大河ドラマの黄金時代

大河ドラマの黄金時代

1,045円 (税込)

5pt

4.6

『花の生涯』『黄金の日日』『独眼竜政宗』……その舞台裏にも、熱いドラマがあった!

大河ドラマ第1作『花の生涯』から『太平記』まで。草創期からドラマづくりに携わってきたプロデューサー、ディレクターらドラマ部OBたちの貴重な証言の数々を織り込んだ、迫真のドキュメント。1963年から91年までの28年間、制作現場では、泥臭くも熱い物語の集積があった。現場での意気込み、思わぬ障害、撮影上の工夫、スターたちの知られざるエピソード……大河とあわせて金曜時代劇などNHK大型時代劇も取り上げ、両者の熱気があいまって「黄金時代」が作られたことを明らかにする。テレビというメディアにまだ若々しい息吹が感じられた時代の「青春」の記録でもある。類書にはない迫力、緻密な描写、胸を締めつけられる懐かしさ……大河ファン待望の1冊。


〈目次〉
1:大河ドラマの誕生『花の生涯』『赤穂浪士』
2:試行錯誤??『太閤記』~『竜馬がゆく』
3:制作体制の確立??『天と地と』『樅ノ木は残った』~『国盗り物語』
4:金曜時代劇の冒険??『文五捕物絵図』『鞍馬天狗』~『壬生の恋歌』
5:新しい歴史ドラマ??『勝海舟』『元禄太平記』『黄金の日日』~『徳川家康』
6:ふたつの三部作??『山河燃ゆ』~『真田太平記』
7:復活と飛躍??『独眼竜政宗』~『太平記』

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大河ドラマの黄金時代 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2021年05月04日

    大河ドラマの裏側、作り手側も大河ドラマのようだった。
    春日太一さんとNHK出版という座組みだからこそここまでの本ができたのだと思う。

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    Posted by ブクログ 2021年02月11日

    大河ドラマの誕生から筆者言うところの黄金時代の作品について製作者たちの証言をベースに振り返る一冊。
    中で中村プロデューサーが指摘していた「大河ドラマは年鑑」には納得。紹介されている作品に自分の過去のイベントがしっかり結びついている。見ていない作品も、仕事や個人的なイベントで忙しくて見られなかったのを...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年04月10日

    今は当たり前のようにある大河ドラマにはこんなドラマがあったんですね。
    ちょうど少し前にNHKで、初めての大河ドラマのドラマをやっていたので、それを観た後はなおさら分かりやすいです。
    これは『太平記』までの話だったので、その続きが知りたいなー。私、初めての大河が『太平記』なんです。

    0

    Posted by ブクログ 2021年04月04日

    昨年、「大学で学ぶ 東北の歴史」という本を読んで、鎌倉後期から室町の始まりについてまったくわかっていないことに気づき、興味持ってきたあたりで、たまたまNHKBSで日曜朝「太平記」の再放送に出くわしました。まさに早起き高齢者向けのプログラムだと思いますが、いよいよ自分もその領域に入ってきた感じで途中か...続きを読む

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2021年04月29日

    「大河ドラマ=権威的、守旧的」というイメージは、まったくの誤解であることを解き明かす書。大河ドラマは、思い切った新しい試みと、それに伴う産みの苦しみで形成されていたのだ(少なくとも、本書で取り上げられている時期では)!

    新書で400頁超えはすごいボリュームだが、内容はまったく難しくない。

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