巴屋」出入物吟味人の日暮左近が「松葉屋」の周りを調べ始めると、次々に不審な点が見つかり、背後にある藩の影が浮かんできた――。左近の無明斬刃剣が、弱き者を狙う悪を斬る! 迫力と充実のシリーズ第七弾。
  • 出入物吟味人~日暮左近事件帖~
    3.5
    1巻660円 (税込)
    出入物吟味人として日暮左近が働く公事宿巴屋に鍛金師の文吉が銀の香炉の代金を払ってもらえないと公事訴訟の依頼に来た。しかし、文吉は何者かに殺害されてしまう。それでも文吉の依頼を完遂せんと動く左近の前に、謎の忍びが現れ、背後には醜い権力者同士の争いが――。左近の無明刀が欲に塗れた悪を斬る! 藤井邦夫の代表シリーズ、五カ月連続刊行第二弾。(『無明暗殺剣 日暮左近事件帖』改題)
  • 正雪の埋蔵金~日暮左近事件帖~
    3.5
    1巻660円 (税込)
    深手を負って公事宿巴屋の主に助けられた一人の男。過去の記憶を失ったその男は日暮左近と名付けられ、助けられた巴屋で出入物吟味人となった。その巴屋に、店を騙し取られたと公事の訴えが持ち込まれた。裏には、幕府転覆を企てた謀叛人・由井正雪が隠した数万両の軍資金の噂が。はたして埋蔵金の在り処は――。藤井邦夫の代表シリーズ、五カ月連続刊行第一弾。(『陽炎斬刃剣 日暮左近事件帖』改題)
  • 無銘刀~御刀番 左京之介(十一)~
    3.0
    1巻660円 (税込)
    小石川傳通院の裏で、五人の沼津藩藩士が斬殺された。背後に、妖刀村正に似た無銘刀を遣う凄腕の剣客の存在が浮かび上がる。汐崎藩御刀番頭の左京之介は、度重なる襲撃に怯える沼津藩藩主・水野忠成の懐刀で、これまで対立していた土方縫殿助から助けを求められる。土方の求めに京之介が下した判断とは――。霞左文字が、権力者たちの謀略を斬る! 感動のシリーズ最終巻。
  • 小夜左文字(さよさもじ)~御刀番 左京之介(十)~
    5.0
    1巻660円 (税込)
    汐崎藩御刀番頭の左京之介は、左家にまつわる名刀「小夜左文字」が盗まれたことを知らされる。一方、汐崎藩主堀田家憲には縁談が舞い込む。藩主から縁談相手の松代藩真田家を探るように命じられ、京之介が調べ始めると、そこに小夜左文字の存在が浮かび上がる。小夜左文字を盗んだ者の思惑とは――。迫力の戦闘シーンと胸に迫る若殿の恋。充実のシリーズ第十弾。
  • 養生所見廻り同心 神代新吾事件覚  指切り
    3.3
    1~5巻680~722円 (税込)
    書き下ろし時代小説、神代新吾事件覚シリーズ第1弾! 北町奉行所小石川養生所見廻り同心、神代新吾。南蛮一品流捕縛術を修行する、若く、未熟だが、熱い心を持つ同心である。新吾が、幼馴染みの養生所医師小川良哲、臨時廻り同心白縫半兵衛、手妻の浅吉らと共に、様々な事件にぶつかり、悩みながらも成長していく姿を描く。
  • 秋山久蔵御用控 後添え
    4.5
    1巻691円 (税込)
    五百両の値がついた天目茶碗の商談に、贔屓筋に赴いた茶道具屋の主が、大川に遺体となって上がり茶碗も消えた。南町奉行所吟味方与力・秋山久蔵が探索を命じると、怪しい人物が複数浮かんだ。一方、久蔵に後添えの話が持ち込まれ、亡妻の妹である香織は密かに身を引く覚悟を決めた…。 好評シリーズ第11弾!
  • 大名強奪~日暮左近事件帖~
    4.0
    1巻715円 (税込)
    馬喰町にある公事宿「巴屋」の主・彦兵衛が得体の知れぬ浪人たちに連れ去られてしまう。供をしていた下代から事情を聞いた巴屋の出入物吟味人・日暮左近は、彦兵衛を拐かした浪人たちの背後を調べ始めることに。彦兵衛を攫ったのは、巴屋の商売敵か、それとも巴屋が扱った公事に絡んだ人物なのか。そして彦兵衛を拉致した者たちの背後に、忍びの影が。史上最強の敵に左近が挑む。想像を絶する戦いが詰まった人気シリーズ第十八弾!
  • 百鬼夜行~日暮左近事件帖~
    4.0
    1巻715円 (税込)
    江戸の町に人斬りをする乱心者が出現。公事宿「巴屋」の主彦兵衛から話を聞いた出入物吟味人の日暮左近は、その乱心者が次々に人を斬るのを間近で目撃した。左近は、乱心者の背後に丹波忍びの影を嗅ぎ取る。そして、その丹波忍びは、人を操る術を使うことがわかってきた。次々に人を「鬼」とする「傀儡の術」を操る丹波忍びとの対決が迫る……。日暮左近は、その忍びに打ち勝つことができるのか。人気シリーズ、驚愕の第十七弾!
