春日太一の作品一覧
「春日太一」の「エロスの記憶 文藝春秋「オール讀物」官能的コレクション2014」「エドノミクス 歴史と時代劇で今を知る」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「春日太一」の「エロスの記憶 文藝春秋「オール讀物」官能的コレクション2014」「エドノミクス 歴史と時代劇で今を知る」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
ここまで語らせるなんて…。
2024年10月読了。
毎回、読むのが楽しい春日先生の『徹底密着インタビュー』だ。仲代達矢さんは未だに現役なのが本当に素晴らしいし、嬉しかった。
そして彼の口から語られる往年の名監督,名役者,そして陽の当たることのない沢山の裏方の人達の物語は、本当に読んでいて止まらない楽しさだった。
この前に『天才・勝新太郎』を読んでいたので、彼との関係性や裏話も楽しく読ませてくれ、個人的に《憧れの》黒澤明と三船敏郎との話も聞けて、大満足。それにしても仲代さんのお元気さには脱帽。まだ『三屋清左衛門』が出来るんじゃないww?
日本映画の繁栄と衰退の歴史を知りたい人には必読の書。面白かった!!!
「99%の汗と1%の閃き」…。
2024年10月読了。
大好きな著者の本で有るのだが「刊行順に読みたい」と思っていても、いつの間にか自分の好きな本を手にとってしまい、この本を読むのがこんなに遅くなってしまった(他の本でも勝新について触れていたと云うのあるが)。
読後、心から泣いてしまった。こんなに偉大な役者が居たと云うこと、こんなに心の優しい、シャイで我儘な天才の存在が、どんどん人の記憶から忘れ去られていると云うことに。
本書内で書かれてはいなかったが、『影武者』の撮影時、黒澤がカットを掛けて「違うよ〜、勝っちゃん」と言うと、彼は「俺は今『武田信玄公』なんだよ、勝っちゃんじゃない!」と言い返したと云うエピソードを、昔聞
熱き『カツドウ屋』達の物語。
2024年10月読了。
春日さんの著作は折に触れて読んでいるのだが、順番がめちゃくちゃなのか、どうもしっくり来ないので、既読感は有ったが本書を購入。
ところどころ「あれ、この話聞いたことあるな…。」と思いつつも、映画に命を懸けた人たちの物語は読んでいて飽きることが無い。
又、著者の春日さんが余り「大御所に阿ったり」「映画会社に気を遣い過ぎたり」せず、ズカズカと書いてくれるので、大物の情けないところや、一流と言われる役者の失敗談なども読めて、本当に飽きることを知らない楽しい読書時間を過ごせた気がする。
それに、文中に出て来る映画も「そこまで言われると観たくなっちゃうな…」と、古い映画であっ