伊藤亜紗の作品一覧
「伊藤亜紗」の「体の居場所をつくる」「体はゆく できるを科学する〈テクノロジー×身体〉」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「伊藤亜紗」の「体の居場所をつくる」「体はゆく できるを科学する〈テクノロジー×身体〉」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
「見えない」は欠如ではなく、もう一つの豊かな世界の形。
介護の現場に関わってきましたが、本書を読んで、
自分がどれほど「健常者の尺度」で相手を推し量っていたかに気づかされ、
ハッとしました。
「目が見えない」という状態を、光を失った不自由な状態と捉えるのではなく、
視覚以外の感覚を研ぎ澄ませた、全く別の「体の使い方の流儀」として描き出す著者の視点。
そこには、同情ではない、他者への真の敬意が流れています。
特に印象的なのは、見えない人が空間を「点」や「線」ではなく、
独自の感覚で立体的に捉えているというエピソードです。
私たちはつい「助けてあげなければ」という一方的な思いに駆られがち
Posted by ブクログ
この本は面白いです。
目の見えない人が、健常者と同じようなことができたり、目の見える人には感知できないような能力を発揮する姿を見ると、「すごい!」という言葉が出てしまいます。しかし、「すごい!」という驚嘆の背後には、見えない人を劣った存在と見なす蔑みの目線がある。「すごい」は単なる「すごい」ではなくて、実は「見えないのにすごい」ということなのです。
この本は「すごい!」ではなく「面白い!」、「へえ、そんなやり方もあるのか!」というヒラメキを得たような感触を提示してくれます。
私はこの本を見つけた時、見える人が使っているものを使わず、見える人が使っていないものを知ることで、体の潜在的な可能性