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Posted by ブクログ
サリンジャー風のタイトル。2008年から09年に「週刊朝日」連載。戸越銀座近辺の今昔を語るエッセイだったが、単行本&文庫では大幅に書き改められ、ルポライターの地金が顔を覗かせている。
自由を求めて戸越銀座を去るが、20年後、訳あって舞い戻る。かつて暮らしたその場所で、意外にも自分の生き方や考え方が変わってゆく。
個人的には、共感できるエピソードがいくつも登場した。たとえば、かつてはよくあった私鉄(東急池上線)のストライキ。そうだったよね、線路をどこまでも歩けたもん、日常にはなかった空間がそこに広がっていた。スタンドバイミーみたいに。たとえば、初めて出席した女子高の同窓会(たぶん立教女学院)。ほとんどはハイソでセレブな奥様がた。話題は子どもの教育。自分は独身、着ていたのは普段着、しかも履いていたのは安全靴。……ああ、よくわかる。
こんな方だった?
と心配になる日常や考え方が綴られたりしてもいますが
総じて、この方の考え方や物の見方はおもしろい。
本書連載中に発刊された、2冊を次は拝読致します
もう読みたくないって思えないのが魅力。
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