頭木弘樹の作品一覧
「頭木弘樹」の「絶望名言 文庫版」「痛いところから見えるもの」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「頭木弘樹」の「絶望名言 文庫版」「痛いところから見えるもの」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
少しわかる。残りはわからない。
そういう感覚が連続する、ごく短い文章を詰め込んだ巾着袋のような一冊。
わからない、ということについて、編訳者解説のなかで全面的に肯定されます。そして、作者も友人に出した手紙の中で以下のように残しているそうです。
“自分の城の中にある、自分でもまだ知らない広間。それを開く鍵のような働きが、多くの本にはある。”
“ぼくらはそもそも、自分を咬んだり刺したりする本だけを読むべきではないだろうか。
ぼくらが読んでいる本が、頭をガツンと一撃して、ぼくらを目覚めさせてくれないなら、いったい何のために、ぼくらは本を読むのか?
本とは、ぼくらの内の氷結した海を砕く斧でなけれ
Posted by ブクログ
痛みについてそんなに考えたことはなかったけれど、確かに場所によって痛みの質は違うし人に伝えるのは案外難しいし、状況や場所によっては伝えること自体恥ずかしかったり軽んじられたりする。
痛みに苦しみ抜いてきた人の重みのある話ばかりで「そんなふうに考えたことなかった」や「そんなふうに思ったり感じたりしてしまうものなのか」などの驚きや恐怖がたくさんありました。
けれど知りたくないということはなく、恐ろしいけども知らないよりは知っていたいと自分は思う方なので興味に引っ張られて読み進め、付箋だらけになってしまった。
「どんな体験をした人にも、それゆえに見える景色や立てる地平がある(p7)」本当に経験しな
Posted by ブクログ
落ち込んでいるときに「希望を捨てずがんばれ!」「前向きになれ!」と(言ってくれる人がいるのはありがたいけど)言われるとしんどい時もある。過度にポジティブにこだわるのは、それ自体結局ネガティブなことじゃないか……
この本は、「ネガティブな思いを持っても大丈夫だよ」「人間だから常に前向きにはいられないよね」と、寄り添ってくれる言葉やエピソードが紹介されています。解説がとってもおもしろい!人間あるあるを見ている気分になります。ときには、自分を鼓舞して前に進むことも大切ですが、まだその気力が湧いてこないあいだは、倒れたまま少しゆっくりしてもいいなと思わされる本です。