  • 阿修羅の微笑~日暮左近事件帖~
    3.3
    1巻715円 (税込)
    出入物吟味人として日暮左近が働く公事宿巴屋に、亡き父の借金を返せと迫られているという男が訪れた。巴屋では仕事を引き受けたが、借金の返済を迫っていた男は殺され、依頼人の男は町奉行所に捕まってしまう。男の背景を探る左近の前に現れる謎の刺客。最も強い青い眼の遣い手との死闘の末に左近の運命は――。衝撃の結末が待つ藤井邦夫の代表シリーズ第三巻。(『愛染夢想剣 日暮左近事件帖』改題)
  • 秋山久蔵御用控 口封じ
    3.3
    1巻722円 (税込)
    「相手は薄汚ねえ盗賊だ。情け容赦は無用だぜ」。江戸の悪を“剃刀久蔵”が斬る!  錺職(かざりしょく)の男が鎌倉河岸で死体となって浮かんだ。北町奉行所の調べでは溺死と判断されたが、頭には殴られた跡があり、客ともめていたのを見た者がいた。客が注文したのは丸に揚羽の蝶の銀簪。男の女房に真相究明をたくされた久蔵は、”丸に揚羽蝶”の家紋を手がかりに、背後に蠢く悪に迫る。久蔵の、心形刀流が炸裂する! 三編の読切り時代小説を収録。 好評シリーズ第13弾!
  • 秋山久蔵御用控 垂込み
    3.0
    1巻722円 (税込)
    盗賊同士の足の引っ張り合いを、“剃刀”久蔵が見事に裁く! “隠居の彦八”と呼ばれる元盗賊が江戸に舞い戻ったという。処刑された頭(かしら)の酉蔵の一周忌の法要を行う目的らしい。一方、酉蔵の娘の周辺では、蝮の藤兵衛の一味が様子を探っていた。盗賊同士、どんなかかわりがあるのか? 南町奉行所吟味方与力・秋山久蔵は、手下とともに盗賊どもを追いつめる! 好評シリーズ第18弾!
  • 秋山久蔵御用控 隠し金
    -
    1巻722円 (税込)
    八丁堀・中ノ橋に、蜆売りの春吉の死体があがった。袈裟懸けに斬られており、侍の仕業らしい。父を亡くした春吉は母を助け健気に働いており、八丁堀御組屋敷街のみなに可愛がられていた。やはり贔屓にしていた南町奉行所吟味方与力・秋山久蔵は、少年を無残にも斬った外道に、怒りの刃を向ける。 好評シリーズ第12弾!
  • 秋山久蔵御用控 大禍時(おおまがとき)
    3.7
    1巻722円 (税込)
    大禍時(おおまがとき)──薄暗くなって禍(わざわい)が起こりやすい夕暮時に、娘が消えるという噂が立った。弥平次の調べで、高家一色家に奉公にあがっていた菓子屋の娘が半年前に行方知れずになった事実を掴むが、店の者たちの態度がおかしい。また一色家にもよからぬ噂があった。事件の真相は何なのか、“剃刀”久蔵の裁きが冴える。 好評シリーズ第17弾!
  • 秋山久蔵御用控 付け火
    3.5
    1巻722円 (税込)
    “剃刀”と恐れられる吟味方与力・秋山久蔵の活躍を描く人気シリーズ。江戸の町で付け火が続いた。捕縛された盗賊・東雲の鉄五郎の一味の者が、鉄五郎を放免しなければ火を放つと脅してきた挙げ句のことだった。南町奉行の荒尾但馬守は、大火を恐れるあまり久蔵に対し探索の日切りを申し渡した。久蔵は、期限までに一味を捕らえられるのか。前作で長男・大助が生まれたのに続き、新メンバーも登場。ますます快調です! 好評シリーズ第16弾!
  • 秋山久蔵御用控 余計者
    3.0
    1巻722円 (税込)
    不忍池の畔で男の死体が発見された。近辺では筆屋の主が大山詣りに出て怪我をし、女房と手代が店を休んで後を追ったきり、姿が見えないという。南町奉行所の秋山久蔵は、死体が筆屋で、女房と手代が事件に絡んでいると睨むものの、残された証拠に違和感を覚える。久蔵に息子が生まれ新たな展開を見せる。 好評シリーズ第15弾!
  • 秋山久蔵御用控 傀儡師(くぐつし)
    3.5
    1巻722円 (税込)
    「町奉行所の役人は、お奉行の為に働いてるんじゃあねえ。八百八町で真面目に暮らしている庶民の為に働いているんだ」。剃刀と呼ばれ、悪党を震え上がらせる、南町奉行所吟味方与力の活躍を描く“秋山久蔵シリーズ”。日本橋で虚ろな眼をして刀を振り回す浪人。しかし人々を襲った男はその記憶が全くないという。蠢く“傀儡師”の正体とは?多彩な脇役も魅力です。 好評シリーズ第14弾!

