俵万智の作品一覧
「俵万智」の「生きる言葉(新潮新書)」「愛する源氏物語」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「俵万智」の「生きる言葉(新潮新書)」「愛する源氏物語」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
早稲田大学在学中より、歌人・佐佐木幸綱氏の影響を受けて短歌を始める。1986年、作品「八月の朝」で第32回角川短歌賞受賞。1987年、第一歌集『サラダ記念日』が280万部発行の大ベストセラーとなる。
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Posted by ブクログ
「いい短歌を作るためのヒントがほしい」と思って読んだ。
印象に残ったのは「言葉は目印」という言葉。人の心を表す言葉は言い尽くせない。言葉が小さいのではなく、人の心が大きいのだという。
短歌は、最初からぴったりの言葉を探すのではなく、とりあえず言葉を置いてみて、あれこれ組み合わせるうちに、あとから意味が生まれることもあるのかもしれない。関係なさそうな言葉が思いがけずつながるのも、短歌の面白さだと思った。
「短歌という小さな種は、受け取った人の心の中で培養されて、思いがけない花を咲かせることがあるし、そこまで含めて歌なのだ」という言葉も印象に残った。
また、『枕草子』の話で、「随筆は何を書いて、何を書かないかが肝」というのが興味深い。何でも書けばいいわけではない。残したいものを決め、それを徹底的に描くために、あえて書かないものもある。ありのままをすべて書くことだけが、随筆ではないのだと思う。
言葉を過信しすぎず、ときには立ち止まりながら、それでも何かを伝えるために言葉を紡いでいきたい。