星野博美の作品一覧
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小説・文芸
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匿名
変わらずの
おもしろさ
この方はやっぱり旅エッセイがおもしろい
その中に文化歴史への考え方が書き込まれて
いるのがただのエッセイとは異なり面白さ増々
文中にある金持ちの横のゴミ箱は
ウォシュレットの普及により拭いた後の紙も
キレイだから流さないのが個人的見解
Posted by ブクログ
別れ、再会、疎遠、遭遇、衝突、すれちがい、離散
‐返還前夜の香港‐あの時あの場所でしか起きえなかった交流の必然と偶然が描かれている。
生活を前に進めるには持っているものを切り捨てなければいけない、いくつものそういう描写に気持ちが辛くなった。
「多様性」の理解を一歩進めるきっかけにもなった。
多様性とは、肌の色、宗教、年収などではなく、バックグラウンド。いつ香港に来たか、どんな手段で香港に来たか、なぜまだ香港に居続けるのか、そういった全ての背景が一人ひとりを形作る。背負っているものを明かすことあるし、隠しておくこともある。これらの集合体が香港の多様性だと知った。
作中に何回か出てきた「尊厳」という言葉が気に入った。
(本物の資本主義国である)香港において尊厳を保つため、時に少し高い買い物をする。相手の尊厳を守るため、モノを直接手渡す。資本主義は尊厳を過敏に反応させる。尊厳を気にすることなく過ごせる国は「いい国」であり無防備だ。