上田早夕里の作品一覧
「上田早夕里」の「炎陽を撃て」「成層圏の墓標」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「上田早夕里」の「炎陽を撃て」「成層圏の墓標」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
神戸海星女子学院大学卒。2003年『火星ダーク・バラード』でデビュー。同作は第4回小松左京賞を受賞している。『華竜の宮』で第10回センス・オブ・ジェンダー賞大賞、第32回日本SF大賞を受賞。『オーシャンクロニクル・シリーズ』、『深紅の碑文』などの作品を手がける。
小説・文芸
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Posted by ブクログ
面白かった。
核研究の重要な秘密を持った科学者ウェズリーが隠れるチベットに、終戦を迎え帰国出来るはずの道雄は坂木により強引に捜索に駆り出された。
中国成都から標高4000メートルを超える剣山を超える難関の描写が生々しく、加えて国民党軍、共産党軍、アメリカ軍が三つ巴のようにウェズリーを奪還しようとする場面には緊張感があり肉体的な痛さを感じる。
戦後も謂れなき命令で戦争を継続強いられる側と、富を収奪しアメリカ軍や政治家と優雅に暮らす谷野の対比が、理不尽であるだけに坂木や道雄に気持ちが寄っていく。
核を持つ危険性など場面は戦後2年目でありながら、現代の立場からも納得できる作者の想いが伝わる熱い言葉に
Posted by ブクログ
京都に近い播磨國に、安倍晴明と戦った蘆屋道満の子孫であるという2人の兄弟がいた。2人は地方で庶民のために働く、法師陰陽師である。(中央で政としての陰陽師とは異なる)兄の律秀は医学に長けており、弟の呂秀は薬草園の世話をし、兄を手伝いながら暮らしている。律秀は優秀な医師であったが、妖を見ることができるのは、なぜか弟の呂秀のみ。
呂秀は、蘆屋道満の式神であった赤鬼を得て、「あきつ鬼」と名付けた。
呂秀は妖の力を借りながら、兄律秀と共に人々を助けていく。
式神を暴れさせて事件を解決させる痛快な妖怪退治の話かと思ったら、そんな荒唐無稽なだけの、薄っぺらい話ではなかった。
ある時は山神の頼みを聞き、荒ぶる