ユーザーレビュー

  • 追跡者 新・秋山久蔵御用控(二十三)

    ネタバレ 購入済み

    四話共、心に沁みる良い話だった。特に一話目の「追跡者」の高柳又四郎の死には、感じるものが有った。身を挺して、久蔵を、姉の銃弾から守ったのだから。

    0
    2025年11月08日
  • 新・知らぬが半兵衛手控帖 : 9 招き猫

    Posted by ブクログ

    この本を読むと 熱い蕎麦が食べたくなりますね。
    前に読んだ 迷い猫ではなく こちらは招き猫
    盗賊招き猫 ってあまり強くは聞こえない名前です。
    盗んだ金が 大きな招き猫に入っていた。

    虎落笛 吉原で新造の頃に身請けしてもらったことを感謝して暮らしていた おゆり
    殺された旦那が よほど優しい人だったんでしょう。

    藤井邦夫さんの文章は 疲れてる時ほど 読むのが楽ですね。
    この頃の江戸の町暮らし 経験してみたい気がします。

    0
    2025年09月05日
  • 隠れ蓑 新・秋山久蔵御用控(十)

    Posted by ブクログ

     瓜二つ  という短編
    シャボン玉売りの由松に 瓜二つの竜吉というあくとうがいた。
    由松は間違っておそわれる。
    うーん そんなに似てる人がいると気持ちが悪いね!
    第3章 卑怯者
    久蔵の娘 小春が与平の爺ちゃんの背中さすってやったり。
    いい子に育ってるなあ!
    大助は 和馬の奥さんの百合江を見かける。
    様子がおかしい。つけていく。
    大人になったなあ!
    しかし この訳ありそうな百合江さん
    亭主の和馬に何も言わない。
    言わなすぎ。
    武家の奥方は こんなに喋らなかったのか?

    よほど言えない訳でも
    と思うと なんだ!それなら早く言えよ!

    4話には柳橋のご隠居が出てきます。
    まだまだ かくしゃくとしてい

    0
    2025年08月11日
  • 紙風船 新・秋山久蔵御用控(九)

    Posted by ブクログ

    4話のお話しです。
    忠義者 で
    秋山久蔵の息子 大助が 学問所で聞いた話しを言いに来る。
    父上 淡路坂に 夜な夜な白狐が現れるそうです。

    あら そんなことを言えるくらい大きくなったのねえ!

    柳橋の親分 幸吉に 大助は 団子をご馳走になりながら 白狐の噂を話す。

    久蔵は
    俺が聞くと 大助は大袈裟にいうかもしれない。
    柳橋には いい加減なことは言わねえだろうと思って!
    と言う。

    他人だけじゃなく 自分の息子の心うちもわかってるところが いい!

    心もちがまっすぐな人 亭主を助けたい 健気な女房 そういう人がみな助かって
    悪いやつが 捕まっちゃう
    現実には難しいけど
    気持ちがよくなる話しです

    0
    2025年08月11日
  • 偽久蔵 新・秋山久蔵御用控(八)

    Posted by ブクログ

    新潟市の萬松堂という本屋さん
    今年 一冊も売れていない本 というコーナーに置いてありました。

    前に読んだかな?
    と思いながら読むと
    久蔵には 子供がふたりできたのね!
    柳橋の親分は女将さんと隠居したのね!
    とか思います。

    このシリーズも 簡潔な文章 無駄のない展開です。
    物語の始まりが
    雨はいきなり降り出した。
    から始まります。
    粋だねえ!
    このシリーズ読んでると
    もう この町に自分も住んでるようです。

    頭がぐちゃぐちゃの時 読むと スッキリする時代劇です。

    0
    2025年08月09日

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