銭湯の女神

銭湯の女神

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作品内容

いとしい香港から戻ってみれば、違和感のなかに生きる私がいた。『転がる香港に苔は生えない』で大宅賞、『コンニャク屋漂流記』で読売文学賞を受賞した星野博美。銭湯とファミレスから透視した「東京」をめぐる39の名エッセイが、電子版で登場!

「銭湯に通っている。酔狂ではなく、切実に。三十を過ぎてから銭湯通いをするという将来を十年前には想定していなかった――」(本文より)

2年間にわたり香港に滞在していた著者は、1997年の中国への返還を体験した後、東京に戻り、中央線沿線でひとり暮らしを始める。
切なくも騒々しく、温かい街から戻ってみれば、違和感のなかに生きる私がいた。自分の存在そのものが異物になってしまったようだった――。
銭湯とファミリーレストランを周遊する暮らしから芽生えた思いを、鋭い観察眼と端正な文体で描いた39の名エッセイ。

解説・中野翠

※電子書籍化にあたり、新章「地中に埋まっている部分」を収録。

カテゴリ
小説・文芸
ジャンル
エッセイ・紀行 / エッセイ
出版社
文藝春秋
掲載誌・レーベル
文春文庫
ページ数
288ページ
電子版発売日
2020年03月19日
コンテンツ形式
EPUB
サイズ(目安)
3MB

銭湯の女神 のユーザーレビュー

    Posted by ブクログ 2012年05月22日

    この人の本が、もっと読みたいなぁ。写真家の視点・・・なんてわかった言い方をしたくないほどに、日常生活のあらゆるものを見る目がすごい。100円ショップの商品から世界経済を見、ゴミの中から働く人たちへと目を向ける。ちっとも偉そうじゃないのにすごい展開力、深い深いまなざし。この人と一緒に歩くとこんなふうに...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年12月09日

    〇あなたの生活の快適さを保証するために、あなたが眠っている間に働いている人たちが社会にはたくさんいるのだ。

    ☆だから、人のことをとやかく言うもんじゃないなあと思う。そうなると、どうも無口になってしまう。なんも言わないのが一番いいような気がして。

    〇100円の健康青竹を踏むことは、幼い頃の自分自身...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年11月09日

    うん、そう、そういうこと、言いたかった!考えてた!ってことを言葉にしてくれて、ああ、これには気づかなかった!ってことに目を開いてくれる。ちゃんと感じたことを考えて、伝えてくれて、それでいて面白いエッセイです。

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    Posted by ブクログ 2011年09月03日

    中国モノしか読んだことがなかったので、彼女の日常への視点が知れてよかった。共感できるところと、うーん、と思うところがある。社会の軽薄な風潮を批判しても切り捨てないところ、完全に対象を客体化するのではなく、自分もふくめた共通の問題として捉える姿勢が好ましい。

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    良いけど、香港の方が好きかな。江戸の香りが濃くてくらくらします! しかし、エッセイの上手い人は羨ましいわ。

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    Posted by ブクログ 2020年02月15日

    もう20年くらい前のエッセイなんだけど、ここで書いてある世のなか……というか現代日本への違和感とかとても共感できる。常識ばかりがはびこって良識が通じなくなっている。そういう世のなかで生きていくのってつらい。

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    Posted by ブクログ 2015年07月28日

    これは良いエッセイでしたねぇ…香港の熱気が文面から漂って来るやうです…。

    初めて読んだ作家さんですけれども、これは他のも読んでみたくなりましたね!! それくらいこの本にはエネルギーがあるというか…香港という場所にはこれまで全く興味・関心はありませんでしたけれども、本書を読んでこう…行ってみたくなり...続きを読む

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2013年06月15日

    香港から帰ってきた著者が住んだのは風呂なしアパート。居場所がファミレスと銭湯しか心安らぐ場所がないような状況で書かれたエッセイは鋭くもあり、時に自虐的であり面白い。

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