滝口悠生の作品一覧
「滝口悠生」の「愛と人生」「高架線」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
「滝口悠生」の「愛と人生」「高架線」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
子育てにおけるかけがえのない瞬間が幾重にも重なっていくような、素敵な本だった。自分の子どもとの思い出を追体験している部分もある、という自覚もあるが、毎日通った保育園への坂道、抱っこしたときの重さ、一緒に見た飛行機、そんな小さい子供と過ごした日々のディテールがまざまざと思い出された。
ただ一方で、子育てのキラキラした部分だけを切り取ったものというわけでもなく、小説家ならではの表現も随所に見られかなり読みごたえもあった。
神聖さすら感じる保育室での赤ちゃんの昼寝、パレスチナの少年に思いをはせながら見る空高く飛ぶ凧、半分になった紙に書かれたももちゃんの「も」。
描き下ろしとして書かれた「名前」のラス
Posted by ブクログ
葬儀に集まった親族達の所作や心模様
故人とのエピソードが語られていく物語
場面 視点 会話 可視化された想念が
いつのまにか切り替わっていく文体
脳内映像は俯瞰したりズームアップしたりと
忙しない
けれどそれが時間経過や人々の浮かんでは消えていく想いのリアルそのものだと思いました
故人への想いが強烈に伝わってくる
わけではないけれど
ふと湧き上がってくる思い出で生前の故人を偲ぶ
そこに現れる故人は死んでいない者たちと同じ強さで心のうちに現れていました
人々の想念が移ろっていく様を読みながら
今まで参列してきた葬儀で
死んだらどうなるのだろう
生まれ変わりってあるのかなぁ
などと頭をよぎっ
Posted by ブクログ
前半は2歳の娘ももちゃんの保育園での
送り迎えに奮闘するお父さんの悲喜交々
ままならない娘の感情に直面したお父さんの戸惑いに悲哀を感じつつ
娘との冷静なやりとりに
おおらかな愛情を感じました
後半は3歳になったももちゃんとお父さんの
日常風景
対話のシーンやふと感じてしまう不安が
とてもリアル
今でこそお父さんの保育園の送り迎えの姿は
良く見かけるけど
私の子育て時代は結構珍しかった
夫が送り迎えをすることが多かった我が家は一時期保育園のお友達にはお母さんのいない子として
認知されてたなぁ
実はこの物語
単なるお父さんの子育て奮闘記に留まらない
ももちゃんのお父さんは我が子を一人の人間と