【感想・ネタバレ】大河ドラマの黄金時代のレビュー

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Posted by ブクログ

大河ドラマの裏側、作り手側も大河ドラマのようだった。
春日太一さんとNHK出版という座組みだからこそここまでの本ができたのだと思う。

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2021年05月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「大河ドラマ=権威的、守旧的」というイメージは、まったくの誤解であることを解き明かす書。大河ドラマは、思い切った新しい試みと、それに伴う産みの苦しみで形成されていたのだ(少なくとも、本書で取り上げられている時期では)!

新書で400頁超えはすごいボリュームだが、内容はまったく難しくない。

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2021年04月29日

Posted by ブクログ

大河ドラマの誕生から筆者言うところの黄金時代の作品について製作者たちの証言をベースに振り返る一冊。
中で中村プロデューサーが指摘していた「大河ドラマは年鑑」には納得。紹介されている作品に自分の過去のイベントがしっかり結びついている。見ていない作品も、仕事や個人的なイベントで忙しくて見られなかったのを思い出す。
大河ドラマの他にも大好きだった「天下御免」が取り上げられているのも嬉しかった。もう一度見たいなあ。

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2021年02月11日

Posted by ブクログ

今は当たり前のようにある大河ドラマにはこんなドラマがあったんですね。
ちょうど少し前にNHKで、初めての大河ドラマのドラマをやっていたので、それを観た後はなおさら分かりやすいです。
これは『太平記』までの話だったので、その続きが知りたいなー。私、初めての大河が『太平記』なんです。

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2023年04月10日

Posted by ブクログ

昨年、「大学で学ぶ 東北の歴史」という本を読んで、鎌倉後期から室町の始まりについてまったくわかっていないことに気づき、興味持ってきたあたりで、たまたまNHKBSで日曜朝「太平記」の再放送に出くわしました。まさに早起き高齢者向けのプログラムだと思いますが、いよいよ自分もその領域に入ってきた感じで途中から毎回録画でした。苦笑です。しかし、1991年の放送の時にはまったく大河ドラマを見る、という習慣は自分のライフスタイルからは消えていたので、ノスタルジー視聴ではないのです。(でもゴクミの北畠顕家のところは終わってて残念!)大河ドラマって、テーマの主役だけじゃなく時代の流れと時代の群像が、主人公だったりもするので、テーマとなる時代をイメージでつかむのにとても便利だと再認識しました。本書は、その「太平記」までを「大河ドラマ黄金時代」としてその第一作から出演者、作家ではない、NHK内部のプロデューサー、ディレクターの証言で綴るという着眼の優れた企画です。「時代劇」というコンテンツに制作サイドからライトを当てるというのは春日太一ならではで、それはテレビという新しいテクノロジーの上でいかにスペシャルな娯楽コンテンツを作れるのかという挑戦の歴史だったし、そもそもNHKという組織の目指してきたことの再発掘でもありました。なんで「太平記」までで、一回切っているかというのは翌年からNHKエンタープライズの制作になったら、というのも、なるほど…です。今や、朝ドラと大河は、やめるにやめれない目玉番組化していますが、その始めからたまたま生まれた一回こっきりコンテンツであり、さらには何度も終了の危機を乗り越えてきたことに驚きを感じます。この本のツボはブラウン管(あえて)の向こう側の物語だけではなく、こちら側、お茶の間側の物語を逆照射するところでもあります。ひとつひとつのタイトルを見ながら、いかに家族が日曜日の夜にテレビの前に集まらなくなっていく過程を思い出しました。大河の歴史って我が家の小河ドラマでもありました。

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2021年04月04日

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